世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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ビジネスと文化

最近の若者は日本の文化を殺そうとしているのではないか

ビジネスと文化の話は、分けて考えたほうが良いのではないかと思う。
文化にお金を払うということと、商品に対価を払うこととは違う。
個人的には、商品に文化的価値を訴えてお金を払ってもらうようになったら、ビジネスとしてお仕舞いだと思う。
そうなってしまった「文化」は、伝統芸能みたく、国からお金を貰ったり有志の保存会で保存に努めたりして存続させるしかないだろうな。

「音楽はタダでいい」というのは、ビジネスの枠組みで考えるなら、要するに「胡椒一粒に黄金一粒の価値はなくなった」ということだろうと思う。
昔は胡椒はなかなか手に入らない貴重品だったので高い値がついたけど、技術の発達により容易に手に入るようになって稀少性が失われてしまった、と。
あるいは、「塩の専売」のたとえのほうがいいかな。

要するに、技術的進歩により、音楽をCD等にパッケージングして販売するという商売が時代遅れになってしまったということだ。
音楽の、たとえばアルバム1枚3000円という値段設定は、インターネット以前のCDによる供給ということでの価格設定である。
決して、それが音楽そのものの価値というわけではない。
大航海時代に船で胡椒を運んでいた価格設定のまま、今の時代に据え置きでいられるはずがないのと同じことだ。

「違法コピー許すまじ」というのは、それはそれで正しいと思う。
いくら胡椒の価値が下がっているとはいえ、海賊行為で積み荷を奪ってよいわけではないからね。
が、その一方で、もはや「胡椒一粒、黄金一粒」の時代ではなくなったことも認めねばなるまい。

だから、もしまだ音楽をビジネスとして残したいならば、考えるべきはCDに代わる音楽の新たな商品化のアイデアだろう。
しかしながら、おそらくは、ビジネスとしての音楽は縮小せざるを得ないだろうなぁ。
でも、それで音楽文化が死ぬとは思わないけどね。
今までの音楽ビジネスが過剰だったのだと思う。

少なくとも、いつの時代も、消費者は文化的価値を鑑みてお金を払ってくれるわけではないと思う。
そんなものはあてにしちゃいけない。
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by kude104 | 2009-03-09 23:59

present from you

BUMP OF CHICKENの「present from you」を購入。
発売されているの知らなかったんで、知ってあわてて買っちゃった。
今月、緊縮財政なのにマッタク。

今回のアルバムはシングルのカップリング集ということで、シングルを買わない主義のぼくとしては嬉しい一枚です。
やはりカップリング集だけあって、どの曲もいわゆるA面曲ほど磨きあげられていない感じで、全体として素朴というか穏やかというか、そういった印象を受ける。

まず一曲目が「ラフ・メイカー」ってのがいいね。
再生していきなり前奏もなく「涙で濡れた部屋にー」と耳に飛び込んでくるところがいい。
歌詞が特徴的で、曲調もアップテンポでノリが良くて、印象的な一曲です。
曲としては知っていたけど、ようやく所有できて満足。
「どーした? おい、ま、さ、か!」のところが好き。

「Ever lasting lie」は、歌詞の世界のドラマ性が好きな一曲なんですが、(Acoustic Version)になって情感がぐっと強まった気がする。
「愛する人の命に値がついた」
「誰かの胸に腕に身を預けても 心はただ一人を待つ」
ってフレーズが好き。

「真っ赤な空を見ただろうか」も曲としては知っていたけど・・・ってことで、収録されて嬉しい。
ずっといい曲だなーって思ってたもんで。
ストレートな歌詞と、軽妙でテンポのいい曲調とが、聴いていて気持ちいい。
「言葉ばかり必死になって やっと幾つか覚えたのに
 ただ一度の微笑みが あんなに上手に喋るとは」
「理屈ばかりこねまわして すっかり冷めた胸の奥が
 ただ一度の微笑みで こんなに見事に燃えるとは」
サビのフレーズなんだけど、メロディラインと合わせてぐっと気分が盛り上がる。

そして最後の「プレゼント」って曲。
「THE LIVING DEAD」というアルバムに「Opening」と「Ending」という、アルバムの開幕と終幕を告げるような短い曲があるんだけど、これらをつなげて一曲に仕上げた曲。
(正確には、この曲を分割して「Opening」と「Ending」にしたらしいけど)
これがもうカッコ良くて。
「そう来るか!」みたいな。
聴きなれた「Opening」の曲が終わって、そのあと「世界に誰もいない気がした夜があってー」と新しいフレーズが始まったときのワクワク感というか感動といったらもう!
「ええと、うん
 きっと 今もまだ震えながら 笑おうとして泣いて
 音の無い声で助けを呼ぶ それは 正しい姿」
カッチョイイ~。

隠しトラックと隠しジャケットも、相変わらずバカっぽくて面白くて大好きだ。
アルバム聴いて、一番口ずさんでしまうのは、隠しトラックだったりするもんなー。


普段は慎んでいるけど、布教気分で「プレゼント」にだけYouTubeにリンク貼っちゃおう
すぐに消されちゃうかもしれないけど。
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by kude104 | 2008-07-06 18:23
我々が音楽に払うもの:Paying Money or Attention - P2Pとかその辺のお話@はてな

一時期――まだCCなんて言葉もなかったころ、ネット上のアマチュア音楽を漁るように聴いていたぼくだけど、今じゃすっかり遠のいてしまった。
その頃と今とでは状況もずいぶん違っているのだろうけど、ぼくがなぜネット上のアマチュア音楽から耳が遠のいてしまったかを書いてみようと思う。

ぼくの場合、音楽というものは基本「ながら聴き」をするものだ。
パソコンに向かって作業をしながら聴くというのが、機会として一番多い。
しかし、「ながら聴き」で自分のお気に入りの音楽を発掘するのは、かなり難しい。

ネット上のアマチュア音楽というものは、まぁ玉石混交で。
もちろん、石のほうが多い。
このへん、今はかなり改善されているのかもしれないけど、10曲聴いたら9曲は開始1分ほどで「はい、次」となっちゃう感じだった。
そんなふうに、「はい、次・・・はい、次」と曲切り替えてたんじゃ、ちっとも「ながら聴き」にならないわけで。

ネット上のアマチュア音楽は、「音楽を聴く」という時間をプロと奪い合っているわけだ。
たとえば、普通の人が音楽を聴く時間というのは一日にどのくらいあるのだろう。
もしそれが、ひと月にCDを1枚レンタルすれば事足りるくらいの時間だとしたら、ネット上のアマチュア音楽の「無料ですぐにダウンロードできる」という強みは、「月にCD1枚のレンタル」と比べて、それほど大きなアドバンテージになるとは思えない。

じゃあ、どうだったら、ぼくは再びネット上のアマチュア音楽を聴くようになるだろうかと考えてみる。
たとえば、ぼくがリピーターになっているブログのブログ主さんが「これオススメ」と紹介している。
オススメ曲は1曲だけよりも、10曲ぐらいあって、それを連続で再生できるとBGMとしてながら聴き出来ていい。
その10曲がどれもたしかにいい楽曲である。
くわえて、その10曲の中に同じアーティストの楽曲が2~3曲以上あれば、ぼくの中でそのアーティストに興味がわく。
そのアーティストのサイトに行くと、他にも楽曲がたくさんあって聴ける。
これも連続再生でながら聴きが出来るとよい。
そのどれもがいい曲だ。
それらの楽曲が収録されたアルバムCDがAmazonで1980円くらいで買えれば、買うかも知れない。
――みたいな感じかな。

つまり、ぼくにとってはシームレスなのが理想的。
Amazonで云々はまぁないとしても、こんな感じなら、ネット上のアマチュア音楽に再び戻ってみたくもあるけど。
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by kude104 | 2008-06-23 23:17 | PC&ネット
AKB48「ポスター44種類コンプでイベント招待」企画、「独禁法違反」のおそれで中止 - ITmedia News

「CD特典のポスター44種類をそろえるとイベントに招待」
→ 「ポスターはCD1枚につき1種類」
→ 「ポスターは選べない」
→ 「ポスターがもらえるのは、東京・秋葉原のAKB48劇場での販売分」

「搾り取る」以前に、これ、まともにコンプリートできる人がいるとはとても思えないんですけど。
できるとすれば、ファン同士でのトレードやヤフオクなどで・・・ということだろうけど、普通に考えれば、ヤフオクなどで売買されたんじゃ、要するに他人が利益をせしめるわけで、販売元としては面白くないと思うんだよね。
「販売元が自らこっそりヤフオクに流す」というシナリオも考えられるけど、わざわざそんな手の込んだことをするかなぁ。

なにか、ファンだけが知るシステムがあったんじゃないかと思うんだけど、どうなんだろう。
たとえばパチンコの景品交換所のように、AKB48劇場の隣にAKB48グッズの売買専門店があるとか。

***

時代のトレンドとしてはどうやら、薄利多売から、少数でも富裕層に高く売るという高利少売になっているようで、その意味で、こうしたふうに熱狂的なファンから「搾り取る」やり方は方向性として間違っていないと思う。
超高級料亭で何万円と使うのも、AKB48に何万円と使うのも、そう大差ないでしょ。

ただ、たぶんCD自体は同じだよね?
それを44枚も買わせるというのは単純に無駄だから、それはよろしくない。
CD1枚1,250円らしいので、44枚で55,000円か。
じゃ、イベントの招待券を6万円くらいで販売すればいいじゃん。

そうしないのは、CDを数多く買わせることに意味があるからだろう。
つまり、オリコンチャートなどに載せるため、だよね。
AKB48のようなアイドルであっても、オリコンチャートの順位が重要なのかと、ちょっと意外。
ニッチでコアなファン層をターゲットにしているように思えるので、オリコンチャートの順位を上げるために策を弄するより、秋葉原でイベント打ったほうがはるかに費用対効果高そうに思えるのになぁ。

「音楽鑑賞用としてのCD」という認識で売るつもりがないのなら、AKB48劇場の入場チケットをCDにすればいいのに。
そうすれば、少なくとも入場者数と同じ枚数のCDが売れることになるから、まぁ、それなりに効果あるんじゃないかな。
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by kude104 | 2008-02-29 21:37 | 時事・社会
愛・蔵太の少し調べて書く日記 - もう世の中の人間は、売れているものしか買わない

「選択肢多すぎて選べなくない → ランキングに頼る → 売れているものしか買わない」というお話だと解釈しました。
なるほどなぁ、たしかにそうだよなぁと納得。

インディーズ音楽みたいなものは、要するに、そのマイナーさゆえにそれを知っていることが優越感であり価値である、という側面があろうかと思うのです。
それには、インディーズの情報や音楽そのものが容易には手に入らないという困難さが大きく影響していたと思うのですが、現在これだけ情報があふれていて、それらに簡単にアクセスできるようになると、必然、その価値は下がるでしょう。
また、困難であるからこそ魅せられるというか、苦労して手に入れることに快感があり、苦労して手に入れた音楽はその苦労に見合う価値を持っているものと無意識に思ってしまう傾向は、きっとあるでしょう。
メジャー化したインディーズというものは、こうした魅力を失ってしまうに違いない。

次に、一般的な消費者が、いったいどれだけ自分の聴きたい音楽というものを探そうとするだろうかという点。
たとえばテレビやラジオから流れてくるメジャー楽曲。
たしかにそれは100%自分のお気に入りではないかも知れないけど、80%くらいのお気に入り度であれば十分じゃないでしょうか。
普通の人は、まだ聴かぬ120%の音楽を求めてさまよい歩くなんていう求道者のようなことはしない。
気に入った楽曲があれば、まぁCD買ってもいいかなと思うだろうけど、気に入った楽曲がなければないで別にかまわない。
どうせ音楽なんてBGM程度にしか聴かないんだもの。
だったら、ランキング上位の楽曲で十分事足りる。

そして、音楽もやはりコミュニケーションの道具のひとつなのだろうと思う。
自分一人聴いて楽しむ音楽もあるけど、やっぱり、誰かとその音楽について話をするのが楽しいんじゃないでしょうか。
この点で言えば、ランキング上位のヒット曲というのは強い。
自分も相手も知っている共通の話題になるからね。
対して、マイナーなインディーズ楽曲についての話題で盛り上がれる場面って、まぁレアでしょう。

コミュニケーションということで言えば、音楽に限らず、そういえばいつの頃からか、みんながイイと言うものがイイという風潮になったなぁという気がしますね。
つまり、誰も知らない掘り出し物を見つけてきて「こんなの見つけた」「すごーい」と言い合うよりも、いま人気のアイテムを手に入れて「すごーい」と言い合うよな。

などと、つらつらとここまで書いて思うのは、インディーズ系のCDを普通のCDショップで売るというビジネスはそもそも向いてないんですよ、たぶん。
インディーズは(インディーズに限りませんが)、コミュニティ中心に考えるべきだと思います。
コミュニティを作り育てることを中心に据えて活動すること。
コミュニティが育てば、ビジネス的にもなんとか回るような気がするけどな。

消費者としては、自分の好きなものはランキング度外視で好きなように、自分がさほど興味のないものはランキングを参考にするというのが、まぁ基本的な行動戦略となるでしょうか。
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by kude104 | 2007-09-10 17:05
On Off and Beyond: 著作権保護よりライブで稼ぐ、というビジネスモデル

Princeがイギリスで自身の新作CDを新聞の「オマケ」として無料で配ったという話。
その戦略の背景は、
「Princeはライブの稼ぎがメイン。印税収入はたいして重要ではない。CDは、ライブをプロモートするための広告ツールであり、別に違法コピーがどれほど出回ってもOK。むしろ、沢山出回って知名度が上がり、ライブに人が沢山来てもらったほうがよい。しかも、CDに頼らなければレコードレーベルに利益を搾り取られることもない」
とのこと。

すごいなぁ。
普通、なかなかここまで思い切れませんて。
でも、十数年後には、音楽業界はおそらくこっちのビジネスモデルにシフトするのではないかという気がします。
Princeはその先駆者として歴史に名前を刻むであろう。

物の値段というものは需要と供給で決まるわけで、じゃあ、原則無限に供給できるデジタルデータの値段が0円になるのは、当たり前のことなんですよね。
とはいえ、そのデジタルデータを作りだすのにはコストがかかるので、これはどうにかして回収しなければならない。
そこで考えられる戦略としては、大きく2通りしかないように思う。

ひとつは、デジタルデータの供給量をどうにかコントロールすることで、デジタルデータに値段を付ける方法。
もうひとつは、デジタルデータを無料で配布して、それ以外のところで儲ける方法。

前者に一番適しているのは、ネットゲームのアイテム課金じゃないでしょうか。
ネットゲーム内のデジタルデータであれば、供給量は技術的にコントロール可能です。
そして、ここが一番重要ですが、ネットゲームにおける有料アイテムというのは、有料であるが故に持っている人が少ない=希少価値があるということで、きちんと有料分の価値を持たせることができます。
アイテムを有料にすることが、ネットゲームの面白さに寄与するわけです。

対して、たとえば音楽データの供給量を著作権でコントロールしようとするのは、音楽の面白さに少しも寄与しない。
だから、まぁ、嫌われる。

一方後者の場合、代表的なのは広告モデルですけど。
でも、最近思うに、やっぱり物販であるとかイベントであるとか、リアルワールドで人と物が動いてお金が動くというモデルが一番強い。
つまり、“ライブ”であることが一番強いと思うのですね。
希少価値ということで言えば、ライブに優るものはないわけで。

なので、これからの時代は、デジタルデータはプロモーション素材として無料で配布し、収益はコンサートであったりグッズ販売であったり、そうした“ライブ”で上げるという仕組みを完成させたものが勝ち残るのではないかと思います。
デジタルデータそのものを販売する仕組みは、一部を除いて、たぶん時代遅れになるような気がします。
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by kude104 | 2007-08-08 23:59
ITmedia News:「ダラダラ長いからCD売れない」――丸山茂雄“47秒・着うた専用曲”の必要性を語る

外野の門外漢の意見としては、CDが売れなくなったのは曲が長いからじゃないと思うなぁ。
音楽の再生機がCDプレイヤーからケータイプレイヤーになったから、というのがやはり最大の原因ではないかと思う。
分からないですけど、丸山さんが高く評価しているという60~70年代の音楽も、CD売れてないんじゃないでしょうかね。

ぼくは着うたをまったく利用したことがないので実態を想像するしかないのですが、着うたを「音楽鑑賞」として聴いているユーザっているのだろうか。
逆に言えば、たとえばiPodでもサビだけの楽曲でいいやというユーザは多いのだろうか。
着うたはあくまでも着信メロディの延長線上の用途であり、着うたが売れているからといって、着うたのような唄が求められているわけではないように思う。
サビだけ延々聴いたら、頭おかしくなりそうじゃないですか。

着うたが売れているのは、買いやすいことがひとつで、もうひとつはレコード会社が着うた配信に積極的だからでしょう。
オンライン配信が着うたほど売れないのは、この2点によるところが大きいと思います。
楽曲の長い短いで差が付いているのではなくて。
たとえばCDだって、アルバム1枚500円くらいでコンビニで買えたりすれば、けっこう売れるんじゃないでしょうかね。

いずれにしても、「流行のJ-POPやラップの着うたのように、キャッチーなサビだけを都合良く切り取って配信する」ところが着うたの魅力だろうと思うので、さすがに「47」は厳しかろうと思います。
ミュージシャンにしても、着うたが売れているからと言って、「お前の曲は長すぎるから売れないんだ。47秒で作れば売れるぞ」と言われて、なかなかその気にはなれないでしょう。
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by kude104 | 2007-04-06 23:21
昨日の続きで、YouTubeとワーナーとの提携についての話ですが。

YouTubeのユニークなところって、動画再生用の「窓」をユーザが自分のブログなりWebページなりに自由に貼り付けちゃえるところですよね。

で、YouTubeとワーナーとの提携の話を読んで思いついたのは、“音楽番組ブログ”みたいなものができるなぁということです。
「今日のお薦めの一曲はこれ」みたいな感じで、ブロガーがDJになって、お気に入りの曲や注目曲を紹介するブログというものが、簡単に作れてしまう。
しかも、合法的に。
選曲のセンスが良ければわりと人気の出そうなコンテンツだと思うのですが、もしこの音楽番組ブログが有名になったら・・・?と想像してみます。

ブロガーとしては、大量のアクセスを無駄にする手は有りませんから、当然、グーグルアドセンスなりバナー広告なりを設置しますよね。
そして、もしこの音楽番組ブログがユーザニーズをかなり満たすものであるなら、多くのユーザはわざわざYouTubeにアクセスして楽曲を探さなくても、このブログで鑑賞すれば良いやと考えるようになるでしょう。

そうするとどうなるかというと、本来YouTubeにアクセスしてそこで広告をクリックするはずだったユーザが、その手前の音楽番組ブログで広告をクリックすることになります。
これでは、YouTubeとしては、インフラだけ提供して儲けは持っていかれるようなもので、ちっとも美味しくありません。
・・・まぁ、YouTube側の対策としては、動画の中に広告を埋め込んでしまえばいいだけですから、さほどクリティカルではないでしょうけど。

いずれにしても、ユーザ側としては、無料でブログを借りて、無料でYouTubeのインフラを使い、無料でワーナーのコンテンツを提供して広告代を稼げるという、夢のような道が開かれようとしているのではないでしょうか。

でも、考えてみれば、そういうブログはすでにもうありますね。
音楽番組ブログは知りませんが、普通に“YouTubeおもしろ作品紹介ブログ”みたいなやつが。
どうなんだろう、ああいうのって、それなりに広告収入が得られているものなんでしょうか。

まぁ、こういうのは、面白い動画を探す労力と広告収入とがペイするか否かというところが問題なので、ワーナーのミュージックビデオを紹介する音楽番組ブログというのは、そのへんのコストパフォーマンスが良さそうで、いんじゃないでしょうか。
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by kude104 | 2006-09-21 23:59 | PC&ネット

YouTubeとワーナーが提携

FIFTH EDITION: ワーナーのコンテンツ・プラットフォーム戦略?

やっぱり、こういうところでは、米国は一歩も二歩も先を行ってるなぁ。
こういう新進の気風には、ほんと敬意を表する。

ワーナーの数千におよぶミュージックビデオがYouTubeにアップされ、ユーザはそれらを合法的に利用できるようになるというお話。
利用の範疇には、YouTube上で鑑賞したり自分のブログに張りつけたりするのはもちろん、ユーザが自分で製作したオリジナルビデオの中でそのミュージックビデオを二次使用することも含まれる──かもしれません。

二次使用のほうは、リンク先の情報だけではまだ何とも言えないように思うのですが、一次使用できるだけでも十分すごいと言って良いんじゃないでしょうか。

もしこれが上手く行けば、当然他の企業も追従するでしょうから、YouTubeの著作権問題は一気に解決します。
逆に、失敗すれば、YouTubeは一転してピンチに立たされるでしょうけど。
いずれにしても興味深い動きであり、失敗するよりも成功したほうが面白い世の中になりそうなんで、ぼくもこの実験を応援したいと思います。

もしこれが成功すれば・・・ということでいろいろ考えてみましょう。

まずぱっと思い浮かぶのは、アーティスト(もしくは楽曲)の人気がかなり白日の元に晒されるのではないか・・・ということですね。
だって、ミュージックビデオのPVが、ほぼそのまま人気度を表すと考えられるでしょうから。

これまでは無名のアーティストたちが、有名でないためにメディアへの露出が少なくて、それゆえ有名になれなくてメディアへの露出が少なくなるという悪循環からなかなか抜け出せませんでしたが、なにしろ、ブログにミュージックビデオを直接張りつけられますからね。
その口コミパワーたるや、これまでの比ではないでしょう。

ただ、弊害ももちろんあって、より多くの口コミを集めるのは、けっきょくやっぱり話題性のあるミュージックビデオになるのではないかという懸念です。
楽曲の良し悪しよりも、アーティストの人気やビデオのネタ性がPVに直結するのではないかという気がします。

そしてもうひとつ。
これはYouTubeに対する不安材料としてですが、YouTubeの現在の優位性のかなり大きな部分を占めているのは、著作権的にやばいコンテンツがたくさん有るという点ではないかと思います。
もし仮に今回の実験が成功して、やばいコンテンツがすべて合法になる未来が来たとしたら?
おそらく他の動画共有サービスもYouTubeと同様の動きに出るでしょう。

そのとき、コンテンツを持つ企業は、べつにYouTubeに独占的にコンテンツを供給する必要はありません。
広告料を折半するというビジネスモデルや、動画共有サービスを商品のプロモーションに利用するという目的から考えて、コンテンツ企業としては、より多くの動画共有サービスにコンテンツを供給しようとするでしょう。
つまり、今現在YouTubeのキラーコンテンツとしてあるものが、どの動画サービスにもあるという状況になってしまい、YouTubeの優位性がなくなるのではないか。

最終的には、動画共有サービスのためのインフラ設備がお安くなれば、コンテンツ企業が自ら“ファンのための動画共有サービス”を運営するのが一番旨みがあるように思いますし。

なにげに、YouTubeはパンドラの箱を開いてしまったのではないかという気がしなくも無いですね。
とはいえ、いつまでもグレーゾーンでやってもいられませんから、YouTubeとしては、分かっていても進むしかないでしょうけど。

ま、我々ユーザにとっては、パンドラの箱だろうと何だろうと、開いて便利になればそれで良いので。
とはいえ、もし今回の実験が成功しても、日本にその波が来るまでには数年掛かるだろうなぁと思うと、なんか悔しいですね。
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by kude104 | 2006-09-20 23:59 | PC&ネット
Yahoo!ニュース - オリコン - YUKI、男性ファンが1年前より急増!?

YUKIの男性ファンが増えている理由は、非常に良くわかる。
だって、YUKIって妙にエロいんだもん。

「エロかわいい」なんて言葉がありますが、「エロかわいい」がエロさの中に可愛らしさがある様子を言うのであれば、YUKIの場合は「かわエロい」だと思う。
一見、エロさはまったく感じなくて「かわいい女の子」という雰囲気なのに、動くと途端にエロい。
PVとか、かなりエロい。
普段はエロからほど遠そうな女の子が、スイッチが入ると途端にエロくなる・・・みたいなギャップに男は弱いですよ。

でもって、一言で「かわいい」と言っても、アイドルなんかの可愛らしさとはまた違う。
だって、今年で34歳ですか?
けっこう、いい歳です。
その「見た目少女のようで、雰囲気は大人」みたいなギャップに、これまた男性は弱いです。
男性の中でも、10代と40代の人気が高いのは、このあたりが理由でしょう。
30代の女性の可愛らしさに一番メロメロっとくる年齢ですよね。

もちろん、楽曲そのものが魅力的であるというのも、重要な要因です。
キャッチーで耳馴染みがよくて、わりとミーハーっぽいというかCMタイアップとかに使われて消費音楽の立ち位置っぽいのに、歌詞がちょっと個性的だからか、どことなく通好みな雰囲気がありますよね。
いくらエロかろうが可愛かろうが、アイドルのCDを買うのは恥ずかしくて躊躇われるけど、YUKIだとわりとそのへん抵抗感なく買える気がします。

──と、その当のYUKIのニューアルバム「WAVE」を聴きながら思う次第です。

うん、ぼくも思わず買っちゃった。
久々の衝動買いです。
いやー、だってさ、初回限定版にはPV収録のDVDが付くって言うんだもん。

PVに釣られたといっても過言ではない。
でも、釣られて悔い無し。
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by kude104 | 2006-09-11 23:59