世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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今年もどうにか無事にドラえもん映画を観に行くことができました。
今年は「映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~」ということで、かの鉄人兵団のリメイクですね。

結論から言うと、意外にも!奇跡的にも!ほぼ完璧な出来栄えだった!
いやあ、正直まったく期待していなかっただけに、驚いた。
たとえば、オリジナルの旧作と今作とどっちを観たらいい?と訊かれたとして、場合によっては今作のほうをおすすめしてもいいくらいの仕上がりでしたよ。

鉄人兵団のリメイク妄想ネタは以前このブログに書いたのだけれど、その中で、オリジナルの問題点として挙げていたひとつが「ザンダクロスことジュドの頭脳を改造して仲間にしちゃうのはどうよ?」という点(鉄人兵団をリメイクするなら その2)。
リメイクするなら、ぜひ、リルルとしずかの交流に加えて、ジュドとのび太の交流を描くことで、ジュドが自らのび太たちの「友だち」になる展開を作って欲しいと書いたのですが、まさにそのように作られていた!

リメイク版では、リルルとしずかの交流をよりいっそう深く描くのかと思いきや、むしろジュドとのび太たちの交流のほうがメインになっていましたね。
その際に、ジュドとリルルの心が繋がっているという設定を加えたのが上手いなぁと思いました。
これによって、ジュドとリルルがのび太たちに心を許す展開を、それなりに上手く描写できていたように思います。

ジュドがへんなヒヨコみたいになったときは、「それはどうよ」と思わないでもなかったですが、まぁあれくらいの力技は許容範囲内ということでよしとしよう。
へんなツンデレ演出もね、まぁ、あれはあれでいいかなと思うのですよ。
戦闘シーンなんかもリメイクによって迫力が増しているし、なによりザンダクロスが活躍するシーンがかっこよく描けているのがいい!

唯一残念だったのは、スネ夫の玩具のロボット・ミクロスの活躍が大幅にカットされてしまった点でしょうか。
個人的な不満点というか残念要素はそのくらいです。

ということで、予想に反して実によく出来ていた今回のドラえもん映画。
おじさん、この歳で危うく感動して泣いちゃうところだったよ。
ラストはやっぱり、何度見てもぐっと来るねぇ。
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by kude104 | 2011-04-03 15:57 | 映画
前回の続き。

鉄人兵団にあえて「疵」と呼べるものがあるとするなら、それは「過去を作り変えることで危機を乗り切る」ラストであろうと思います。

その理由として、ひとつには、今回この手を使ったなら、次回あるいは前回、言ってしまえばすべての危機は、これと同様過去を作り変えることで乗り切ればいいじゃないかと観客に思われてしまってはいけないということ。
過去の作り変えというのは禁じ手に近いくらいの万能策なので、できることなら使わないのが無難です。

ふたつには、タイムパラドックスが発生してしまうこと。
もちろん、SFにおいてタイムパラドックスが発生すること自体は問題ではありません。
が、これはひとつ目の話にも通じますが、鉄人兵団の場合、タイムトラベルが危機を乗り切るためだけに伏線もなくラストでいきなり使用されます。
それゆえ、ご都合主義的な印象を与えてしまっているように思います。

みっつには、ジュドのところでも書きましたが、いくら敵でありロボットであるとはいえ、こちらの正義でもって一方的に消滅させてしまって良しとすることに、多少の居心地の悪さを覚えること。
ちょっと独裁的な感じがしますよね。
ま、多かれ少なかれ物語は独裁的にならざるを得ないのですが、それなら武力でもって屈服させるほうがまだ健全に思えます。
過去を作り変えて消滅させるというのは、屈服のさせ方としては、なんかちょっと圧倒的すぎるやろと。

そうした理由から、ラストを「過去の作り変え」以外で締めるアイデアをいくつか考えたのですが・・・悔しいかな、「過去の作り変え」以上のアイデアを思いつくことができませんでした。

それほどに、あのラストの展開は神すぎる!

しずかとリルルが過去に戻ってからのリルル消滅→天使になったの展開は、まさに神がかり的と言うほかありません。
鉄人兵団を名作たらしめている要素の8割は、このラストの展開にあるといってもいいんじゃなかろうか。
これを壊してしまっては、なんのためのリメイクだか分からなくなってしまいます。

あのラストを保つためには、どう考えても、リルルはやはり消滅しなければなるまい。
単に壊れるとかではダメでしょう。
あの、握手を交わした瞬間に跡形もなく消滅するところがたまらない。
消滅して、そして、天使に生まれ変わらなければならない。
消滅するだけでは悲劇が勝ちすぎるところを、最後に「天使になった」という希望を残すバランスが素晴らしい。
メカトピアの建国神話はもとより、思えば序盤にリルルが空を飛ぶことすら、リルルが天使になることへの伏線だし。

リルルを消滅させ、しかも「天使に生まれ変わったに違いない」という希望を残す展開を可能にするアイデアなんて、過去を作り変える以外にぼくには思いつきませんでした。
でも、せっかくのリメイクごっこの完結編をオリジナルのままで終わりとするのも面白くありませんから、せめてもの一工夫を加えてみよう。
以下、「見てるか、B級!?  ドラえもん のび太と鉄人兵団」を参考に、オリジナル版のラストを思い浮かべながらどうぞ。

しずかとリルルは過去に戻り博士にロボットを改造してくれと頼むのだけど、それは無理だと断られてしまいます。
「優しさ」や「思いやり」のような複雑な感情は、とてもプログラムできるものではないこと。
また、もし仮にできたとしても、それで本当に未来が変わるとは限らないこと。
未来は人々(この場合はロボットたち)の選択の積み重ねで作られるものだから、いくら過去の一点を作り変えたとしても、そんなものはこの先連綿と続く人々の選択の前では無意味に等しい。
ロボットたちが自らの意思で平和な未来を選択しなければ、それは訪れないのだと博士は言います。

ならば、わたしの記憶をアムとイムにコピーしてほしいとリルルは博士に頼みます。
わたしの記憶には地球で学んだ優しさが詰まっているから、それをメカトピアの未来に託したいと。
のび太やしずかたちと過ごした日々の思い出がみんなにもあれば、メカトピアはきっと平和な未来を選択してくれると信じているから。

そんなことをして、もし本当に未来が変わったなら、きみは消滅してしまうかもしれないぞ。
それでもいいのかと博士はリルルに尋ねます。
かまわない。
「だって、静香さん、私、本当の天国を作るのよ。
 そして私は、メカトピアの天使になるの」

博士はリルルの記憶をアムとイムにコピーします。
はたして本当にメカトピアは平和な未来を選択してくれるのか──!?

「リルル!!」
「静香さん、うまくいったみたいね。良かった……。
 今度生まれ変わったら……天使のようなロボットに──」
「リルル、あなたは今、天使になってるわ」
「うれしい……涙なんか流すロボットなんて、変よね?」
「二人は、ずっと友達よ」
「おともだち……」
「リルルー!!」

リルル消滅。
ロボット兵団も消滅。
このとき、ジュドにもひとこと別れのあいさつをさせてあげたいですね。
そして日常に帰って、のび太がリルル(の幻?)を見て、「そうさ、リルルは、天使さ」で、おしまい。


以上、6回に渡ってお送りしてきました「ドラえもん のび太と鉄人兵団」リメイクごっこ、これにて終了とさせていただきます。
長らくのお付き合い、まことにありがとうございました。
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by kude104 | 2009-04-08 23:59 | 映画
前回の続き。

ジュドが鏡面世界の出入り口を無理やり広げようとして大爆発するくだりをどうしようか悩みましたが、あまりよい代替案は浮かびませんでした。
とりあえず、しずかがリルルの看病をするシーンは必須なので、リルルは負傷しなければならない。
しかし、のび太たちがリルルに危害を加えるわけにはいかないから、負傷は事故によるものとするのが望ましい。
となると、やはり「出入り口を無理やり広げようとして大爆発」とするのが、流れ的に無難かな、と。

ただ、出入り口である湖は無理やり広げずとも十分広いので、一工夫しておこう。
湖への逃げ道を先回りで塞がれたのび太とドラえもんは、「おざしきつり堀」なり何か別の水面なりを出入り口に変えて脱出──としておけば、「そこをジュドが無理やり広げようとして」につながりますよね。
このときついでに「鏡面世界の出入り口は閉じられない」という設定についても説明しておくと良いでしょう(つまり、爆発で出入り口は閉じない)。

他、変更点としては、ジュドの頭脳を改造して仲間に加えるくだりが無くなるので、かわりに大爆発の後、ジュドはのび太たちに捕獲されることにしましょう。
のび太たちとしては、ジュドはまだ敵側ですので放置しておくわけにはいかず、かといって破壊するのも心情的にできないでしょう。
捕獲しておくのが一番です。
リルル同様、一部故障しており、それを修理するためという理由でもいいですね。
巨大ロボの状態では捕獲するのも大変ですから、球体(頭脳)だけを取り出して捕獲する形がよいかと思います。
スモールライトで小さくして・・・というのは、絵的に面白くないですし。

これで、しずかの看病を受けるリルルとそれを見ているジュド、という図式を作ることができ、リルルはもちろんジュドにも「人間の優しさ」を知る機会が得られます。
むしろ、看病されるリルルよりも、その様子をずっと見ているジュドのほうが、より詳しく知ることができるかもしれませんね。

このあとリルルが逃亡するとき、ジュドも一緒に連れて行きます。
リルルは司令官に計画中止を訴えて捉えられ、一方ジュドは「お前ははやく身体に戻れ」ということで、再び巨大ロボに戻ります。

そしていよいよ湖での最終決戦。
メカトピア軍を迎え撃つのび太たちですが、せっかく倒したロボットも仲間のロボットたちに回収され、修理されて再び現れるというふうにしましょう。
「もっと木っ端みじんにする道具ないの!?」
「無茶言うな、ぼくは子守ロボットだぞ!」
みたいなやりとりを入れておくことで、ドラえもんの道具が兵器ではないことを示しておくと良いのではないでしょうか。

そんなふうにアップアップしているところに、いよいよジュドが現れます。
「やっぱり敵として現れたか! でも、あんな巨大ロボに勝ち目ないよ・・・」と思ったら、なんとジュドがのび太たちの味方になって戦ってくれる!という展開は、べただけどアツいんじゃないかな。
ジュドには、これまでのうっ憤を晴らすがごとく、巨大ロボ状態で思いっきり暴れていただきましょう。

──と駆け足ですが、ようやくここまで漕ぎ着けて。
次回はいよいよラストです。
鉄人兵団最大のツッコミポイントである「過去の作り変え」について、乞うご期待。
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by kude104 | 2009-04-03 22:20 | 映画
前回の続き。
のび太、しずか、ドラえもん、リルル、ジュド(球体)でジュドの身体を組み立てるという展開で。

パーツの組み立てが完成するまでに、物語内時間でだいたい1週間くらいでしょうか。
その間、当然「今日はもう遅いから家に帰って、作業はまた明日」ということになります。
でも、リルルたちには帰宅するべき家がありません。

のび太「あれ、キミたちは家に帰らないの?」
リルル「ワタシの家は遠いから」
のび太「そうか、外国から来ているんだもんね(のび太はリルルを外国人だと思っている)」
しずか「じゃあ、ごはんやお風呂はどうするの?」
リルル「(鏡面世界の)そのへんの家を使うわ」
しずか「それじゃさびしいでしょ。そうだ、私のうちにいらっしゃいよ」

リルルとしても、人間社会を詳しく調査できるし、のび太たちが秘密を漏らさないか見張るためにも好都合です。
そこで、リルルはしずかの家に、ジュドはのび太の家にて、パーツ完成まで一緒に暮らします。

パーツを組み立てるだけじゃなく、一緒に生活もすることで、彼らの親密感はより一層深まることでしょう。
のび太たちと共に過ごす時間を長くとればとるほど、リルルの変化もより説得力を持つし、観客たちもリルルに深く感情移入し、ラストの別れがより一層ドラマチックになるというものです。

また、鉄人兵団と言えばリルルとしずかの交流の物語でもあるのだけれど、オリジナルでは親しくなる前に別れが来てしまい、一緒に過ごす時間はそれほど長くありません。
だからせめてリメイク版では、彼女たちが仲良く過ごすことのできる時間を作ってあげたいというファン心でもありますね。
リルルとしずかが一緒にお風呂に入るサービスショットも、ぜひ用意してあげたいものです(全国の男子に)。
尺に余裕があれば、しずかのパパとママがリルルに暖かく接するシーンを入れておくと、さらに効果的かと思います。

そうした時間も、組み立てが完成することで終わります。
完成して、とりあえずは巨大ロボとなったジュドのお披露目(空を飛んだりとか)をひととおり済ませた後、リルルとジュドはいよいよ基地の建設を開始します。
名目は、ジュドのための基地とかなんとか。

ジュドのビームで鏡面世界のビルを次々と破壊し基地の建設を始めるわけですが、のび太たちからしてみれば、いくら鏡面世界とはいえ、自分たちの町をドカドカ破壊されて平静ではいられないでしょう。
友だちがいきなり豹変するというか、「○○ってこんなやつだったんだ。思っていたのとは違うぞ」というときの居心地の悪い感じ、皆さんにも経験あるんじゃないでしょうか。

そんな感じで、のび太たちはリルルたちに近寄りがたいものを感じ、以後、鏡面世界から足が遠のいてしまいます。
しばらくして、「そういえば、リルルたちどうしているだろう」とふと気になったのび太が、久しぶりに鏡面世界を訪れてみると──オリジナルの、のび太がふたたび鏡面世界を訪れたら、ロボットがわらわらいて町がSFみたいになっていたというシーンに繋がります。

ちなみに、この展開だと、巨大ロボに「ザンダクロス」と名付ける機会がないのが残念です。
せっかくだから、この名前は使いたいんだけどなぁ。
強いて考えれば、巨大ロボとなったジュドに、のび太が勝手に「ザンダクロス」と名付けちゃうとかかなぁ。

続く。
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by kude104 | 2009-03-29 23:59 | 映画
前回の続き。
メカトピアの地球侵略が明らかになる前の部分を、のび太・ドラえもんたちとリルル・ジュドとの交流をメインに作り変えてみましょう。

まず、前回、鏡面世界の出入り口を閉じられない設定としたので、のび太の部屋から「おざしきつり堀」で鏡面世界に入るくだりは変えなければなりません。
「巨大なロボットのようだから、どうせなら、鏡面世界への出入り口は大きいほうがいい」とかなんとかいって、初めから最終防衛戦の舞台となる湖に出入り口を作ってしまいましょう。
でないと、あとから湖に出入り口を作る理由がありませんから。

次に、オリジナルではジュドの頭脳である球体が巨大ロボのパーツを呼び寄せる設定になっていますが、これを変更します。
頭脳とは別に、パーツを呼び寄せる「転送装置」を登場させよう。
のび太が拾うのは、この転送装置とします。
転送装置を鏡面世界に持ち込むことで、それ以降、パーツはダイレクトに鏡面世界に届きます。
こうしておけば、のちに鏡面世界に作った基地の転送装置でメカトピア軍が現れるという設定が理解しやすくなるでしょう。

で、いよいよ今回の本題です。
オリジナルでは、のび太とドラえもんの二人だけでロボットの組み立てを行いますが、これを変更します。
まず、組み立てを開始してすぐに、のび太はしずかにそのことを話して鏡面世界に誘います。
このとき、いきなりですが、その話をリルルに聴かれてしまうという展開に持っていきます。

──したがって、リルルの初登場はこの少し前。
のび太が北極から帰ったあたりか、初めて鏡面世界に入ったあとくらいになりますね。

話を聞いた時点でリルルとのび太たちを接触させていっしょに鏡面世界に行ってもいいし、ここでは一旦リルルはこっそりのび太たちの後をつけるにとどめて、後日接触する展開に持っていってもいい。
しずかが加わり、すぐにリルルが加わるとちょっと展開がバタバタしすぎる気もしますが、とはいえ、映画の時間尺を考えると、ここはテンポよく進めたいところでもあるし。
いずれにしても重要なのは、ロボットの組み立てが完成する前に、鏡面世界に、のび太、ドラえもん、しずか、リルル、ジュドを集めることです。

ジュド(の頭脳)は、オリジナルではママに物置にしまわれてしまいますが、普通にパーツと一緒に鏡面世界に持ち込むということで。
リルルが加わった時点で、球体がジュドの頭脳であることが明らかになり、ドラえもんの道具によって会話できるようになればよいかと思います。

この5人(2人と3体)で、ジュドの身体の組み立て作業を行います。
つまり、ジュドの身体を組み立てている間を、彼らが親しくなるための交流期間とするわけです。
やはり、仲良くなるには、一緒に協力してひとつの物を作るのが一番ですからね。

これにより、リメイク版のジュドは、前半が球体キャラクター、後半が巨大ロボキャラクターという、ちょっと面白いキャラになります。
球体のときにはいじられキャラのような立ち位置にしておくと、巨大ロボになった時にギャップが生まれて面白かろうと思います。

──といったところで、まだまだ続きます。
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by kude104 | 2009-03-28 21:08 | 映画
前回の続き。
鏡面世界の出入り口を壊してしまえば、戦わずにメカトピア軍を鏡面世界に閉じ込めることができてしまう点について。

たとえば、「現実世界の人間もしくは物質が鏡面世界にいる状態で、鏡面世界の出入り口を閉じることはできない」という設定を付け加えるというのはどうか。
あるいは、「鏡面世界の出入り口を閉じると、現実世界から鏡面世界に持ち込まれた人や物質はそのまま現実世界に戻る」でもいい。
いちおう未来の道具なんだし、使用者が誤って鏡面世界に閉じ込められてしまう事故が想定される以上、こうした安全装置が設けられていても不思議はない。

「出入り口を無理矢理広げようとして大爆発」のくだりに多少の変更が必要になりますが、それはどうとでもできるでしょう。
とりあえず、これで最後の地球防衛戦につながります。

ひとつ目の作り変えはこんな感じでいいとして、次、ふたつ目。
ふたつ目として個人的に気になるところは、メカトピア軍を迎え撃つにあたって、ザンダクロスことジュドの頭脳を改造して味方につけることろです。
いくらロボットとはいえ、脳みそ改造して味方につけちゃうのはどうだろうねぇ。
なにしろ、かたやリルルがロボットでありながら人間の心を獲得していくだけに、ロボットだから脳みそ改造してもOKと処理するには、ちと苦しい気がします。

加えて、鉄人兵団で、ロボットと人間の友好を唱えるのはリルルだけです。
人間側から見れば「リルル正しい」でOKなのですが、メカトピア側から見れば、たった一人(一体)の考えだけで最終的には歴史を書き換えられて消滅させられてしまうことになります。
たとえばここにもう一体、リルルの考えを支持するロボットがいるだけでも、ずいぶんと印象が違ってくるのではないか。
リルル一人だけがイレギュラー的にそう思ったのではなく、他のロボットたちも機会があればリルルと同じ考えに至ったはずだと思わせるには、もう一人誰か必要でしょう。
その役目をジュドに担ってもらうのはどうだろう。

つまり、ジュドもリルルと同様、のび太たちと接するうちに親しい感情が芽生え、最後は自らの意思でのび太たちに味方する、という展開です。
のび太たちのピンチにジュドが自らの意思で助けに現れるという展開は、きっとリメイク版の新たなドラマチックポイントになり得るでしょう。

ただ、自らの意思でのび太たちに味方することをジュドに決意させるためには、ジュドとのび太たちとの交流の機会を作らなければならない。
それには、ザンダクロスにジュドの頭脳を初めから、もしくはかなり早い段階で収めなければならず、この作り変えは少々難しいやもしれません。

もうひとつ。
リルルがロボットと人間の友好を考えるにあたって、ドラえもんの存在を上手く使えないものでしょうか。
同じロボットであるドラえもんとのび太たちとの関係に、人とロボットのあるべき姿を見る──と。
ドラえもんというお手本を置くことで、リルルの変化により説得力が生まれると思うし、鉄人兵団の中におけるドラえもんの立ち位置がより面白くなるのではないでしょうか。

といったあたりを考えると、物語の前半部分、メカトピアの地球侵略が明らかになる前の部分を、のび太・ドラえもんたちとリルル・ジュドとの交流をメインに作り変えてみたい。
これを大きくふたつ目の変更点としよう。

といったところで、またまた次回に続く。
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by kude104 | 2009-03-22 22:52 | 映画
さて、映画も観たことだし、先日コメント欄にてりゃりゃさんより「もしも鉄人兵団をリメイクするとしたら?」というお題を頂いたので、それについて考えてみよう。
今まさに考えながら書くので、無事に話がまとまるかは神のみぞ知るということで。

とりあえず、鉄人兵団ってどんな話だったっけ?という人もいらっしゃるでしょうし、ぼく自身記憶が薄れがちなところもあるので、「見てるか、B級!?  ドラえもん のび太と鉄人兵団」を参考資料に。
・・・ああ、これ読むだけで泣ける。
もうこのままで良くね?と思いつつ──。

まず最初に、鉄人兵団をリメイクするにあたり、作り変えるべきところはどこかという点を考えよう。
個人的に思い当たるひとつ目は、メカトピア軍を鏡面世界に誘い込むところですね。
いくらなんでも、湖に飛び込む時点で気付くだろう、と。
また、鏡面世界に入ってくるまでは大量のロボットたちが普通に宇宙空間を飛来してくるわけだから、人間たちが気付かないはずがないとも思うし。

そこで、メカトピア軍が無理なく鏡面世界にやってくる展開に作り替えてみよう。
そのためのアイデアとして、こんなのはどうだろうか。

メカトピア軍は遠い宇宙の果てからやってくるわけだから、当然ワープを使うだろう。
ならば、そのワープの出口が鏡面世界にあれば、メカトピア軍は人知れずダイレクトに鏡面世界にやってくることになる。
つまり、リルルたち先遣隊が地球で作る基地は、兵団のためのワープの出口である、という設定です。
ワープというか、いわゆるひとつの「転送装置」と考えたほうがしっくりくるかな。

メカトピア軍としては、地球を容易に制圧するために、大量のロボット兵を一気に送り込みたい。
そのためには、ワープの出口となる基地を建設する必要がある。
基地は、人間に見つからない場所に建設しなければならない。
基地建設場所として、当初は北極を考えていた。
リルルが鏡面世界の存在を知り、そちらに建設することに。
しかし、そこが鏡面世界であることを伝える前に、リルル離脱。

──といった感じでどうだろう。
で、メカトピア軍が、そこが鏡面世界であることを知る方法については、

隊長、地形が逆であることに気付く。
先遣隊として基地を建設していたロボットの記憶データを調べる。
鏡面世界であることを知る。

という流れでOKでしょう。
ただ問題は、メカトピア軍がダイレクトに鏡面世界にやってくる場合、鏡面世界の出入り口を壊してしまえば彼らを鏡面世界に閉じ込めることができてしまう点です。
これでは、最後の地球防衛戦が要らなくなってしまって困ります。

そこで──の先は、次回に続くということで。
書きはじめてみると、けっこう楽しいんだけど、意外と長くなりそうだな。
はたして、着地点は見つかるのか?
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by kude104 | 2009-03-20 18:29 | 映画