世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


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ITmedia News:美少女ゲームは「ゲーム」なのか

ニンテンドーDSの「お料理ナビ」ですら“ゲーム”として捉える向きがある昨今、美少女ゲームなんて実にゲームらしいゲームであると言えるかもしれない。

「ゲームにまつわるコミュニティー空間まで含めてゲーム性」などと、無理にゲーム性を探すことが、もはやこれら“新しいゲーム”の捉え方としてずれているのではないかという気がします。
だってそれなら、漫画「デスノート」もゲームになりませんか?

ゲームと呼ばれるかどうかは、単に、ゲームの流通経路でユーザの手元に届くか否かでしかないのではないかと思う。
たとえば、読むだけのノベルゲームを、ゲームとしてリリースすればゲームになるし、デジタルノベルやFlashアニメとしてリリースすればゲームじゃなくなる。
つまり、“新しいゲーム”におけるゲームという呼び名は、メディアの分類名くらいの意味合いで考えればいいのではないかと思います。
このへんはなんか、SFの定義に通じるものがあるような気がしますが詳しくないので分かりません。

一方、ユーザが美少女ゲームに求める面白さは、主にストーリーの面白さやキャラクター性の面白さだと思うのですが、それはなにも「ゲームじゃなきゃ得られない面白さ」ってわけでもないでしょう。
漫画やアニメなどでも代用可能だと思います。

ちなみに、美少女ゲームって遊んだことがないので、実はよく知りません。
参照エントリーが美少女ゲームをテーマにしているので「美少女ゲーム」と言ってますが、ぼくの中では「ノベルゲーム」くらいのイメージで書いています。
「ゲームらしいゲームとは何か」と考えるときに、「ゲームじゃなきゃ味わえない面白さが味わえるゲームは、ゲームらしいゲームである」という答えは、そう違和感ないかと思います。
一般的なニュアンスとしては、ゲーム性とはこの「ゲームじゃなきゃ味わえない面白さ」(あるいは、その面白さを発生させるメカニズム)のことを指しているように感じます。

なので、美少女ゲームはゲーム性が低いと言っていいと思いますし、ゲーム性が極端に低いものは、ゲームじゃないというか「ゲームという表現手法である必然性が乏しい」ということになろうかと思います。
「美少女ゲームはゲームじゃない」という声は、この「ゲームらしさ度」の話と捉えれば分かりやすいのではないでしょうか。

そう考えれば、美少女ゲームはゲーム性を追求する必要が無い(ユーザが求める面白さがそこに無い)ので、「ただ読むだけのゲーム」への進化も当然の流れとして理解できます。
で、ストーリー重視のRPGなどでゲーム性が薄れて行くのも、同じように理解できます。
「コミュニティー空間まで含めてゲーム性」とか考えなくても。

で、その一方で、「ゲームらしいゲーム」の面白さを追求する方向が、いま、ニンテンドーDSで盛んになってきているように感じます。
「お料理ナビ」とかゲームらしくないゲームもたくさんありますけど、「ニンテンドーDSじゃなきゃ味わえない面白さ」をもったゲームはそれ以上にあるのではないでしょうか。

ここでも二極化じゃないですけど、そういう二つの流れが見えて面白いですね。
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by kude104 | 2006-09-02 23:59 | ゲーム