世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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ガ島通信 - 朝日・日経・読売、業務提携の意味

この「朝日・日経・読売、業務提携」のニュースを見て真っ先に思ったのは、新聞業界もついに統合が始まるのか――というものでした。
ネットの影響で新聞の売り上げが落ちているのは明らかで、しかも今後、売り上げは落ちることはあっても回復することはないでしょう。
縮小した業界で何が起きるかと言えば、そりゃ企業の統合ですよね。
新聞業界とて、例外ではないでしょう。

そうして新聞社が大統合されて、たとえば、日本の主要な新聞社が朝日新聞だけになっちゃったりしたら、世の中どーなるんだろう?なんてことを想像してみたりして。
もちろん、実際に一社独占になるなんてことはまずあり得ないだろうけど、少なくとも、数が減ればそれだけ多様性は失われるわけで、立場を異にする新聞社が減れば、それだけ世の中に報じられるニュースの多様性なりバランス感覚なりが失われるんじゃないか・・・という危惧は感じます。
そうなったとき、ネット上のニュースはどうなるんでしょうね。
新聞と連動して多様性を失うのか、それとも、ネット独自の情報源によって多様性は保たれるのか。

なんというか、囚人のジレンマのように、みんなが新聞を購読しないという戦略を採ることで、全体的に損をする仕組みになっていなければいいがなぁと思う次第です。
とはいえ、かく言うぼくも新聞は購読していないですし、「みんなのニュースを守るために新聞を購読しよう」とか言うのもナンセンスだと思います。
ですから、もしこれが囚人のジレンマなら、新聞社がそのルール(ビジネスモデル)を転換するべきだろうと主張したい。

では、そうは言うけど、いったいぜんたい新聞社はどうすればいいのだ?
ということで考えてみたのですが、まず、これまでのように一般消費者に新聞を購読してもらうというやり方は、もう諦めるしかないでしょうね。
ネットで無料でニュースが読める便利さを知ってしまった以上、もはや後には戻れない。
どう頑張ったところで、今ネットで済ませている消費者が新聞購読に帰ってくることはないし、もちろん、ネット上での有料購読が成功するはずもない。

ですから、一般消費者に売るのはすっぱりあきらめて、代わりに、企業にニュースを売りゃいいんじゃないでしょうか。

たとえばネットなら、ヤフーやらグーグルやらmixiやらいろいろありますよね。
サイトのコンテンツとして、買ってでもニュースを掲載したいというサイトは。
新聞社はそうしたサイトにニュースを売って収益にする。
ユーザはそうしたサイトで無料でニュースを読む。
サイトはそうしてユーザを集めて、広告なりなんなりで収益を上げる。
――という構造はどうだろうか。
もちろん、おそらく今だってそうしたニュースの売買はしているんでしょうけど、要するに、本格的に軸足をそちらに移してやればどうだろう?というお話。

ネットだけじゃなくて、たとえばテレビのニュース番組へのニュースの提供とかも、現状がどういう仕組みになっているのか分かりませんが、新聞社がテレビ局にニュースソースを売ればいいんじゃないでしょうか。
テレビ局からすれば、取材のアウトソーシング化、みたいな感じになるわけ。

つまり、新聞社は新聞を売るのではなく、ニュース・記事・情報を売るビジネスに転換してはどうかという話です。
新聞はあくまでも情報を売るチャンネルのひとつとして捉えるのが正しいように思います。
新聞社の取材能力やら記事にまとめる能力やらが、新聞という形でしかお金にできないかといえば、そんなことはないだろうと思うわけで。
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by kude104 | 2007-10-04 22:18 | 時事・社会
J-CAST ニュース : 子供の「漢字書き取り苦手」 テレビが原因かでバトル勃発

「3時間以上テレビを見る子供は全学年で平均点が低く、1時間以下の子供の平均より200点満点で50点以上も低い学年もあった」

素直に考えれば、テレビの視聴時間が長い子供はそれだけ勉強時間が短いので成績が悪いということではないのかな。
たとえば、「スポーツを3時間以上する子供では見られない傾向だ」とか、「テレビを3時間以上見る子供は、他の成績は平均的だか、なぜか漢字の書き取り能力だけが低い」とか、そういう特異性があるのであれば、「もしかして、テレビにはなにか悪い影響が・・・?」というのも分かりますが。

今回「新聞vsテレビ」というメディア対決の様相になったのは、やはり、新聞の「活字メディア」としてのプライドをくすぐったからでしょうね。
「ほらね、だからもっと新聞読め」と言いたい気持ちでいっぱい、みたいな。

新聞って、「新聞を読むと成績が良くなる」的な売り方をしばしばするけど、それって裏返せば、純粋にニュースメディアとしての勝負では苦しいって言っているようなものだと感じるのは、きっとぼくだけじゃないはず。
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by kude104 | 2007-05-10 23:08