世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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タグ:南京大虐殺 ( 1 ) タグの人気記事

昨日深夜に放送された「NNN ドキュメント’08 兵士たちが記録した南京大虐殺」はなかなか興味深い内容でした。

まずは、20年にもわたり南京大虐殺についての調査を独自に行われてきた小野さんに敬意を表さずにはいられません。
テレビで見る限りでは、特に政治的思想的な動機というものは感じられませんでした。
ただ真実が知りたいという気持ちと、知らなければという使命感によって、活動していらっしゃるように見受けられました。
その姿勢には感服するばかりです。
真の学問、ジャーナリズムとは、ああいう姿勢のことを言うのだろうな。

南京大虐殺については、「あった」「なかった」「被害者30万人」「数万人」とさまざまな意見がありますが、昨日のテレビを見た限りでは、小野さんの調査された部隊だけに限って見ても3日間で捕虜約2万人を殺害した、ということになりそうですね。

捕虜殺害があったことは疑いようがないとして、問題は規模ですね。
2万人というのはいくらなんでも多すぎるような気もするし、一方でそのくらいは十分考えられる数であるような気もする。
たとえば、捉えた捕虜の数というのはある意味勲章だったろうから、多少水増しして報告していたのではないかという疑問は、まぁ無くはない。
このへんは、当時の南京の人口であるとか日本軍の兵力であるとか、そのあたりから「2万人は妥当な数である」と言えるなら、間違いないと思えるのですがどうなんだろう。
いずれにしても、サバを読んでいたとしても2倍がせいぜいだろうと思うので、目一杯少なく見積もっても1万人は殺害しているだろうと思うわけですが。

それが一方面の3日間の殺害数なので、いわゆる南京大虐殺として言われるトータルでの殺害数はその4~5倍くらいになるのかな・・・という印象です。

「なぜ虐殺が起きたのか?」という点ですが、一番の原因は日本軍の食糧補給の拙さではないかという印象を受けました。
日本軍の兵站の稚拙っぷりは有名ですが、改めてひどいものだなと。
そりゃ、自分たちの食べるものでさえ現地調達しているような部隊が数万人の捕虜を養えるわけがない。
逃がすこともできないとなれば、殺すしかないという発想になるのも分からないではない。

あとひとつ感心したのは、陣中日記について。
どれもなかなか文章力が高くて驚いた。
言うなれば地方の農村の一兵卒が誰に見せるでもない日記として書いたものなのに、ちょっとした文才を感じさせるものまでありました。
殊更文章力が高いものをピックアップしたのかも知れませんけど、もしあれが当時の日本人の平均だとしたら、日本軍が強かった理由がなんとなく分かる気がするなぁ。
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by kude104 | 2008-04-07 17:05 | テレビ