世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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夏休みも終わり間近かの8月末ということで、例によって、次の映画サービスデーに観る映画の選定でも。

といっても、今回こそは「崖の上のポニョ」を観るぞと。
ふと油断すると無意識に「ポ~ニョポニョポニョさかなの子」と口ずさんでいる自分がいて、げに恐ろしきはあの主題歌なりやと。
女の子が歌っている映像も、なにあの親戚の子の発表会を見ているような気分にさせられる魔力。
ハヤオ・・・恐ろしい子!

余裕があれば、あるいは、またしても「ポニョ」がだめだった場合は、「ダークナイト」を観たい。
バットマンの最新作だけど、すごく評判イイね。
最近ぱっとしない洋画だけど、本気でアクションムービー作らせたら、やっぱりハリウッドはすごいと思う。

あと、「デトロイト・メタル・シティ」も面白そう。
評判もイイみたいだし。
アクションはハリウッドでも、コメディは邦画のほうが面白いよね。
笑いのツボには、文化の違いが大きく影響するってことでしょうね。
(どうでもいいけど、公式サイト重すぎ)
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by kude104 | 2008-08-30 18:23 | 映画

24時間テレビ

今年の24時間テレビの内容。

・誓いのタスキをつなごう!津軽海峡縦断リレー(15歳の盲目のスイマーが泳ぐらしい)
・24時間テレビ ドラマスペシャル「みゅうの足(あんよ)パパにあげる」
・櫻井翔ZEROリポート 難病と闘う少年と巨人上原投手 約束のキャッチボール
・「野生のイルカと泳ぎたい!」相葉雅紀と障害のある紘作君 夏の大冒険
・両腕がなくても泳げるんだ! 四肢欠損の水泳少年「誓いの100mチャレンジ」
・世界のダンス甲子園~天才障害者ダンサーと嵐 奇跡のコラボ
・「ごくせん」 課外授業 ヤンクミと障害のある子供たちの誓い
・ハイテク義手の小さな音楽家  浅田真央と奇跡の共演!
・仲間由紀恵と絆の誓い 世界で唯一の病と闘う双子姉妹
・松本潤カンボジアに行く HIV母子感染の子供たちと明日への誓い
・SPEED再結成ライブ(ボーカルの人のお子さんが聴力障害らしい)

いやはや、なんかすごいな、これ。
できれば、この情熱でパラリンピックのテレビ放送も頑張ってほしい。
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by kude104 | 2008-08-28 23:36 | ゲーム

洋画が不調な理由

洋画離れ止まらず 興行収入4割減少 (1/2ページ) - MSN産経ニュース

邦画が好調で洋画が不調なんだったら、それは単に、「邦画に持ってかれた」ということじゃないだろうか。

ぼくの場合、今年劇場で観た映画は10本。
内、洋画は3本しか観てない(「ミラクル7号」を入れたら4本だけど)。
ぼくが物心ついた頃なんて、邦画は(個人的には)ぜんっぜん面白くなくて、「洋画しか見ない」と言っても過言ではなかった。
なのに最近じゃ、洋画より邦画のほうが面白そうな作品が多い気がします。

「DVDで済ます」影響は確かに大きかろうと思いますが、それでも邦画は好調だってんなら、魅力的な作品があれば客は来るわけで。
「吹き替えの海外テレビドラマに慣れた若者が、字幕の洋画を嫌っているのでは」という分析がたしかなのであれば、吹き替え版を上映すりゃいいじゃんと思うわけで。
やっぱり、「問題はそういうことじゃないだろ」という気がしてしまいます。

個人的には、公開本数が多くなり、公開から終了までの回転が速くなったことが、ひとつの大きな原因じゃないかと考えます。
劇場で映画を観るというのは、イベントなわけですよ。
単に映画の内容を観たいだけなら、それこそDVDでもいい。
それをわざわざ映画館まで出かけるのは、「劇場で観る」ことにイベント性を感じるからでしょう。

多くの人は、たいてい誰かと観に行くわけだ(ぼくは独りだけど)。
そうすると、「なに観に行く?」とか、「あれ面白そうじゃない?」とか、何を観るか選ぶところからすでにイベントなのです。
ほとんどの人は、ネットで情報集めて面白そうな作品を探して観に行くなんてことはしない。
「話題の映画」を観に行くのです。

で、公開本数が多く、回転が速いとどうなるか。
話題力が低下するんですよ。
本数が多いと、AさんとBさんとCさんが別々の作品を観ちゃうから共通の話題にならない。
回転が速いと、口コミでようやく話題になったころに公開が終了したりする。

邦画が好調なのは、洋画に比べて話題性が高いからだと思います。
洋画に比べて本数が少ないし。
テレビなどでよく宣伝されるし。
ワイドショーやスポーツ紙の芸能ニュースになったりもするもんね。
ハリウッド俳優の誰々が主演というより、日本人俳優の誰々が主演という方が、日本人にとって共通の話題になりやすいし。

そういう意味では、洋画ではピカイチの話題性を持っていたアレこういう展開なのはやっぱりじつに残念だなー。
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by kude104 | 2008-08-25 22:39 | 映画
オリンピックの野球準決勝、日本対韓国戦について。
ぼくは野球にさほど詳しくないのだけど、この敗戦には、やはり何か一言言いたくなっちゃいますね。

日本が勝っていても不思議ではない試合内容でしたが、負けて当然の試合でもありました。
サッカー女子の試合を観ていても感じたのだけれど、日本って「終始優勢に進めるが、あと一本が出ず、逆に相手にワンチャンスをものにされて負ける」というパターンが多いですよね。
お国柄かしら。

ソフトボールもそのパターンだったんだけど、あれは上野選手が一人で踏ん張ったという印象でした。
あれはすごかったよね。

閑話休題、野球の話。
敗因をひとつ挙げるとするなら、やはり、オリンピック期間中にもプロ野球のペナントレースをやっていることでしょう。
韓国は確か、ペナントレース中断してオリンピックに臨んでいるんだよね。
個人的な印象としては、挙国一致でオリンピックに臨むお国はだいたい怖いので、日本のこのゆるさ加減は嫌いじゃないけど、「負けて当然」という気はする。

もしペナントレースを中断してベストメンバーを組めていたら、監督にはWBCを制した王監督を起用したかったところじゃないでしょうか。
星野監督は、おそらく、「現在フリーな監督の中で実績の高い人」ということでの起用だったと思うんだ。
選手の一人や二人はペナントレース中でも引っこ抜けるけど、監督はさすがに無理だからな。

ただ、日本野球機構としては、オリンピックよりもペナントレースを重視する姿勢は当然でしょう。
ぼくだって、もし「オリンピックで勝つために、お前の給料を1カ月分カットする」と言われたら、「オリンピックなんて、どうでもいいじゃないですか!」って言うもん。

そう考えると、オリンピックがかつて「アマチュアスポーツの祭典」ってあったことにも一理あったという気がしますね。
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by kude104 | 2008-08-22 22:16 | 時事・社会
賛否両論沸き起こっているGoogleマップストリートビューについて思うことを。

ぼくとしては、いまのところ「すごい!」「便利!」というポジティブな印象を持っています。
本物の地図上を実際に歩いているかのように動き回ることができるというのは、やっぱりすごい。
しかも、360度をぐりんぐりん見渡せるじゃない。
あれ、すごいよね。

基本、ぼくは方向音痴で地図の読めない人間なので、どこか不慣れな目的地に行かなければならないときには、これで事前に予習すれば迷わずに済むんじゃないかと思うとありがたい。
また、そうした実用以外にも、これがあれば、自宅に居ながらどこか見知らぬ土地をぶらり散歩の旅とかできちゃうぞと思うと、わくわくする。

ただ問題は、皆が言うように、プライバシーにどう配慮するかだと思う。

正直、「とりあえず掲載して、問題があればユーザからの通報を受けて対処する」という方針は、Googleほどの巨大企業ともなれば、いかがなものかと思う。
事前にチェックして、プライバシーを侵害しそうなものは修正したのちに掲載するというのが筋だと思う。
人や車、ベランダの洗濯物や窓から覗ける家の中などは、すべて取り除くよう修正することは可能だろう。
そうすれば、多少なりとも不快感が薄まって、ストリートビューに肯定的な人も増えるだろうに。

それをしないのは、おそらく金と手間暇がかかりすぎるからだろうと思うけど、たとえばリアルな出版物だと原則としてはいくら手間暇かかろうがやるのが常識だと考えれば、「ネット上のサービスだから許される」という甘えであることは否めないんじゃないかと思う。

リアルな出版物の場合は、一度出版したら修正が利かないのに対して、ネットならすぐに修正できるというのが「とりあえず掲載して、問題があれば対処する」という発想の背景にあるのだと思うけど、ネットだって、一度掲載したら(問題のあるものは特に)すぐに誰かによってどこかにコピーされてしまう。
そうしてコピーされたものは、もはやコントロール不能になるのだから、リアルな出版物と同じく「一度掲載したら修正が利かない」と言えるのではないだろうか。

そう考えれば、Googleほどの大企業ともなれば、ネットであろうとやはり企業倫理として最大限配慮すべしであると思う。
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by kude104 | 2008-08-20 22:52 | PC&ネット
タレントに五輪キャスターをやらせるテレビ局の愚行 | エキサイトニュース

民放のオリンピック番組って、どうしてタレントを起用したがるのだろうね。
「視聴率のため」というのがもっともらしい理由だろうけど、タレントの起用が視聴率アップに貢献しているとは思えない。
純粋にオリンピックを観たい人たちは「あいつらイラネ」と思っていると思うんだ。
じゃあ逆に、タレント目当てで番組を観る人がいるかといえば、たぶんいないだろう。
「ダウンタウンの浜ちゃんが出てるから観なきゃ」ってやつ、いるか?

民放がタレントを起用する理由は、たぶん「視聴率のため」じゃないな。
ぼくが思うに、本当の理由は「番組制作費を上げるため」ではないかと思う。

タレントの起用をやめれば、当然、彼らに支払うギャラ分の制作費が浮く。
それで、「安く番組が作れてよかったね」という話になるだろうか。
たぶん、そうはならないのではないか。

想像だけど、スポンサーから番組制作費を集める際には、「これくらいの制作費の番組を作ります。よって、スポンサー料はこれくらいになります」という話をするのではないかと思う。
「出せるだけスポンサー料を出して下さい。それで集まったお金で作れる範囲の番組を作ります」という順序ではないだろう。

であるならば、「これくらいの制作費の番組」という見積もりをスポンサーに納得させる理由が必要になる。
「どうしてこの金額なんだね?」と訊かれたときに、「人気タレントを起用するから」という理由があるのとないのとでは、大きく違ってくる。

そして、これにはおそらく、広告代理店の思惑が大きく絡んでいるのだろうと思う。
想像だけど、集まるスポンサー料が大きくなればなるほど、広告代理店の取り分が増えるのではないか。
また、「起用するタレントを誰にするか」というキャスティングに広告代理店が関わっているのなら、広告代理店はタレント事務所に対しても恩を売るというか影響力を強めることができるしね。

少なくとも、いい番組作りのためにタレントが必要という理由からでないことは、間違いないだろう。
そういう番組作りをしていて未来があるとも思えんがなぁ。
せめて、どのような思惑であれ、呼ばれたタレント自身が、もうちょっと勉強してくるとか邪魔にならないよう慎むとか、自らの判断で善処してくれるとありがたいんだけど。
それを求めるのは酷というものか。
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by kude104 | 2008-08-18 22:20 | テレビ

酒蔵巡り

先日、ふとした成り行きから神戸の灘を訪れ、酒蔵巡りをしました。
訪れたけど休みだったところも含めてリストアップすると、白鶴酒造資料館菊正宗酒造記念館櫻正宗記念館浜福鶴吟醸工房瀧鯉蔵元倶楽部「酒匠館」灘泉 泉勇之介商店神戸酒心館、あと、酒蔵ではないけどこうべ甲南武庫の郷の計8か所を巡りました(地図)。

それはそれで楽しかったんですが、一観光客として言いたい。
オマエら、点在しすぎやろ。
今回これらの施設を徒歩で巡ったわけですが、地図でお分かりの通り、かなりの距離があります。
この夏の炎天下に歩く距離じゃねーぞ。
おかげでヘロヘロになったわ。

かといって、車で廻るのも違います。
酒蔵巡りの楽しみといえば試飲ですよね。
「飲酒運転はしないさせない」のこのご時世に、車で酒蔵巡りをするわけにもいかんでしょう。
だったら、タクシーを使えばいいと思うかも知れませんが、正直、タクシーを使ってまで巡るほど、魅力ある観光スポットじゃないんですね。
タクシー使って巡るくらいなら、隣接している1~2か所だけ徒歩で訪れて帰ることをお勧めします。

でも、1~2か所だけ訪れて帰るためにわざわざこの地を訪れるのも、たぶんバカらしい話ですよ。
よほどの日本酒好きなら知りませんが。

つまり、この「酒蔵巡り」を観光スポットして捉えた場合、ひとつひとつのスポットだけでは魅力が薄いけれど、「この一帯に、多数の酒蔵が集まっている」というところが魅力なのです。
でも、肝心の「多数の酒蔵」を巡ることが、一般客には難しい。
実にもったいないよなぁと思います。

だったら、駅の近場にでも大きな施設をドーンと作って、そこに近在の酒蔵を集めた酒蔵テーマパークを作ったほうがよっぽどいいのに。
兵力は分散させずに、集中させる。
これ兵法の基本ね。

個々の銘柄のどれが好きこれが好きという以前に、まず、日本酒というものを知ってもらう、好きになってもらうところから始めるべきであろうと思います。
それぞれの酒蔵が個別に観光スポットを作って少ないパイを奪い合うより、協力して魅力ある観光スポットを作り、日本酒好き以外の普通のお客さんを多く集め、パイそのものを大きくする方が効果的でしょう。

灘の酒が一堂に会して、それらを全部試飲できたら、さぞや面白いじゃないですか。
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by kude104 | 2008-08-11 21:18

宮崎駿という人

昨日の「NHK プロフェッショナル 仕事の流儀 宮崎駿のすべて」は見応えありました。
一言で言うなら、「壮絶」。
当たり前だけど、楽しんで映画作ってるわけでは無いんだなぁ。

こんなこと言うと「おまえ何様やねん」という話ですが、宮崎さんを見ていて可哀想というか痛々しさを覚えてしまいました。
「人を楽しませられなければ、自分の存在理由がない」という焦燥感が、宮崎さんの創作のエネルギーだという。
それで、苦しんで苦しんで映画を作っている姿を観ると、「大丈夫、あなたはもう承認されているから!」と言ってあげたい気持ちになっちゃう。
その苦しみから解放してあげたい気持ちになる。

傍からは、あれだけ成功しているように見えても、まだ満たされないとは・・・。
それもそのはずというか、宮崎さんが承認されたい相手はただ一人、亡くなられたお母さんなのでしょう。
だから、きっと、たぶん、彼の渇望は永遠に満たされることはないのだろうなと思います。

でもというか、やはりというか、それくらい大きな承認欲求がなければ、あれだけの作品を作ることはできないのでしょう。
創作の世界では、結婚してぱっとしなくなっちゃうケースが多々あるような気がしますけど、あれって承認欲求が満たされてしまって、創作へのエネルギーが弱まっちゃうからなんでしょうね。
その点宮崎さんの場合は永遠に満たされることのない承認欲求を抱えていらっしゃるわけですから、「強い」というか並の人間では太刀打ちできないわけです。

番組の中で、宮崎さんの映画作りの手法が紹介されていました。
まず、思いつくままにスケッチを描くわけですね。
たぶん、頭の中に「こんなシーンを描きたい」というイメージがあるのでしょう。
それをスケッチする。
で、そうこうしているうちに、“描きたいシーン”をつなげるストーリーがおぼろげに形になってくるのでしょう。
この段階で、製作にゴーサインを出しちゃう。
はっきり言って、「無茶するなぁ」と思います。
見切り発車もいいところです。
こんな映画作り、宮崎駿とジブリ以外、まずやらないでしょう。
やったところで、普通なら、こんなやり方で上手くいくはずがないもの。

で、宮崎さんが絵コンテを描いて、それを元に映画が製作されていくわけですが。
絵コンテを描いているうちに、ストーリーがどんどん変化してしまうようです。
絵コンテ描きながら、スタッフに細かい指示を出しながら、セル画というのでしょうか、動きの1枚1枚を描いた絵をたぶんすべて自分でチェックされているんでしょうね、あれ。
それで、気に入らないと自分で直接直してしまう。
そこまでしていたら、身体が持たんだろうにと思うのですが。
ただ、そうして自分でチェックして自分で直してしているうちに、キャラクターの存在感が宮崎さんの中でどんどんリアルになっていくという話には、なるほどと思いました。

「このキャラクターはこうじゃない」「このキャラクターはこう動く」
そういうことを、細かい修正作業を積み重ねることで、自分の中に定着させていくというか、積み重ねるたびに、それまで曖昧だった部分がはっきり見えてくるのでしょう。
そうすると、「キャラクターが勝手に動き出す」ようになる。
キャラクターが勝手に動くから、ストーリーも宮崎さんの思い通りに進まなくなるというわけですね。

面白いなぁと思ったのは、ワンシーンの絵コンテを描いたら、下の余白に「つづく」と書くというエピソード。
その先どう物語が続くのか、描いている宮崎さん自身も分からないといいます。
本当に、まるで週刊漫画の連載のようです。
あるいは、テレビアニメの制作手法に近いのでしょうか。

最近の宮崎作品はストーリーの完成度が低いと感じていましたが、そりゃそうだよな、と。
こんなやり方でストーリーが破綻しない方がおかしい。
週刊漫画の連載のようだといいましたが、漫画で言うところの編集者もいないんですから。
たぶん、相談する相手も、一緒に考えてくれる人もいないんじゃないかな。
ましてや、宮崎さんがうんうん唸ってひねり出した絵コンテに、ダメ出しをする人など誰もいない。
彼ひとりが神で、彼ひとりが正解なのでしょう。
それであれだけのレベルのものを作れるのは、やはり宮崎さんの実力ということだろうなぁ。

同様に、なぜ宮崎アニメはあれほどキャラクターが活き活きとして心躍るシーンが満載なのかも、上に書いたとおり、よく分かりました。
宮崎さんが圧倒的に強いのは、「自分で絵が描ける」という点でしょうね。
自分の描きたい絵を、自分で描ける。
しかも、誰よりも上手く。
(そりゃ、後進が育たないのも頷けます)

宮崎さんのようなアニメ監督は、おそらくもう出現しないだろうなと思います。
あの能力と、ジブリのような製作環境と、そしてあの渇望感と。
ふたつまでなら揃いそうだけど、みっつ揃えた人はもう出ないでしょう。

こりゃ、やっぱり「ポニョ」は観とかないとな、という気になりました。
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by kude104 | 2008-08-06 22:03 | テレビ

クライマーズ・ハイ

やはり、「ポニョ」は人が多すぎて観られませんでした。
満席でチケットが買えなかったわけではなく、それ以前に、チケットカウンターにものすごい行列が出来ていて。
ざっと見、チケットを買うまでに30分は並びそうな勢いでした。
並ぶの嫌いなぼくですから、即、諦めた次第です。

代わりに観たのは、「クライマーズ・ハイ」です。
主人公は、群馬県の地方新聞社に勤める記者。
ある日――と言っても、1985年の8月12日ですが、日航機墜落事故が発生します。
墜落したのは群馬県の御巣鷹山。
地元で発生した未曽有の大事件に、主人公の新聞社は色めき立ちます。
全権デスクに任命された主人公は「誇れる新聞」作りを目指すわけですが・・・。

“特ダネ”をモノにさせまいとする上司のいやがらせとか。
記事優先で広告を外そうとする主人公と、当たり前だけど、それに激怒する広告局の担当者とか。
紙面づくりのためには、なんなら原稿の締め切り時間をぶっちぎっても構わないという主人公たち編集局と、「白紙の紙面でも俺たちが売ってやるから、とにかく時間を守れ」という販売局の対立とか。
全国紙とのライバル意識とか闘いとか。
大事件が発生したときの新聞社の、まるで戦場のような興奮の様子がかなりリアルというか迫真に迫っていて、手に汗握りました。

そしてやはり、日本航空機墜落事故という実際にあった事件の重さですね。
ぼくも、当時はまだ子供だったんでその深刻さを理解してはいませんでしたが、「そういう事件があった」ということは覚えています。
自分の知っている事件――フィクションではなく、実際にあった出来事ですからね、改めてひどい事故だったんだなぁと思わされました。
映画の中で、現場を見た記者の一人があまりの凄惨さに精神に異常を来してしまうのですが、それがとても印象に残っています。

いろいろ詰め込み過ぎで多少分かり難かった部分もないではありませんけど、思っていた以上にスリリングであっという間の2時間ちょいでした。
久々に、骨太な映画を観た、という気分。

終わって劇場を出るとき、前を歩いていた80歳くらいのおじいちゃん3人連れが、「いやあ、現場が懐かしいなぁ」といった会話をされていたのが、ちょっと微笑ましかったです。
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by kude104 | 2008-08-02 22:36 | 映画