世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

タグ:ケータイ小説 ( 4 ) タグの人気記事

ケータイ小説選定に賛否 滋賀県教委の中高生向け読書ガイド(京都新聞) - Yahoo!ニュース

ケータイ小説をきちんと読んだことはないのだけど、先入観としては、ケータイ小説から一般小説へのステップアップってあまり期待できないように思うのだけどどうなんだろう。
ケータイ小説って、「小説」とはいえ、一般小説よりもむしろケータイメールに近い気がするんだよね。
だったら、絵本のほうが、意外と小説へのステップアップの道筋としては近い気がするなぁ。
大人向けのおしゃれな絵本を薦めておけば、いいんじゃないだろうか。

それはそれとして。
たとえばぼくが、これまで読書に興味のなかった子どもに薦める一冊を選ぶとしたら。
こんなのはどうだろうね、「小説 となりのトトロ」

まず、「となりのトトロ」と言えば、たいてい誰もがアニメで観て知っているだろう。
しかも、たいていの子どもが好きな作品じゃないかと思う。
その「トトロ」の小説版ですよ、と。
しかも、小説版には映画版にはないエピソードなども描かれているんですよと言えば、どうだろう、普段まったく本を読まない子どもでも、ちょっと読んでみたいって思ってもらえるんじゃないだろうか。

しかもこの小説、対象年齢はたぶん小学校中学年くらいだろうか。
つまり、文章が平易で読みやすい。
これなら読書が苦手な子どもでも、まぁどうにか読めるんじゃないだろうか。

で、ここが重要なんだけど、アニメ版を観て小説版を読むことで、同じ作品でもアニメにはアニメの、小説には小説の良さや表現があるということを感じてもらえるんじゃないかと。
読書の楽しさを知るには小説というものの楽しさを知るのが一番で、それにはこういう比較が一番わかりやすいのではないかと思う。

これで「トトロの小説面白かった」となれば、お次は「魔女の宅急便」にでも進んで、そうやっているうちに気がつけば読書そのものが好きになっているんじゃないかな。

まったく取っ掛かりのないところから読書を薦めようとしても難しい。
なので、すでに子どもが好きなこと、興味のあることに関連したところから攻めるのがいいと思う。
たとえば、子どもはたいていゲームが好きだから、なにかRPGの小説版でもいいし、あるいは小説にこだらわずにゲームの製作ドキュメンタリー的な本なんかでもいいよね。

ま、思春期の男の子なら、エロ小説与えとけば、貪るように読むけどね。
[PR]
by kude104 | 2008-11-06 22:41 |
中学生のリアルと大人のリアルはちょっと違う - [Z]ZAPAブロ~グ2.0

タイトルを観てふと思ったのですが、中学生は「リアル」という言葉を「本物みたい」といった意味とは別の意味で使っているという説はどうだろう。
「ヤバイ」とか「カワイイ」のように。
たとえば、「感情移入した」というのを表現するのに、「やばい、これちょーリアル」などと言う、みたいな。

いや、実際に中学生がケータイ小説を「リアル」と評している様子を目にしたことがないので、てきとーに言っているだけだけどね。

もし「本物みたい」という意味での「リアル」だとしたら、ケータイ小説というものが中学生にとっての「リアル感」を増幅させる仕組みを持っているのかも・・・と思う。
おそらく方々で考察されているだろうけど、たとえば、メールを読むような感覚で読むことで日常(普通の友達とのメールのやり取り)の延長線上であるかのような感覚になるとか、ケータイ小説はできるだけ文字数を省略しようとするので人物描写や情景描写が薄くなりがちなわけだけど(推測ですが)、その情報量の少なさを読者が自分自身の想像力(自分にとっての「リアル」なイメージ)で補うことでリアルさが増すとか。

だとすると、逆に言えば、ケータイ小説ではいわゆる「私小説」的な物語じゃないと受けないのではないかな。
読み手がリアル感を補えるような内容なり設定でないと、「リアル感を増幅させる仕組み」が活きないから。
[PR]
by kude104 | 2008-01-20 16:47 | PC&ネット
痛いニュース(ノ∀`):“素人”の書いた「ケータイ小説」がベスト3独占、出版界に大きな衝撃…07年ベストセラー文芸部門

ケータイ小説は、“小説”というネーミングが罪作りなのだと思う。
たとえば3歳児向けの絵本に対して「中身スカスカ」とか「鬼出てきてワンパターン」とか言わないでしょ。
それと同じで、ケータイ小説は小説とは違うジャンルなのだと思うよ。

ということで、ケータイ小説に代わるネーミングを考えてみてはどうだろう。
たとえば、「ケータイ作文」とかどうだろうね。
定着しそうにないか。
じゃあ、「ケータイしょーせつ」とか、いいんじゃないかな。

asahi.com:既刊文庫、仕掛けて売れ オビ変えたら60万部 - ひと・流行・話題 - BOOK

ケータイしょーせつがベストセラーになるのとこれと、ある部分では共通しているのではないかと思う。
最近ではぽつぽつ見かけるようにもなりましたが、以前から、どうして小説はテレビCMとか打たないのだろうと不思議に思っていました。
小説だって商品なら、マーケティングというのだろうか、いわゆる販売戦略が重要なのに変わりはないはず。
だとしたら、「宣伝」は最重要戦略であるはずです。

「中身がよければ売れる」というのはある意味正しいのでしょうけど、いまどきそんな牧歌的な販売戦略でやってる業界なんて、ごくごく稀だと思う。
いくら中身がよくても、まず手に取ってもらえなければ話にならないわけで。
小説だって、多くの場合はまず話題性が先にあって、そして売れるというパターンじゃないでしょうか。

ケータイしょーせつがなぜ売れるのか。
話題性があるからですよね。
まず、ケータイしょーせつサイトの中で話題になり、次に女子高生たちの間で話題になり、そして世間一般で話題になり・・・という具合に、話題性に事欠かない。
翻って普通の小説のほうはどうだろうと考えると・・・、そりゃベストセラー出ねーよ。
売れりゃいいってものでは断じてないけど、中身がいいのに売れないのは、マーケティングの問題だろうさ。

あと、ふと思ったんだけど。
ケータイしょーせつってのは、サイトに行けば無料で読めるわけですよね。
で、それがベストセラーになったと。
てことはつまり、ケータイしょーせつビジネスにおいては、無料ダウンロードで商品に触れる機会を作り、それによって知名度のアップを図り、もって商品の売り上げに結び付けるという戦略が有効である、と言えるのではないか。

無料ダウンロード版の提供が売り上げ増につながる事例の一つとして、ケータイしょーせつの例は使えるんじゃないだろうかね。
[PR]
by kude104 | 2007-12-05 21:48 |

ケータイ小説と初音ミク

こどものもうそうblog | ケータイ小説の新しさと古くささ

ケータイ小説の新しさを

ケータイ小説は、とうとう「少女が書く→少女に届く」という構図にまで変化した。
大人がじょじょに排除された世界なのだ。
として理解するのは、まさに慧眼ではないかと思う。
なるほど、ひとつ腑に落ちた気分なり。

今どきの少女たちが――って実際のところはよく知らないのだけど、イメージとして――ケータイ小説に夢中になる感覚は、ぼくらが初音ミクに興奮する感覚に似ているんじゃないかと思う。
初音ミクだって、今はどうかわからないけど、火がついた時点では、まだまだとてもじゃないけど純粋に楽曲として聴くにはクオリティの低い代物だった。
だからたぶん、それなりに音楽に慣れ親しんだ人たちは、「あんなものは歌じゃない」って思ったのじゃないかな。
ケータイ小説が「あんなものは小説じゃない」と言われるみたいに。

ケータイ小説にしろ初音ミクにしろ、それらに熱中している人たちは、クオリティが(従来のものと比べて)優れているから熱中しているわけではない。
「自分たちが発信している」という部分で、熱中しているのではないか。
ケータイ小説なら「大人の編集を必要とせず」、初音ミクなら「レーベルや歌手を必要とせず」に、自分たちの力だけでそれなりのコンテンツを生み出している――って部分に熱中しているのではないか。
身内意識と言うのかな。
たとえば、外国人選手より日本人選手の活躍に興奮するように、身内意識があるのとないのとで、同じものでも受ける感動が何十倍も違ってくるように。

ケータイ小説は「自分たちと同じ女子中高生が書いた実話」的な背景それ自体がドラマなんだと思う。
編集されていない“奇妙”な文体も、そのドラマを盛り上げるリアル感なんだね。
[PR]
by kude104 | 2007-11-16 18:40 | PC&ネット