世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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「パトロンシステム」のエントリーにトラックバックを頂いたので、お礼をかねての返信的追記です。
さくらンにっきさん、トラックバックありがとうございます。


投げ銭システムというセンシティブなシステムに、名誉というこれまたセンシティブなシステムを組み合わせるというのは、かなり難しいのではないかと思われます。

さくらンにっき: 商品としての名誉

ぼくの中では、どちらかというと、「投げ銭システムの中にある“名誉”を視覚化する」というイメージです。
とはいえ、現状の投げ銭システムには、たぶん“名誉”の要素は含まれていないでしょうから、このへんはリアルな慈善事業とかをイメージしています。

とくに海外でお金持ちがぽんぽん気前よく慈善事業に寄付をしたりするのは、税金対策ってこともあるでしょうけど、やはり、そうした行為が社会的なステータスにつながっているからではないかと思うのですね。
もし、すべての寄付が匿名で、誰が何にいくら寄付したのか分からないシステムだったら、行われる寄付の規模はかなり小さくなるのではないかと想像します。

ですから、投げ銭システムにおいても、献金者を匿名から“名前持ち”にすることで、そういった力が働くのでは・・・?というのが発想の基本です。
「欲望ガツガツで醜い」というイメージになっちゃうと、当然、社会的なステータスにつながりませんから、そのへんは上手くやらなければならないでしょう。

一方、投げ銭を受け取るクリエイター側ですが、こちらはある程度ガツガツして欲しいと思っています。
「認められたい」「有名になりたい」「小銭を稼ぎたい」というエネルギーが大きければ大きいほど、創作の原動力になると思うので。

「お金なんかどっちでもいいよ」という人は、広告でいいと思うのです。
でも、「ちょっと真剣に創作活動をお金に換えよう」と思った場合に、今の広告システムというのは、あまり適しているとは思えません。
コンテンツを有料化することなく、広告よりもストレートに収入に結びつくシステムが必要だろうと考えます。
問題は、「真剣にお金に換えよう」というクリエイターがどれだけいるかですね。

パトロンシステムが成功すれば、「真剣にお金に換えよう」というクリエイターも出てくるでしょうから、重要なのは立ち上げをいかにスムーズに行うかですね。
それにはやっぱり、さくらンにっきさんが仰るように、イメージ戦略かなぁ。
ある程度ブームになるくらいでないと、上手く行かないでしょうね。

ほっとけない世界のクリエイティブキャンペーンと銘打って、ホワイトバナーでも配るかな。
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by kude104 | 2006-05-31 23:01 | PC&ネット
さて、気がつけば月末ということで、次のサービスデーに見る映画を選ぼう。

以前から気になっていた「かもめ食堂」がまだ公開中ということで、今回こそはと思うのですが、上映が朝10時の回のみとなっております。
うーむ、微妙だな・・・。
代わりに、系統としては似たものを感じる「間宮兄弟」にしようかな。

世間的には「嫌われ松子の一生」が注目作と言えそうですが、まぁ、これはたぶん次回の映画サービスデーまで上映しているだろうから、いま見なくてもいいかな、と。

今回はめずらしく「映画見たいぜ!」という気分でもないので、選定にも熱が入らないなぁ。
まぁ、なんかてきとーに見てこようと思います。
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by kude104 | 2006-05-30 23:59 | 映画

俺のアッガイ

ノリと勢いで、久しぶりにガンプラを作ってしまいました。
説明するまでもありませんが、ガンプラとは、ガンダムのプラモデルのことです。

ガンプラというと「小学生が作るもの」みたいなイメージがありますよね。
実際ぼくも、ガンプラと聞くと、「小学生の頃よく作ったなぁ」という思い出が浮かびます。
せっかく買ってもらったビグロのパーツをぽっきり折ってしまい、悔しさに男泣きをしたよなぁ・・・とか。

しかし、そんな「子供のおもちゃ」のイメージは、今回買ったガンプラによって見事に打ち砕かれたのであった!!

ガンプラに、「マスターグレード」とか「ハイパーグレード」といった高級品シリーズが登場していることは、知識として知ってはいました。
でも、実際に今回自分で組み立ててみて、その進化ぶりに心底感嘆しました。
これはもう、ある種の芸術品といっても過言ではないでしょう。

なによりパーツがメチャクチャ細かくて、数が多いのに驚きました。
1時間くらいあれば完成するだろうと甘く見ていたら、3時間以上かかりました。
それがまた、ものすごく作りが細かいのよ。
内部構造から組み立てさせるんですもん。
装甲の下に隠れて見えないようなものをですよ。

作っていて、実にちまちましているし面倒くさいし、途中で何だか内職をしているような気分にもなったりして、かなりしんどい作業でした。
というと、「楽しくなさそう」って思われるかもしれませんが、たとえるなら、ジグソーパズルをやっているときの感じに似ています。
しんどいなーと思いながらもちまちまと作業を進めていくと、だんだんと残りのピースが少なくなっていき、完成形が形作られて行く。
その、一歩一歩着実に成果が現れて行く様が、実に達成感を感じられて面白い。

対象年齢15歳以上とありましたが、たしかに、これは小学生にはちょっと厳しいだろうなぁと思います。
厭きっぽい人や雑な人、集中力がない人にもお勧めできない。
それだけに、ある種の“教材”として使えるのではないかと思ったりして。
集中力をもって、地味な作業をこつこつとこなせば、それに見合った達成感が得られるという、そういう体験はなかなか得がたいですからね。
ジグソーパズルでもいいんですが、男の子にとっては、最後にかっちょいいモビルスーツ(ガンダムの世界のロボットのこと)が完成するというのが、ご褒美としてかなりでかいです。

完成したガンプラを手にとって、年甲斐も無く、にんまりしてしまいました。
その後、さまざまなポージングをさせて脳内でドラマを作って遊んだりして、実に楽しい時間でした。
大人の趣味として、ガンプラは有りですよ。
これだけのクオリティで、これだけ楽しめて2500円だったら安いと思います。
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by kude104 | 2006-05-29 23:59

朝まで生テレビ

何気なくチャンネルが合ってしまい、「朝まで生テレビ」を見てしまいました。
人が喧喧諤諤で議論している様子は、ちょっとした真剣勝負みたいで面白い。
ま、結論めいたものはなにも出ないので、毎回「騒いで終わり」みたいなもんですけど。

その中で、日本の国防についての話も出ていたと思います。
極度にアメリカに依存している今の状況というのは確かにおかしいとぼくも思いますが、じゃあどうするかというと難しい問題ですよね。

自国の安全を守るためには、やはり、ある程度の軍事力は必要だと思います。
今はそれをアメリカに頼っているわけだけれど、じゃあ、「アメリカさんはもう結構です」となると、その分を自前で補わなければなりません。
そうなると、日本も自前の軍隊を持つべきだといった話になってくる。

憲法との兼ね合いは置いておいて、軍隊を持つのはまぁ良しとしましょう。
でも、そうなったら、おそらく徴兵制にせざるを得ないと思うんですよね。
ぼくはものすごく単純に、そしてわがままに、自分が徴兵されるのは嫌です。
アメリカに依存することで日本が軍隊を持たなくて済み、自分が徴兵されなくて済むのなら、それでいいかなぁと思ってしまいます。

まぁ、実際には今の自衛隊と同様、志願者だけで賄えるのかもしれませんけど。
でも、なんというか、「自国の安全は自国で守れ!」とカッコ良く主張する一方で、「でも、実際の兵士役は他人任せ」では示しが付かん。
やはり、「まず私が兵卒となって最前線に赴きます」くらいの覚悟はいるだろう。

当然、ぼくにそんな覚悟はありませんので、なかなか「自前で国防を」とは言えませんねぇ。
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by kude104 | 2006-05-27 22:44 | テレビ

キーワード占有戦略

今日もまた、「ウェブ進化論」と「グーグル」についての話ですが、この二冊を比べて「ウェブ進化論」が巧いなぁと感心するのは、キーワードの扱いです。
「あちら側」「こちら側」「次の10年」「三大法則」などなど・・・。
“それ”について何か語ろうと思ったときに、キーワードが有るのと無いのとでは大違いです。
同じような内容なのについつい「ウェブ進化論」について語ってしまうのは、そこにキーワードがあるからでしょう。

だいたい、タイトルからしてそうです。
「グーグル」ってタイトルは、検索するのに不利なことこの上ない。
本の「グーグル」について調べたくても、それこそGoogle本体についての情報が混じって上手く行かない。
その点「ウェブ進化論」は、ほとんどノイズが乗りません。

Googleについてはどちらもかなり的確に書かれていますが、その“使い方”を実践として分かっていらっしゃるのは、梅田さんのほうでしょうね。

これから情報を発信して行く上で、「いかに上手くキーワードを付けるかが、より一層重要になりそうです。
いかに的確で人々の口にのぼりやすく、他にヒット数の少ない(つまり自分たちが占有可能な)キーワードを見つけるか・・・という技術が磨かれて行くのではないかと思います。

検索エンジン上で、あるキーワードを自分たちの情報に結びつけることを「キーワードの占有化」と呼ぼう。
そのようなキーワードを「占有キーワード」と呼び、そのような戦略を「キーワード占有戦略」と呼ぶ。

・・・みたいな。
いまのところGoogleで「占有キーワード」「キーワード占有」はヒットしないので、このエントリーがGoogleに拾われれば、ぼくによる占有化成功です。
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by kude104 | 2006-05-26 22:25 |
「ウェブ進化論」がどことなく胡散臭く映るのは、やはりオプティミズムのせいだと思うんだよね。
梅田さんは、ウェブの表も裏も光も影も分かった上で、敢えて明るいほうを提示することで、これからの大変革に立ち向かうチャレンジ精神を育てようとしていらっしゃるのだと思います。
そういう姿勢は好きです。
でも、ぼくは天邪鬼なもんだから、ついつい「ホントかなぁ・・・」と斜に構えて読んでしまいます。

たとえばWeb2.0。
Web2.0とは、ネット上の不特定多数に自社のアプリケーションやデータ(リソース)を開放して、自由に使ってもらうようにすることで、まったく新しいサービスや広がりが勝手に作り出されることを期待する戦略と言えるでしょうか。
たとえば、Googleが「グーグル・マップス」という地図データ&アプリケーションを公開したことで、それを使ったサービスやらなにやらがわっと現れました。

たしかに、かつてなら独占され“門外不出”であっただろう貴重なリソースを、「誰でも自由に持って行って自由に使ってくださいよ」とばかりに、不特定多数にタダで開放したというインパクトは大きい。
そして、それによって、一社で独占するよりもはるかに多様で広がりのあるサービスが誕生すれば、「Web2.0って素晴らしい!」となるのは当然です。

でも、Googleはべつに社会奉仕で自分の持っているリソースを開放しているわけではない。
Googleが「グーグル・マップス」を公開できたのは、Googleが「地図の会社」じゃないからでしょう。
しかも、いずれは「グーグル・マップス」に広告を載せて自社の収益にしようという戦略があってのことだろうと思います。
Amazonが自社の商品データベースを開放しているのだって、そうすることでより多くの客さんがAmazonを利用することになるからでしょう。

言うなれば、携帯電話の端末をタダで配って、通話料や通信料で儲ける戦略と同じじゃないかと思うのです。
ビジネス的な面では。
実に巧いやり方だと思うし、みんなも恩恵を受けられるし、たしかにWeb2.0って素晴らしいと思う。

でも、ことさら「開放性」とか「不特定多数を信用する」とかそちらばかりが強調されると、まるでGoogleが採算度外視で理念だけでWeb2.0をやっているように思えてくるからアブナイ。
「よし、うちもWeb2.0だ」とばかりに、勘違いして通話料や通信料までタダで開放しちゃったりしてね。

「明るい未来」を強調するのはオピニオンリーダーの使命だと思う一方で、下手をすればアジテーターになりかねないよな・・・と思います。

梅田さんご自身は、今のところWeb2.0の最前線に立っていらっしゃるわけではない(と思う)。
たとえば、コンサルタント業のノウハウ(?)をデータベース化して開放したり、「Web進化論」にしてもPDFファイルなどで開放していらっしゃるわけではない。
意地悪い見方をすれば、前線に向かう兵士を大本営から鼓舞していらっしゃるようにも見える。
前線の兵士にしてみれば、敵が目の前に迫っていて明日の命も知れないときに「大義名分を言われても!」みたいな。

べつに「梅田さんも前線に立て」と言いたいわけではないし、「Web進化論」にケチをつけているつもりもありません。
だって、梅田さんはおそらく全部わかった上で書いてらっしゃいますもんね。
きっと、「アジテーターになろうともやむなし」なんでしょう。
そういう姿勢はすごく好きです。
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by kude104 | 2006-05-25 23:59 | PC&ネット
「ウェブ進化論」と「グーグル」を読んで確信する事柄は、「我々は今、革命のさなかにいるのだ」ということ。
100年後の歴史の教科書には、きっと今の時代に「インターネット革命」か「情報革命」かわかりませんが、そういった言葉が記されていることでしょう。
産業革命が興ったときの人々も、きっと今のぼくらのような気分だったんじゃないかなぁと想像すると、ちょっとドラマチックな気持ちになりますね。
ルネッサンスの三大発明が「活版印刷、火薬、羅針盤」なら、現代の三大発明は「コンピュータ、インターネット、検索エンジン」とかになるでしょうか。

歴史の年表上で、「情報革命」が産業革命の次の一大革命であると位置付けられるのは、おそらく確実だろうと思います。
ただ、この革命はそれだけに留まるものではないかも知れないと、今回「ウェブ進化論」と「グーグル」を読んで強く感じました。
「情報革命」は、産業革命の次の一大革命であると同時に、社会主義革命の次の一大革命になるかもしれない。

産業的な変革と社会的な変革はセットで起こると考えれば、「情報革命」が次の社会的な変革をもたらすことは当然と言えば当然かもしれないけど、「ウェブ進化論」と「グーグル」を読んでいて感じたのは、この「情報革命」そのものが、なにか思想的・イデオロギー的なものを含んでいるような気がするのです。

その印象は特に「ウェブ進化論」のほうで強く感じました。
読んでいて、「当時、社会主義革命の思想を聞かされている人の気持ちって、こんな感じだったんじゃないかなぁ」という気持ちになりました。
主にチープ革命と総表現社会という発想が、既存の産業構造であったり権威であったりを破壊する思想である点。
そして、それによってみんなが幸せになれますよと説くあたりが、なんだか社会主義思想っぽい。

ウェブ進化論で言う「次の10年」には、産業だけでなく社会が大きく変革されるような気がしてなりません。
その変革が成功するか失敗するかは、わかりませんけど。
もしかすると、社会主義革命のように壮大な失敗の始まりかもしれないという不安感は「グーグル」に良く現されているように思います。
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by kude104 | 2006-05-24 21:27 |
文春新書・佐々木俊尚著「グーグル Google 既存のビジネスを破壊する」と、ちくま新書・梅田望夫著「ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる」は、ペアで読むとさらに楽しめる二冊だと思います。

個人的には、読み物としては「グーグル」のほうが面白かったです。
「グーグル」のほうがドキュメンタリーふうでドラマチックなのに対して、「ウェブ進化論」のほうはスタンダードでオーソドックスな作りでした。
おそらく、「ウェブ進化論」のほうがポイントが整理されて頭の中に入って来やすいですが、「今まさに時代が変わろうとしている!」という危機感めいたものは、「グーグル」のほうに強く感じました。

そう、危機感。
この二冊の違いは、たぶんこのキーワードに集約されるように思います。

「ウェブ進化論」の中で著者の梅田さん自身が書いていらっしゃいますが、「ウェブ進化論」はとにかくオプティミズム(楽天主義)に貫かれています。
「これから社会のルールが大きく変わって、いろいろと古い体制が崩れて行くだろうけど、でも、最終的にはきっと今以上の素晴らしい社会が現れますよ」というメッセージにあふれています。

一方の「グーグル」は、「今こういう大変革が起ころうとしている。それによって、こういう人は恩恵を受け、こういう人は打撃を受ける」といった、事例を紹介する感じで書かれています。
そして、「この先に訪れる未来が良いものになるか悪いものになるか分からないけど、でも、確実にそれは訪れる」というメッセージを感じます。

「ウェブ進化論」で使われている「あちら側(インターネット上の世界)」と「こちら側(リアルな社会)」という言葉で言えば、「ウェブ進化論」は「あちら側」のルールを「こちら側」に分かりやすく伝える書です。
一方の「グーグル」は、「あちら側」が「こちら側」にどのような影響を及ぼそうとしているかについて書かれた書と言えるでしょう。

なので、「グーグル」のほうがリアルな臨場感でぼくの心に迫りました。
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by kude104 | 2006-05-23 23:26 |

新書

ネット上ではかなり以前に話題になっていて、いまさら感がありますが、先日ようやく噂の「グーグル Google」と「ウェブ進化論」を読み終えました。
いやあ、噂通り面白かった。

その感想をこれからまた何日かかけて書きたいと思っているのですが、その前に、今回はちょこっと新書というものについて感じたことを書いておきたいと思います。

世間じゃ新書ブームだなんて言われていますが、ぼくはもっぱら小説派だったものですから、新書のほうはとんと興味が無くて。
今回この二冊を手に取ったのは、ネットでちょっとしたブームになっていたことと、本の内容が自分の関心分野であったためです。
事実、新書を読むのは大学生のとき以来です。

とまぁそんなふうに、実に久方ぶりに新書を読んでみてまず驚いたのは、めちゃくちゃ読みやすくなっているってことです。
もちろん、この二冊で新書全体について語るのは乱暴ですが、少なくともこの二冊で、ぼくの中にあった「新書って小難しくて退屈な読み物」というイメージは払拭されました。

なるほど、これは新書ブームと言われるのも分かる気がする。

値段的にもだいたい700円程度で、非常にお値打ち感があります。
おそらく、一文字当たりの値段に換算すれば小説のほうが安いんでしょうけど、新書には、「この内容でこのお値段は安い」という気にさせるものがありますね。
読むとなんだか賢くなったような気がするというか、知的好奇心を刺激されるというか。

人間、勉強は嫌いだけど、自分をより高めたい欲求ってものがあります。
成長したい願望というか。
自己投資なんて言葉も、そういう気持ちの現われでしょう。
新書は、それをうまくくすぐってくれる。
しかもたった700円で。

昔の新書だってそのへんは同じですが、如何せん読みづらかった。
なんか、大学の先生が論文調で書いた読み物といったイメージです。
難しい、読みにくい、面白くないなどなど、結局読めなかったというのでは、いくらテーマが面白くても知的満足感は満たされません。
読んでもらえなければ、本も単なる紙と文字ってな感じです。

この新書ブームとは、「いかに読んでもらうか」というところに力点を入れた結果だろうと思います。
そこを素直に評価したい。
背景には、「本が売れない」時代の到来というものも、おそらくあるでしょうね。

読みやすく、読んで面白い新書というのは、小説よりも面白いかもしれない。
これからは、ちょっと面白そうな新書を探して読んでみようと思っています。
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by kude104 | 2006-05-22 23:59 |

あとがきのようなもの

なんかコメントスパムが来ているみたいなので、しばらくコメント欄を閉じることにします。
悪貨は良貨を駆逐するといいますが、こうしてブログの良さがひとつ奪われてしまうのは悲しいことよのう。

さてまぁ、今日は昨日まで続いた「ソフトがタダになる時代~パトロンシステム」の連載を振り返りつつ、あーだこーだ書いてみよう。
振り返れば、実に20日、約三週間にわたる連載でありました。
途中で一度、任天堂のWiiの話に浮気もしましたが、実はあれすら回りまわって「ソフトがタダになる時代」につなげようかというくらい、壮大な連載でした。
その気になればこの後もまだ1週間くらいは続けられましたが、さすがに自分でも厭きてきたので、このへんが潮時でしょう。

当初はアクセス数もちょっと増加し、「お、もしかして期待されてる?」と喜びもしましたが、案の定というか、その後減少。
アクセス数の増加も、実はコメントスパムのためのロボットが巡回しているぶんじゃないかという気さえしてくる始末です。
まぁ、そのへんの読まれなさ加減はいつも通りなんで慣れっこですが、なにかを世の中に提案するには、自分の影響力が無さすぎるということは、改めて感じました。

「これが有名ブロガーさんだったら、反響ががんがん来て、アイデアが練りあがっていくんだろうなー」と思うと、ちょっと嫉妬にも似た落胆を覚えますね。
ブログという強力なツールも、使う人次第で、「群集の叡智」を集める道具にもなれば、単なる日記にもなるってことだなぁ。

とはいえ、本気で反響が欲しかったのかと訊かれると、べつにそうでもない。
やはり、単純に「書くことが楽しい」という、それだけです。
その意味では、非常に楽しかったので、本人的には「いい試みだったなぁ」と満足しています。
これだけ自分の頭の中にあるものをがっつり吐き出したのって初めてかもしれないから、達成感というか充実感というかやりきった感が大いにありました。
また機会があればやりたいと思います。
まぁ、さすがに3週間連載は長いので、せめて1週間くらいでね。

パトロンシステムも、いつか実際にやってみたいですねぇ。
結局、なにかを世の中に提案したければ、あーだこーだ言うより、実際に自分でやってしまったほうが早い。
パトロンシステムくらいなら、たぶん自分一人でも作れちゃうだろうし。
いつか気が向いたら試してみたいなぁと思います。
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by kude104 | 2006-05-21 23:08