世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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映像制作会社がYouTubeを飲み込む時代へ-CNET Japan

「煽ってるなぁ」というのが、率直な感想。
もちろん、面白い動画コンテンツが集客に効果的であり、それによって広告宣伝効果が期待できることは確かでしょう。
でも、だからといって、ただ闇雲に動画コンテンツをサイトに掲載すればいいってものでもなかろうにと思う。

優れた映像があれば、自サイトの滞在時間が増え、それだけ購入の機会が増える事につながる。
滞在時間が増えても、購入機会が増えるとは限らない。
むしろ、利用者の貴重な滞在時間を動画に持って行かれて、購入機会は減るのではないかと思う。
利用者のネット利用時間が1時間だとして、10分の動画なら6本だ。
つまり、おおざっぱに考えれば1時間に6回しか購入機会がないことになる。

「ねぇねぇ。あそこのサイトのクールな動画。カッコイイネ」
「ついでだから、他のコンテンツも見よう!」
となる。
ならない。
100%ならないとは言えないけど、期待値としてはものすごく低いと思う。
特に、YouTubeを利用するなら、なおさらだ。
「ねぇねぇ。このクールな動画。カッコイイネ」とYouTubeの動画ページにリンクを張られて終わりじゃないでしょうかね。
YouTubeで動画を見て、そこからわざわざサイトにアクセスしてくるユーザがいったいどれだけいるものか。

ネットショップにおける有効な動画コンテンツなんてものは、おそらく単純に次の二種類じゃないかと思う。
ひとつは、知名度やブランドイメージを高めるための動画コンテンツ。
簡単に言えば、テレビCMのような動画コンテンツです。
そしてもうひとつは、商品の魅力を説明し、買う気にさせる動画コンテンツ。
これは、テレビショッピングをイメージすればいい。

二つ目の動画コンテンツの話として読めば、この参照エントリーの内容も、わりとしっくり来るように思います。
ネットショップが商品紹介を動画でやるようになるというのは、おそらく今後の主流になって行くでしょう。

一方、一つ目の動画コンテンツの話として読むには、やっぱりちょっと「煽っているなぁ」という印象になりますね。
「マトリック風とスターウォーズ風のアクション動画」なんて素人が自主制作するにはハードル高すぎるし、費用対効果という点でも、けっこうシビアな話になるんじゃないでしょうかね。
そんなことに金と労力使うくらいなら、文字と画像でいいので、そのぶんサイトの内容を充実させるほうが、よっぽど効果的だろうと思います。

ちなみに、「映像制作会社がYouTubeを飲み込む時代へ」ではなく、「YouTubeが映像制作会社を飲み込む時代へ」が正しいのではないかな。
たしかに、今後動画コンテンツの需要は拡大し、その意味で映像制作会社が活況になるだろうとは思うけど、一方で、テレビコンテンツからYouTubeコンテンツへとシフトすれば、おそらく制作費は大幅にダウンするでしょう。
また、クオリティはともかく、素人が自分で作って自分で配信も出来るわけで。
映像制作会社としての旨みのようなものは、YouTubeに代表されるネットの動画配信の普及によって、どんどん削られて行くように思います。
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by kude104 | 2006-11-04 23:59 | PC&ネット