世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

Flashの未来に夢を見る

ASCII.jp:Flash for iPhoneの衝撃 これから何が起こる?

Flashプログラマの端くれとして、ぼくも思うことを書いてみよう。

FlashでiPhoneアプリが作れちゃうというのは、Flashプログラマとしてはかなり嬉しい。
これにより、「Flashなら、ブラウザ上、Windows/Mac/Linuxデスクトップ上、Windows Mobile/Android/Nokia/BlackBerry、そしてiPhoneまで、これだけの対応アプリが作れますよ」と嘯くことができるというのは、仕事の売り込みなんかで大いにものを言いそうだ。
実際にはそう簡単な話ではないだろうけど。

先日リリースしたプリントマジックなんかも、AIR(Flash)で作ったので、WindowsだけでなくMacやLinuxでも動く。
今度Mac用のパッケージソフトとして販売されることになったのですが、これなんかもAIRだからこその展開だと言える。
Windows専用アプリだったらこうした話は無かったわけだし、Windows用とMac用の両方を別々に開発しましょうというほどの気力体力もないわけだし。
AIRで作れば一度でWindows用とMac用の両方のアプリが作れるというのは、思っている以上にポテンシャルが大きいと思う。

同じようなことが、モバイルアプリでも起こり得るだろうと期待する。
Android用とiPhone用の両方を別々に開発するのはしんどいけど、Flashなら・・・みたいなことが。

ただ、Flash PlayerそのものがiPhoneに乗ることはないだろうなぁと、そこは悲観的に構えてます。
乗らない理由はいろいろあるのだろうけど、最後の最後は、アップルの「Adobeを利することはしたくない」という感情的なものなんじゃないかなぁ。

なので、状況によっては、HTML5のほうが有力な開発環境になるかもしれない。
たとえばGoogleなんかは、今後可能な限りHTML5でアプリを作成し、App Storeの審査を通さずに配信してくるだろうと思われるわけで。
かつてAjaxを流行らせたように、HTML5を流行らせてくるんじゃないかと。

そういう意味では、アップルが握るiPhoneのコンテンツ配信コントロール権の穴はHTML5で、それを押し広げるのはGoogleなんじゃないの?という気はする。

ただし、配信はどうあれ、コンテンツの販売マーケットをアップルが握っているうちは、アップルに恐れるものはなにもないだろう。
コンテンツの販売マーケットがApp Storeしかないなら、有料コンテンツについては、企業はApp Storeを通して配信せざるを得ないのだから。

AdobeがFlash Player上にコンテンツの販売マーケットを用意してくれるといったことは、たぶん期待できないだろうと思う。
よく分からないけど、なんとなく、コンテンツの販売マーケットを運営するのって、苦労ばかりが多くて割に合わない商売なんじゃないかという気がするので。
そんな火中のクリを拾うような気は、Adobeにはさらさらないに違いない。

あり得るとしたら、Androidのマーケットがどんな仕組みなのか分からないけれど、GoogleがAndroidを中心にオープンなコンテンツ販売マーケットを作るとか、Amazonがデジタルコンテンツの販売に乗り出すとか、PayPalあたりが普及してネット上の決済システムが整備されるとか。
そうしたときに、有用なコンテンツ保護機能を備えたFlash Playerがコンテンツの購入管理システムとして利用されるようになる、みたいな希望的観測。

ま、いずれにしても、今後Flashが盛り上がってくることは間違いないと思うので、その波に乗っていきたい。
また、それとは別に、iPhoneアプリも作りたいなー。
[PR]
by kude104 | 2009-10-18 15:52 | PC&ネット
ようやく正月気分が薄れてきた今日この頃、みなさんいかがお過ごしですか。
遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて。
新年一発目ということで、今年の展望的なものを書いておこうかと思います。

fladdict≫ ブログアーカイブ ≫ 2009のFlash雑感

これでも一応Flasherのはしくれとして、fladdictさんの予想を参考に、ぼくもFlashのこれからについて考えてみようと思います。
ぼくの場合は、予想というか与太話ですけど。

まず、一口にFlashと言っても広うござんすから、アニメーションを中心とするFlashと、アプリケーションを中心とするFlex/AIRに分けて考えてみたい。

Flex/AIRについては、ぼくは「今年来年あたりが勝負の年ではないか」と思っています。
というのも、巷ではネットブックなどの低価格PCが売れているようで、それに伴って、Linuxがけっこう存在感を増してくるのではないかと予想するからです。
また、ソフトウェアをPCにインストールして使うのではなく、Webサイトにアクセスしてブラウザ上でさまざまな作業が行えるサービスも、今後ますます主流になっていくでしょう。
そうなると、アプリケーションの開発をFlex/AIRでという動きも、当然多くなるでしょう。
Flex/AIRがこの波に上手く乗って存在感を示すことができれば、Flasherとしては面白くなってくるぞと考えています。

一方、Flashについては、fladdictさんの書かれていることと同感です。

いわゆるFlashアニメと呼ばれるものは、フロッグマンさんの成功例がひとつの到達点だろうと思います。
この先、なにかまた別の新しいムーブメントが現れてくる気は、ちょっとしないですね。
別の言い方をすれば、「Flashアニメ」というカテゴライズが役割を終え、単にアニメを何で作るかという選択肢のひとつとしてのFlashという位置づけになったと。
低コストでささっと短いアニメを作るのにFlashは向いていると思うので、Flashで作られるアニメはなくならないだろうけど、「Flashアニメ」というカテゴライズはなくなるでしょうね。

WebサイトのFlashコンテンツも同様で、Flashだからということでの価値はなくなるでしょう。
不況ということも併せて考えると、「とにかくFlashを使っとけばOKだろ」的なやり方は通用しなくなり、本当に効果的にFlashを使えるデザイナーだけが生き残れる時代になるのではないかと思います。
あと、バナー広告的なFlash広告は、もう完全に終わりだろうと思います。

ケータイを主とする非PC系については、さっぱりわかりません。
将来的には大いなるフロンティアになりそうですが、まだまだ当分は混とんとしたままでしょうから、とりあえず様子見ってことで。

Adobe AppStoreについては、ぼくも大変魅力的に思いますが、その実現はまず無理だろうなと思います。
PC上ではFlashがネット文化を色濃く持っている(要するに、お金を払ってFlashアプリを買おうというユーザが多くいるとは思えない)点が足かせになるし、非PC上ではAdobeがデバイスを握っていない点が致命的だし。
もし可能性があるとすれば、たとえば「Yahoo!ウィジェットに有料ウィジェットが登場」とか、そういう流れのほうがまだ期待できる気がしないでもない。

とまぁ、そんなこんなで。
まとめると、今年のぼくはFlex/AIRに精を出していきますということで、どうぞよろしく。
[PR]
by kude104 | 2009-01-07 23:59 | PC&ネット