世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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今日は憲法記念日ということで、昨日の「その時歴史が動いた」でもその特集だったし、憲法9条について考えてみよう。

昨今、憲法改正の動きが高まっているようだけど、ぼくは、憲法改正それ自体はあっていいと思っています。
一度作ったらもう二度と変更は利きませんというのでは、さすがにちょっと柔軟性に欠ける。
システムというのは、間違うことを前提として、あとから修正が利くように設計するのが正しいと思うのです。
その時は正しくても、時代の変化とともに合わなくなることだってざらにあるわけだし。
だから、何が何でも憲法を改正しないという考え方には、与しないです。

その上で考えるのは、現状、憲法改正=9条改正ということで語られているので、「憲法改正はいいとして、9条を改正する必要はあるのか」というところです。
これについて、ぼくは、改正する必要はないのではと思っています。

自衛のための戦力というのは、とうぜん持ってしかるべきだと思う。
また、国際貢献として自衛隊の海外派遣も行うべきでしょう。
それらを、現在の9条の枠内で上手く位置づけられればいいわけですよね。

1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
「国際紛争を解決する手段としては」という一文があるので、まず国際貢献については、なんら問題ないと考えます。
たとえばイラクの復興支援などは、国際紛争を解決するための活動じゃないですからね。
紛争地帯に自衛隊を送りこんで、その武力でもって戦闘行為を停止させるとか、そういった活動は抵触すると考えていいと思いますが、復興支援はセーフでしょう。

自衛のための戦闘については正直ちょっと厳しいけど、これも「国際紛争を解決する手段としては」というところでなんとか成り立たないものかと思います。
何か利権の対立なりトラブルなりが発生して、その解決のために「自衛する」というのは、行為としておかしいというかありえないというか。
自衛と称して攻めていくのはもちろんアウトですよ。
でも、攻めてくるのをただ防ぐだけの行為は、紛争解決のための行為ではないと言っていいんじゃないでしょうか。

第2項については、「前項の目的を達するため」をどう解釈するかですよねぇ。
素直に読めばすべての戦力を放棄すると見て取れますが、たとえば、「その他の戦力」という表現にはあらゆる戦力が含まれるので、竹やりですらアウトだという主張だって、しようと思えばできるんじゃないでしょうか。
さすがにそれは極端だという話で、じゃあ、どこを「戦力」として線引きするかです。
「自衛隊は軍隊じゃない」という主張でもって、とりあえず「陸海空軍」という主張をかわし、「その他の戦力」に自衛のための戦力は含まれないとする――のがベターかなぁと思いますが、多分に詭弁が入ってますね。

いっそ憲法改正しちゃって、自衛のための戦力は保持すると明確にしてもいいと思います。
でも、その場合はそれと同時に、他国を侵略しないということも明示して欲しいですね。
「国際紛争を解決する手段としては自衛のためにのみ用い、日本の領土領空領海を超えて行使しない」みたいな感じで。
そのほうが平和の意志が明確になって、むしろいいかも知れませんね。
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by kude104 | 2007-05-03 23:44