世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

タグ:ネットサービス ( 5 ) タグの人気記事

少数精鋭のテクノロジーベンチャーは企業が支払うべきコストをどこに付け替えるのか - Future Insight
それぞれサービスを終了させたエントリー、もしくは終了後のエントリーの中で、一様に組織のサイズを話題としていることが非常に印象的でした。僕は大企業の中でしか仕事をしたことがないので、なぜこうも小さな組織を志向するのか、という点が非常に興味深いです。
身も蓋もない言い方をするなら、「ネットサービスは儲けが少ないので、少数精鋭でやるしかない」ということじゃないかと思います。

基本無料のサービスの場合、イメージとして、収益は線形に増えて行くのではなくて、ある一点を越えるまではほぼゼロ、その代わりそれを越えれば大儲け!みたいな感じになるので、その時が来るまでいかに必要最小限のコストで持ちこたえるか、という戦略になるのではないでしょうか。

となれば、無駄な人材を抱えている余裕はないので、少数精鋭にならざるを得ません。
従業員を増やせば売上が上がるという類の商売じゃないですしね。

普通の――というか、実社会で物を販売するような商売の場合、事業の規模を拡大しようと思ったら、どうしても人を増やさざるを得ません。
人が増えると必然的に組織を整えざるをえなくなるので、事業規模の拡大とともに会社組織が固められていくのだろうと思います。
言うなれば、会社としての組織が整うのと事業規模の拡大とが、ある程度連動して行われる。

対してネットサービスは、極端な話、出来立てほやほやの組織で、明日から急にドカンと世界規模でビジネスが展開されるなんてこともあり得ます。
なので、「企業として対応が未熟」ということが起こりやすいのかな、という気がします。
[PR]
by kude104 | 2009-07-04 22:17 | PC&ネット
Google App Engine - これこそ「Google OS」だ - Zopeジャンキー日記

ネットサービスを作る上で一番難しいのは、サービスをスケールアウトすることです。
初めは1台のサーバで運用していたサービスでも、人気が出て利用者が増えてアクセス数が増えると、1台のサーバでは処理しきれなくなります。
そうなると、サーバを2台3台と増やすことになるのですが(これを「スケールアウト」といいます)、これは、ただ単純に数を増やせばいいというものではありません。
たとえば、AのサーバとBのサーバとで保存されているデータが違うなんてことになると、場合によってはサービスが無茶苦茶になってしまいます。
どのデータを分割し、どのデータをどのサーバに持たせて、どのデータを共有するか・・・などと、けっこう頭を悩ませることになります。

それが、「Google App Engine(GAE)」を使えば、このスケールアウトを GAE のほうで勝手にやってくれるというのですから、こんなに魅力的な話はありません。
作り手にとっては、スケールアウトのことなど何も悩むことなく、まるで1台のサーバで動かしているかのようにシステムを作ればいいわけです。

ネットでいろいろな新サービスの話を目にしますが、「これは世の中を変える!」という気分にさせられるものって滅多にありません。
でも、GAE の話には、久々に「すごい!」と興奮させられています。
やっぱり、なんだかんだ言っても、さすがは Google だなぁ。

「Google はいずれ "Google OS" をリリースするんじゃないか」という話は前からちょくちょくありました。
あらゆるアプリケーションがすべてネットサービスとなってブラウザ上で利用できるようになる――そういう未来を Google は描いていて、そうした "Google OS" で Microsoft を妥当する気だ・・・みたいな話。

"Google OS" と聞いて、なにかWebサイトにアクセスすると、そこはデスクトップみたいなデザインでアイコンが並んでいて、アイコンをクリックするとメーラーやオフィスソフトなんかが起動して・・・みたいなものを想像していたぼくの前に出てきたのが、GAE ですよ。
「うわぁ、やられた!」と思いましたね。

言われてみれば、そんなアイコンがどうたらとか、そんなものは全然本質的じゃない。
GAE の「Webアプリのプラットフォーム」という思想設計こそが、まさに "OS" ですよね。
言われてみれば確かにそれ以外に考えられないけど、「Webアプリのプラットフォーム」という思想にいったいどれだけの人がたどり着いていたのだろう。
まさに、検索サービスの本質に Google 以外だれも気付かなかったように、今度もまた、Google 以外だれも気付いていなかったんじゃないだろうか。
いやあ、ネットの世界は着々と Google 帝国が支配権を獲得しつつありますねぇ。

GAE はまだベータ版ということで、まだ未知数ですけど、十分使える感じで正式リリースされれば、ネットの世界は変わるだろうと思います。
もっとも、変わるのは作り手にとっての環境なので、表面的には特に変化は感じられないでしょうけど。
でも、ぼくにとっては、正式リリースが楽しみでしょうがない。
[PR]
by kude104 | 2008-04-13 22:07 | PC&ネット
プログラムを覚える魅力がいまいちわかりません… - ZAPAブロ~グ2.0

ぼくの場合は、やっぱり「面白いから」ですかね。
プログラムを覚えること自体は特に面白いわけじゃないけど、それを使ってモノを作るのは面白い。

単純に、創作って面白いじゃないですか。
作らされるのは面白くないけど、自分の作りたいものを作りたいように作るのは面白い。

ぼくは、「こんなのがあったらどうだろう」とか「この不便さをどうにかする手はないものか」とか空想するのが好きですけど、たとえばそれがネットサービスなら、プログラムが組めると(ある程度までなら)空想するだけじゃなくて実際に自分で作ってみることができます。

小学生チックに言えば、「夢のスーパーカー」なんかを空想するのは楽しいですが、「キミが考えたスーパーカーが現実のものになる!」と言われると、空想することそれ自体もより楽しくなりますよね。
で、スーパーカーなんてものは自分一人ではまず作ることができませんが、ソフトウェアやネットサービスなら、自分一人で作れちゃう(大規模なものは難しいけど)。

たとえば、「世の中を変えたい」と思ったとして。
実際に世の中を動かそうと思ったら、すごく大変じゃないですか。
「自分一人の力で、何ができるだろう・・・」と思ってしまいます。
でも、たとえば Google や YouTube は、世の中を大きく変えました。
もしかしたら、ぼくの作るネットサービスが世の中を大きく動かすかも知れない――と、空想できるところが面白いですね。
ある種、宝探しというかトレジャーハンターに似た気分でしょうか。
まだ見ぬ財宝を求めて、山に上ったり海に潜ったり地面を掘ったり、そんな気分です。

プログラミング自体は、パズルちっくな面白さだと思います。
「こういう動作をさせたい」という完成形があって、プログラムの命令語などがパズルのピースです。
ピースをああでもないこうでもないと弄っているうちに、ある形でピタリと組み合わさって、見事完成形が現れる快感。
プログラミングって、ジグソーパズルに近い気がしますね。


プログラムを覚えるのはたしかに大変ですが、趣味レベルでいいなら、「習うより慣れろ」くらいの気持ちでいいんじゃないかと思います。
はじめに、とりあえず基礎的な(プログラムの解説本なら1章~2章あたり)ことだけ学習すれば、あとは実際にプログラムを組みながら、その都度「どうやればいいか」を調べつつやっていけばいいんじゃないかな。
初めに全部覚える必要はなくて、必要なものを必要な時に必要なだけ覚えていくつもりでいいと思う。

ただ、ネットサービスを作る際には、セキュリティにだけは気を付けて。
基本的には、ユーザの入力など他人のデータを自分のところに取り込んでなんやかんやするときには注意して。
そこさえきちんとしていれば、あとはテキトーでも稚拙でも美しくなくても、楽しければいいと思います。
[PR]
by kude104 | 2008-03-29 17:10 | PC&ネット

LingrBBSリリース

「LingrBBS(リンガービービーエス)」というサイトを作りました。

Lingr というブラウザ上でできるチャットサービスがありまして。
comet という技術を使うことで、従来の CGI ベースのウェブチャットに比べて、はるかに軽快に動作するのが特徴です。
で、その Lingr が提供している API を利用して、チャット風の掲示板を作ってみたら面白いのでは?と思って作ったのが、LingrBBS です。

チャットって、自分がアクセスしたときに他にも誰かアクセスしていないと楽しめません。
掲示板なら、誰もいなくてもとりあえずメッセージを書き込んでおけば、後日それを見た誰かがレスを返してくれます。
そういう、非同期性のコミュニケーションができるのが掲示板の魅力です。
でも、同時に他の人もアクセスしていてリアルタイムにコミュニケーションできる状況なら、相手の書き込みが即座に更新されるチャットシステムのほうが便利です。
だったら、基本非同期で、相手がいるときだけ同期的にコミュニケーションできれば完璧じゃないかと思って作ってみました。

言ってしまえば Lingr のインターフェースをちょっと掲示板風にアレンジしただけですが、インターフェースが人の行動を規定することはよくあるもので、掲示板風のインターフェースにすることで Lingr とはまた違った感じになるのではないかと思います。
そうなると面白いなぁと。

正直あまり需要はなさそうな気もするのですが、単純に LingrAPI を使って何か作ってみたかったのと、JavaScript の習得を兼ねてということで、完成にとりあえず満足しています。
興味のある方は、ぜひ使ってみて下さい。
やはり、他の人の書き込みがリアルタイムで反映される様が面白いです。
[PR]
by kude104 | 2008-01-24 20:37 | PC&ネット
たとえばJoostであるとかFacebookであるとか、はたまたGoogle Maps - Street Viewであるとか。
(それぞれ、以下参照――アンカテ(Uncategorizable Blog) - YouTubeが信長ならJoostは家康かメディア・パブ: Facebookが今日にも開放路線を発表,SNSがOSの役割をGoogleマップに平面視点で地図を見られる新機能「Street View」追加 - GIGAZINE
なんだろう、この「世の中が変りそう」な予感は。

なにか世の中を変えてしまうような予感を感じさせる――ひらたく言うと、ワクワクするようなネットサービスを作り出すということにおいて、アメリカはほんと圧倒的だなぁ。
それが本当に世の中を変えてしまうかどうかはまた別の話として、少なくとも、「もしこれがうまくいけば、なんかすげぇことが起こりそう」と思わせてくれるだけの大きさを持った風呂敷ではあるように思う。

翻って、日本は・・・という話になっちゃうんだけど。

日本産で、ワクワクするようなネットサービスって、なにかあります?
面白いサービスやよく出来ているサービス、使いやすいサービスはたくさんあるけど、その登場前と登場後とで世界を変えてしまうような、そういう期待を一瞬でも抱かせるようなサービスって何かあるでしょうか。

どうして日本では革新的なネットサービスが生まれないのかということを考えるに、これはもう単純に「儲からないから」だろうと思います。
日本で革新的なネットサービスを発明して大金持ちに!みたいなサクセスストーリーって、まるで現実感がない。
デイトレードで大儲けとか、アフィリエイトで大儲けとか、そっちは真に受けちゃう人も多くいるのにね。
サクセスストーリーがないから、「いっちょやってやるか!」みたいな有象無象の野心家が集まらない。
結果、それなりのモチベーションとビジネス的な期待値でできるのは、流行りのネットサービスのクローンを作るくらいになっちゃうのでしょう。

無料で提供して広告から収益を上げるというスタイルが定着した今、革新的なネットサービスが生まれるかどうかは、ネット広告市場の規模の大小に依ると言えるでしょう。
上場であるとか売却であるとかそういった形での儲けも、そのサービスが将来もたらすであろう利益の大小、つまりは広告収入の大小によって決まると言えるわけで。
その広告市場の規模が、日本とアメリカとじゃ大きく違う。
もし、日本でもネット広告にガンガンお金が流れるようになれば、日本発の面白いネットサービスが生まれるようになるだろうけど、当分はないだろうなぁ。

それでも、日本から世界をリードするようなネットサービスを生み出す方法はないものか・・・と考えると、実に単純な方法があることに気づきました。
海外でリリースすることを前提に、日本語と英語の二言語でサービス作ればいいんじゃないかしら。
サービスの内容にもよるでしょうけど、二言語でリリースするからコストが2倍になるってこともないでしょう。
それでいて、日本語圏のみをターゲットにするより、英語圏をターゲットに加えることで得られる収益は2倍以上だろうと思います。

というわけで、これからのネットサービスの開発には英語力必須ですな。
[PR]
by kude104 | 2007-05-30 23:59 | PC&ネット