世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

どうでもいい話

NHKを観ていると、環境広告と言うのでしょうか、「明日のエコでは間に合わない」というキャッチコピーとともに、芸能人の方々がひとことメッセージを述べるというCMが流れることがあります。

たとえば、「夜寝るとき電気を消します」とか、「水の無駄遣いをしない」とか、うろ覚えですけど、そういうちょっとしたエコを心がけていますというメッセージを芸能人の方々が述べられるわけですが。

そのCMを観るたびに、毎回心の中で、「そんなエコでは間に合わない」というフレーズが浮かぶ──という話。

いやね、「明日のエコでは間に合わない」という逼迫したキャッチコピーを掲げているわりに、やってることしょぼいなーという。
明日のエコで間に合わないものが、その程度のエコで大丈夫なの?と。

* * *

綾瀬はるかさんが主演する「おっぱいバレー」という映画がもうじき公開されます。
ぼく、この手の青春スポコンコメディ系ってけっこう好きなんですが、これはさすがに、観にいけない。
チケット売り場で、受付のおねーさんに「おっぱいバレー、大人一枚」って、恥ずかしくてとても言えない。

これってたぶん、ぼくだけじゃないはず。
思春期の男子とかも、まず無理でしょ。

ということは、この映画、チケットを買う段階で客が敬遠してしまい、結果、内容の良し悪しに関わらずヒットしないのが目に見えているのではなかろうか。
マーケティングの人とか、誰かそのへん考えなかったのかなぁ。

でも、おっぱいバレーのチケットを買えば、受付のおねーさんに「おっぱいバレー」と言わせることができる、というマニアックな楽しみはあるよね。
と期待して行ったら、受付のおにーさんに当たってしまうというオチが目に浮かびます。
オトコに「おっぱいバレー」って言われたくないよな。
[PR]
by kude104 | 2009-04-11 18:39

女と男、アメリカと日本

NHKスペシャル|シリーズ 女と男 最新科学が読み解く性」が面白い。
こういう番組を作るから、NHKは受信料払ってやっても良いと思えるよね。
民放はもう、なんだか番宣とテレビショッピングみたいになっちゃってるけど。

で、今回の「何が違う? なぜ違う?」を観ていて思ったのは、やっぱり、アメリカってすげーってこと。
たとえば、アメリカの小中学校で男女別授業を行う学校が増えているという話。
あいつらは、「最新の研究で男女に違いがあることが分かってきた → 男女は別々に教育したほうがいいケースもある → だったら、男女別授業を採り入れるとがいいのではないか」で実行しちゃうんだもん。
日本じゃぜったい、こうはいかないもんね。

他にも、男女の違いを学んでビジネスに活かそうという取り組みとか。
たとえば、相手が男性か女性かでプレゼンの仕方を変えるみたいな話。
相手が男性なら役職の高い人間が結論をずばっと提案するのが効果的で、相手が女性なら担当者が問題を共有しながら提案するのが効果的といった具合に。

アメリカって言うと、なんだか唯我独尊的に自分たちのルールを押しつけるイメージがあるけど、意外と彼らは“違い”を尊重する人種なんじゃないかという気がする。
国や文化の違いも、それらを尊重したほうがビジネスがうまくいくという合理性があれば、きっと彼らは尊重する戦略を採るんじゃないだろうか。
逆に、日本人のほうがそのへん頑なな気がするなぁ。

こうしたアメリカの性質というものを見ると、まだまだしばらく彼らが世界をリードする時代が続くだろうと思えてならない。
[PR]
by kude104 | 2009-01-12 23:24 | テレビ
最近、NHKの「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」という番組を観るようになりました。
人間、歳をとるにつれて、動物モノの面白さがじわじわ来ますよね。
やはり、大人になると、自然界の不思議さとか「生きる」ということについて、子どもとは違った視点で観るようになるからだろうね。

第127回で放送された「ジュウイチ」という鳥は、自分では子育てをせずに他の鳥の巣に卵を産みつけて育ててもらう鳥なのですが、ジュウイチの雛は卵からかえるとすぐに、育ての親のひな鳥たち(つまり、巣の本来のひな鳥たち)を巣から捨ててしまいます。
そうやって巣を独占し、餌を独り占めするんですね。
巣から捨てられたひな鳥たちは、当然死んでしまいます。

生まれてすぐ、まだ目も開いていない状態で、よちよちと他の雛たちを自分の背中に乗せては巣から捨てていくジュウイチの姿を観ていると、なんという業の深い生き物かと思わずにはいられません。
壮絶というか、恐ろしいというか、憐れというか。
それが生き残るための最善の戦略であるとしても、他人の子殺しが本能にインプットされた状態で生まれてくるというのは、自然界というところは容赦がない。

昨日放送の「ダチョウ」の回では、ダチョウのお母さんは夫に浮気をさせ、浮気相手に卵を産ませて、その卵を敵からの身代わり要員として利用することで自分の産んだ卵を守ろうとします。
また、ダチョウの子供たちも、実の母親よりも「強い母親」に付いていきます。
「強い母親」のほうが守ってもらえるという理由もあるでしょうが、それ以上に、「強い母親」のもとにはたくさんの子供が集まるので、数が多くなればなるほど、他の誰かが犠牲になってくれるので自分が敵に狙われる危険が低くなるという戦略です。

まぁ、見事なまでに、男女の愛とか親子の愛よりも「生存!」という価値観の世界です。

こうした動物の世界を見れば見るほど、「人間に生まれてよかったぁー!」と思います。
動物の世界というのは、生きること、子孫を残すことが唯一絶対の正義です。
他人の子供を殺そうと、そんなことはちっとも悪いことじゃない。
生き残ることが正義。

そうした動物の世界を観ながら、ふと思ったりするんですよね。
人間の世界もそうだよなぁ、と。
生きることが厳しくなればなるほど、自分が生き残るためにシビアにならざるを得なくなる。
人間が、いわゆる人間性を獲得したのは、豊かさあってのことなんじゃないだろうか──と、そんなことを考えながら動物番組を観るようになったのは、大人になったればこそだと思うのです。
[PR]
by kude104 | 2008-12-08 22:58 | テレビ
NHKスペシャル|デジタルネイティブ ~次代を変える若者たち~

昨日の再放送で観ました。
なかなかおもしろかったです。

まず自分との感覚の違いを一番強く感じたのは、彼らはインターネット上に平気で素顔をさらすのね、というところ。
ぼくがインターネットを始めた頃は、「ネット上に個人情報をさらすなんて危険極まりない」と教えられてきたようなところがあって、ぼく自身、そうした感覚が染みついているのだけど、彼らはそうじゃないらしい。
「デジタルネイティブ」の特徴として、「現実とネットを区別しない」そうだけど、まさにその感覚なのだろう。
「家から外出するのに、別に普通に素顔をさらしているでしょ? それと同じですよ」みたいな。

そしてもうひとつ、非常に行動的であるところにも驚かされた。
性格的に行動的であるということも、もちろんあるのだろうけど、インターネット上なら「ワンクリックで行動できる」点が、彼らの行動力を加速させているように思う。

日常の延長線上で、素顔の自分のまま、クリックひとつで世界中の見知らぬ誰かとコミュニケーションをとることができる人たち。
それは確かに、ぼくにはない驚嘆すべき特性だと感じました。

日本のインターネットだと、まだ匿名でのコミュニケーションが主流だけど、その辺はどうなるのかなぁ。
いずれ、やがて日本でも、「デジタルネイティブ」たちが実名で活動し始め、それが当たり前になっていくのだろうか。


ぼくも、「デジタルネイティブ」になるのはやはりちょっと無理としても、彼らの軽やかさは見習いたいものだと考え、とりあえず Twitter など初めてみました。 → これ
まだよく感じがつかめていませんけどね。
Twitter やっていらっしゃる方は、なにかコンタクトくれると嬉しいです。
[PR]
by kude104 | 2008-11-13 18:20 | テレビ
NHK朝ドラ 視聴率だんだん低迷 関心薄れ脚本力も低下?(産経新聞) - Yahoo!ニュース

NHKの言い分
『BS2、ハイビジョンなど週6枠で放送しているため、視聴者が分散している』

テレビドラマに詳しい映画評論家の樋口尚文さんのコメント
『女性の社会進出で、主婦を中心に家族で朝ドラを見る生活習慣がなくなった。毎朝見続けるのは難しいと最初から見ない人も増え、ワイドショーなどに流れている』

日本大学の中町綾子准教授(放送脚本論)のコメント
『「筆力のある脚本家がついた作品は数字も伸ばしている」と作品の質に原因があるとみる。例えば落語家へ挑戦するヒロインの奮闘を描いた「ちりとてちん」は視聴率こそ伸び悩んだが

で、これらのコメントを受けて、記事の要約
『原因として、多チャンネル化による視聴者の分散や生活習慣の変化だけでなく、脚本の質の低下を指摘する声もある』


まあ、見事に「脚本の質の低下を指摘する声もある」って言いたかっただけやろという記事。
本当にそう言ったのか、編集されたか知らないが、中町さんのコメントが自己矛盾しているのが笑える。

そもそも、視聴率調査自体が、今の時代、本当に有用なの?という気がしないでもない。
NHKの場合は、べつにビデオリサーチに頼らなくても、独自に「視聴者満足度」みたいな数字を調査すればいいんじゃないだろうかと思う。
たしか、受信料の徴収に際して、客ごとに固有の顧客番号かなにか割り振ってたよね。
それ使ってネットやケータイなどでアンケートとればいいんじゃないかな。
そうすれば、「視聴率落ちてますね」と言われても、「あ、うちの独自調査では好調ですから」って言えるじゃない。
[PR]
by kude104 | 2008-11-09 23:59 | テレビ

内定ブルー

J-CASTニュース : 大学生の「内定取り消し」始まった 理由は「経営が悪化したため」

ちょっと前のNHKクローズアップ現代で『内定ブルー』というものを特集していた。
『内定ブルー』とは、内定は決まったけれど、「もっといい会社があるのでは」と思い悩み、いつまでも就職活動を止められない若者たちの様子を表す言葉らしい。

その背景として、団塊世代の大量退職と少子化などにより、超売り手市場になっていたこと。
企業は優秀な人材を少しでも確保しようと、わりと簡単に内定を出すもんだから、学生にしてみれば苦労して苦労してようやくひとつ内定を取れたという話ではないらしい。
結構簡単に、あそこもここも内定貰えた、と。
で、内定が決まった後にも、いろいろな会社から「うち、どうですか?」とお声が掛かってくる、と。
じゃあ、あの企業の内定も貰えるかもしれないからちょっと行ってみよう、と思ってしまうらしい。
あるいは、こんなに簡単に内定を出すなんて、本当にちゃんと私を評価してくれているのだろうか、誰でもよかったんじゃないのか、と不安になるらしい。
企業のほうも、内定を出しても後から断ってくる学生が多いから、採用予定枠の何倍もの数の内定を出している・・・なんて話もあった。

ぼくはまぁ、いわゆる就職氷河期の世代だから、これを観ながら「ほへぇ~、時代が変われば変わるもんだなぁ」と驚かされていたわけだけれども。
さあ、それでいま、冒頭の状況ですよ。

この『内定ブルー』の放送日を調べてみると、10月16日だった。
たった半月やそこらで、この急転直下。
状況が変われば、変わるもんだなぁ。
[PR]
by kude104 | 2008-11-03 18:35 | 時事・社会

世界同時食糧危機

昨日のNHKスペシャルで特集していた「世界同時食糧危機」がなかなかに興味深かった。

まず、トウモロコシを代表とするアメリカの穀物というのは、ずっと長らく二束三文な時代が続いていた。
そこでアメリカは、そうした安い穀物を海外に積極的に輸出し始めた。
何しろ安いもんだから、これだったら自国で生産するよりアメリカから輸入したほうが経済的だということで、多くの国が積極的に輸入するようになった。
当然、その国の農業はどんどん衰退していく。
結果、世界の穀物供給の大部分をアメリカが占めるようになる。

同時に、アメリカは穀物の需要を増加させるための活動も積極的に行っていく。
トウモロコシを原料とするバイオエタノールの普及もそのひとつ。
また、中国などで、肉や乳製品を多く食べる食習慣の普及を積極的に推し進めている。
これは、穀物をそのまま人間が食べるより、家畜の飼料とさせることで、消費量が10倍以上に跳ね上がるため。

こうして、穀物供給のコントロール権を握り、需要を拡大させれば、儲かるのは当たり前だ。
「一番高く買ってくれるところに売りますよ」と。
「買えない国は残念ですねぇ。え、国民が餓死する? それは大変だ。ならばぜひ高い値段を付けて買ってください」みたいな流れになっている。

これまでの一般的なイメージでの、「貧しくて食べモノが買えません」という状況とはちと違う。
食料の供給量が不足し、値段が何倍にも跳ね上がって、まっとうなお金では買えないという事態。
それが、全世界規模で発生しているらしい。

いわゆる、ダンピングみたいなものじゃなかろうかと思う。
初めは安い値段で大量に供給し、競合相手を駆逐して市場を占有したら、値段を吊り上げて回収にかかる、みたいな。

とはいえ、アメリカのやり方は、戦略として正しい。
新しい市場を開拓する。
新たな需要を作り出す。
そうした努力をきちんと行ってきたからこそ、今儲かっているのだから。
多くの国が「農業なんて儲かんねーよ」と鼻くそほじっている横で、アメリカは儲かる仕組みを一生懸命作った。
そこは偉いなと思う。

ただ、そうは言っても、生き死にに直結する食料の供給を他国に握られているのは、やはりリスキーには違いない。
なにか国策として対策を講じるべきだろうと思う。
石油危機を経て日本が石油戦略を見直したように、今回の食糧危機を教訓に、日本の食料政策を見直す必要はあるだろう。

とりあえず、ぼくは自炊派なんですが、食料品がじわじわ値上がりしているのはほんとどーにかしてほしい。
[PR]
by kude104 | 2008-10-18 22:56 | 時事・社会

NHK面白いよ

「若者のテレビ離れに危機感」NHK・福地茂雄会長 - ZAKZAK

ぼくはたぶん比較的テレビを見ているほうだと思う。
特にNHKの番組は、朝ドラとか「その時歴史が動いた」とか「クローズアップ現代」とか「熱中時間」とか「ケータイ大喜利」とか「サラリーマンNEO」とか、あとニュースとかドキュメンタリーとかとか・・・いっぱい見てる。

歳をとるにつれ、民法の“若者向け”の番組よりも、NHKのほうが面白く思うようになった。
クイズとかグルメとかオーラとか愛は地球を救うとか、そういうのが「つまらない」を通り越して「不快」に感じるようになったもので。
それだったら、毒にも薬にもならないNHKニュースのほうがましなんだよなぁ。
だから、NHKには、変に“若者向け”とか考えないで欲しい。

「若者のテレビ離れ」という場合の“若者”がどういった人々を指すのか分からないけど、なんとなく思うのは、テレビを見るための時間的余裕であったりシチュエーションであったりが、なくなってきているのではないかということ。
番組の質に原因があるのではなく、人々のライフスタイルが変化したんじゃないかなぁ。

今どきの若者が、家族団らんでテレビ見るとか、あまりイメージできないし。
5時に仕事終わって帰宅して、テレビ見ながら食事するとか、なさそうだし。
学校や職場で、昨日見たテレビの話題で盛り上がることも、なさそうだし。

昔は暇があって娯楽がなかったから、「本を読むかテレビを見るか」くらいしか、やること無かったんじゃないだろうか。
今は、帰宅して寝るまでの3時間をどう使うか・・・みたいな感じじゃない?
その少ない時間をネットとケータイとゲームとテレビで奪い合うとなれば、そりゃテレビは不利だよなぁ。
[PR]
by kude104 | 2008-05-09 22:55 | テレビ
痛いニュース(ノ∀`):第58回NHK紅白歌合戦の出場歌手が決定

実家では父親がチャンネル権を持つ我が家においては、毎年紅白を観るのが恒例です。
父親が別番組にチャンネル合わせたのは、今のところ曙vsボブサップ戦だけです。

毎年ひどいひどいと言われつつも、それでも観てみると何かしらの見どころはあるものですが、今年のこの顔ぶれは、正直ぼくが見ても面白くなさそう。
去年はもうちょっとましだったように思うけど――と、実際に去年の顔ぶれを確認してみたところ、ありゃりゃ? あんまり代り映えしないね。
なるほど、だから面白くなさげに感じるのだな。

実際にCDが売れた歌手を出せというのはもはや無理な話なので、「たいして売れてねーのに紅白出場」というのはしょうがないかと思います。
ただ、それと「顔ぶれに新鮮味がない」のとは違うよね。
ま、新鮮な顔ぶれを用意しろというのも、難しい注文ではあるのだけど。
なにしろ、今年の紅組の初出場なんて・・・。
せめてPerfumeあたりは欲しかったところですね。

たとえば、新人枠を紅白両組それぞれ3枠ずつくらい用意してですね、そこには必ず新人を充てるとか、それくらいの思い切りは必要でしょう。
でも、ただ新人が出ただけでは、新人ゆえに、多くの人にとって「誰、お前?」ということになっちゃう。
そこで、新人枠で出場したい歌手の皆さんを募り、出場権を懸けてガチで競い合っていただくのはどうか。
その模様をNHKは自身の番組で放送するわけ。
よくあるオーディション番組のように、2~3か月ほどかけて。
そうすりゃ、出場が決まった時には、その出場者は「誰、お前?」てな状況ではなくなっているでしょう。
ずっと番組を観てきた視聴者にとっては、「応援したい」という気持ちにさえなっているかも知れません。

紅白といえどもドラマ性が必要だと思うのだけど、番組の短い時間の中でドラマ性を作り出すのは少々無理がある。
ドラマは紅白の前にあって、紅白はそのクライマックス、あるいはフィナーレであるという位置づけが良いように思う。
NHKは、自分たちで(視聴率を気にせず)番組を作ることができるという強みを、もっと活かせばいいのにね。
「紅白出場を懸けた闘いのドラマ」なんてNHKにしか作れないし、けっこう面白そうだし、それが面白ければ紅白だって盛り上がって一石二鳥だし。

毎年こんなふうに紅白の改革アイデアを出している気がするけど、NHKの中の人、見てないかなー。
[PR]
by kude104 | 2007-12-04 23:25 | テレビ

邪馬台国西日本説

NHKの「歴史の選択 邪馬台国はどこか ~近畿説 VS 九州説~」を見ました。
近畿説を聞くと近畿で間違いないような気がするし、九州説を聞くと九州のほうが正しいような気になるし、いやあ面白いですねー。

この番組は双方向企画ということで、視聴者が番組を見ながら、自分は近畿説を支持するか九州説を支持するかを投票することができます。
せっかくケーブルテレビになって地デジ対応になっているので、ぼくも投票してみようと思ったのですが、リモコンの使い方がよく分からなくて苦労しました。
(途中、ブラウザが開いてケーブルテレビのおすすめ情報などを見る羽目になってしまった)
それでもようやく、どうにかこうにか投票画面にたどり着いたと思ったら、なんか「通信料金がかかりますがよろしいですか?」みたいなことを言われたんで、「そこまでして投票するかぼけー」と止めてしまいました。
こんな手間のかかるものを投票する物好きさんがいるのだろうかと疑問に思うのですが、実際にたくさんいらっしゃるのだからすごい。
たぶんほとんどがケータイ投票なんでしょうね、きっと。

で、まぁ、そんな視聴者の投票結果では九州説支持者のほうが多かったですが、うーん、どうだろうか。
いちおう今回のテレビで放送された内容だけを元に考えてみれば、ぼくには多少近畿説のほうが有力な気がします。

根拠は、鏡の出土状況と古墳の規模・分布状況です。
これをみると、九州よりも近畿により強大な勢力があったことは、まず間違いないと思えます。
その勢力が邪馬台国とは別の勢力であった可能性もありますが、気になるのは鏡。
鏡が中国製だとすると、鏡を大量に所有していた勢力は当然中国と交流があったと考えるのが自然ですよね。
それが邪馬台国とは別にあったとしたら、魏志倭人伝などにその存在を思わせる記述がないのはやっぱり変に思えます。
なので、近畿にあった勢力が邪馬台国なのではないかと。

対して、九州説で気になるのは、鉄剣の出土状況でしょうか。
九州から圧倒的に数多く出土しています。
鉄剣も中国から伝わったものだとすれば、それが数多く出土する九州も候補として切り捨てがたい。
剣は九州、鏡は近畿。
両方とも近畿あるいは九州で多く見つかっていますというなら邪馬台国はそちらで決まりだと思いますが、そうなっていないのが面白いなぁ。

でも、だったら、こう考えるとどうだろうか。
武器といい城柵を持った遺跡といい、どうやら九州のほうが軍事的な備えは強そうです。
軍事的な備えが強いのはなぜかと考えると、九州人が戦闘氏族だったからというのではなく、単純にそこが戦争地域だったからと考えるべきではないでしょうか。
対して近畿で鉄剣の出土が少なかったのは、近畿はすでに平定され、鉄剣を多く必要としなかったからではないか。
そう考えると、自然とこう考えられます。

すなわち、近畿の勢力が中国地方を経て北九州から勢力を南下させて南九州を勢力下におさめようとしていたのだと。
九州は、言わば近畿勢力の最前線だったのではないか。
すると当然、武器は最前線たる九州へ送られ、そこで出土することになりますよね。
一方、鏡の使い道はどうかといえば、こちらは当然、すでに平定し支配下となった有力者たちに褒美というか主従関係の証として配られるのが自然です。
ですから、近畿周辺で出土する。

ということはだ、邪馬台国は近畿にあったのか九州にあったのかというのではなく、そのときすでに近畿から九州に至るまでの一帯を支配していたのではないでしょうか。
勢力の中心は近畿にあったと思います(その意味では、まぁ近畿説といえます)。
でも、最前線基地は九州にあったでしょう。

とまぁ、言ってしまえば近畿説と九州説のいいとこ取りというか、「もう、いっしょにまとめちゃえ」てな感じですが、そう考えればすべて説明がつくんじゃないのかなぁ。
べつに、近畿か九州かというように「地方勢力」の枠で考える必要はないと思うのだけど、ぼくの知らない何かの理由があるのだろうか。

東にどれだけ勢力が伸びていたかは今日のテレビ番組では分からないので、とりあえず、ここにぼくは「邪馬台国西日本説」を唱えます。
[PR]
by kude104 | 2007-03-14 23:59 | テレビ