世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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On Off and Beyond: 海外で勉強して働こう

最近、原丈人さんの「新しい資本主義」を読んだこともあって、「日本はもう立ち直れない」という感じは、ぼくにはあまりありません。
もっとも、原さんの「日本は希望の大国だ」という見方にも、それはそれで「ちょっと大げさでは」という気はするのですが。
楽観はできないにしても、そう悲観したもんじゃないでしょ、という思いはあります。

そもそも、今の日本って、そんなに閉塞感漂っていますでしょうか。
たしかに、ニュースなどを見ていると、政治も経済も澱んでいる感はありますが、それでも諸外国に比べればずいぶんましなほうだと思うのだけれど。

たとえば、貧富の差は、アメリカのほうが深刻なイメージがあります。
上記エントリーで挙げられている「貧富の差は激しく、一部の著しい金持ちと、未来に希望を持てない多くの貧困層に分離、金持ちは誘拐を恐れて暮らす」というシナリオなら、日本よりもアメリカのほうがあり得る気がするのは、ぼくが彼の国をよく知らないからでしょうか。
現地の雰囲気は違うのかな。


とはいえ。
これからのことを考えると、日本だけにしがみついていてはダメだというのは、まったくその通りで。
日本人がどんどん海外に出て学び働くのは、とてもいいことだと思います。

ただ、「日本はもうダメだから海外に逃げましょう」というメッセージには、なんというか、志がない。
みんな、なんだかんだいって、やっぱり自分の国が好きだと思うんですよね。
親兄弟や友だちなどなど、全員は連れてはいけませんよね。
ならば、そうした多くの人たちを沈みゆく船に残して、自分たちだけ逃げましょうと言われても、なかなか心は奮い立たないでしょう。
上記エントリーを読んで、「よし、自分も海外に行こう!」というひとを、ぼくはあまり好きになれそうにない気がします。

そうじゃなくて。
もし日本が本当にやばいなら、なんとかして救うべきだと訴える。
そのためには、日本の中にいてはダメだ。
一度海外に出て、そこで広い視野を得て、知識と経験を蓄えよ。
そうして力を得たのちに、日本に戻って、あなたの大切な人たちのために力を使いましょう、と呼びかけるならば、心奮わす人も多々現れるんじゃないかなぁ。

人を動かすには、嘘でも、何かしらの「大義」が必要だろうと思います。
自分自身のことだけでもって海外に行こうという人は、なにも言わなくても行くでしょう。

そうか。
みんなダメだダメだというばかりで、誰も大義を語らないから閉塞感が広がるのかな。
ぼくもはやく何がしかの力をつけて、「日本は希望の大国だ」とか言えるようになりたいです。
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by kude104 | 2009-04-28 19:10