世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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いい天気だったんで、夕食の買い物がてらサイクリングでもしたい気分になって家を出た。

──途中でパンクした。

あれな。
チャリを押して帰るときの惨めさって、泣きたくなるのな。

乗って使うものを押している時点で、世界から浮いてる自分を意識する。
人と違う生き方は孤独だと、しみじみ感じる。

小さな虫が頭上にまとわりつくように飛んでさ。
そいつらが余計にぼくを消耗させる。
あーもう、うっとおしい!と手で追い払っているぼくの横を、カップルの二人乗り自転車がツーっと幸せそうに走りぬけて行った。

とりあえずビール飲みてぇと思った夕暮れ時のヒトコマ。

* * * * *

6・8北朝鮮戦は第三国で無観客…FIFA厳罰下す(Yahoo!ニュース:サンケイスポーツ)

不謹慎(?)ながら、こりゃ面白くなってきたね。
サポーターのいないサッカーなんて、静かなパチンコ屋みたいなもんじゃないの?
純粋に、サッカーという競技の面白さがむき出しになるであろう試合。
果たして、イベントとして盛り上がるのかどうか、興味津々だなぁ。

それでもテレ朝なら・・・テレ朝ならきっとなんとかしてくれる・・・!

↑これが言いたかっただけ。
まぁー、スタジオと競技場とのテンションの差が楽しみです。
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by kude104 | 2005-04-30 22:09 | 時事・社会
「iPodからも金を取れ」――私的録音補償金で権利者団体が意見書(ITmedia)

そもそも、『私的録音録画補償金制度』ってもんに無理があると考えるのが、まぁ自然でしょ。

私的コピーについては、著作権法上、個人の権利として認められているわけです。
でも、デジタルコピーの場合はコピーしても品質が劣化しないため、たとえそれが私的コピーの範囲内であっても、次々コピーされると権利者の利益が損なわれてしまう。
だから、そのぶんを補償しましょう。
そのために、記録メディアのほうに補償金分を上乗せして、利用者に払ってもらいましょう。
・・・って、制度ですよね?

でも、これってホントにそうかぁ?って、疑問に思いません?

仮に、音楽CDを例にとって考えてみるけど。
買ってきた音楽CDを100枚、1000枚複製しようと、それがただちに権利者の利益を損なうことには繋がらない・・・ですよね?
まさか、音楽CDは消耗品で、買い替え需要を期待しているから損なう──なんて言わないよな?

損なうのは、複製品がばら撒かれたときでしょう。
だったら、それは私的コピーの範囲外の問題じゃない?
つまり、私的コピーの範囲内であれば、それがアナログコピーだろうとデジタルコピーだろうと、等しく権利者の利益を損なうことはないはずです。

そもそも、音楽CDってのは、いったい何を売っているのか?

CDという「物」を売っているのなら、「中身」をどうしようと(私的コピーの範囲内であれば)商売に影響を与えることはないでしょう。
だって、売り物である「物」は買わないと手に入らないんですから。

一方、音楽という「中身」を売っているのなら、購入した音楽を(私的コピーの範囲内で)どう聴こうと買ったもんの自由でしょ。
紙パックで購入した牛乳を、コップに移して飲んだっていいじゃないか。
それで権利者の利益が損なわれることはない。

と考えるのが、自然じゃないですか?

それを。
デジタルコピーが不正にばら撒かれると権利者の利益を損なう → デジタル方式の私的コピーは権利者の利益を損なっている → だから、補償金を払え。
なんてのは、暴論ってもんでしょう。
でも、これ以外に、デジタルコピーに補償金制度を導入させた根拠が思いつかないんだよなぁ。

そのへんきちんと納得の行く説明をしてから、「iPodからも金を取れ」とか議論して下さい。
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by kude104 | 2005-04-29 18:39 | PC&ネット
さて。
そろそろ次の映画サービスデーに観る映画の品定めでもしましょうか。

ここ数日、ちょっと脳ミソがお疲れ気味な感じなんで、なんかこう「スカッ!」っとする映画を観たい気分です。
で、そういう映画を探してみたら・・・あんまり「コレだ!」っていうのが、ないのよね。
サービスデーを過ぎたあたりからゴールデンウィーク映画が登場してくるので、そのつなぎ期間なんだろうな。

前評判の高さで言えば『海を飛ぶ夢』が気になるところですが、前述の通り、今はあんまりヒューマンドラマ系を見たい気分じゃない。
もっとこう「スカッ!」っとできそうなやつがいい。

『Shall we ダンス?』も、悪くないんだけど。
別にオリジナルと比べて云々という部分に関心は無いし、でも、オリジナルを知っているぶん新鮮味に欠けるし。
それに、客層をカップルと夫婦連れが占めるであろうなか、男ひとりで観る映画か?という感は否めない。

いっそもう『クレヨンしんちゃん』とか『コナン君』とか観たろうかって気持ちにもなるけど、ゴールデンウィークの映画サービスデーにアニメなんか観たら、エライことになる。
それこそ、男ひとりで観る映画じゃない。

とまぁ、いろいろ考えて辿りついた答えは、『コンスタンティン』かなぁ・・・みたいな?
いや、この選択にはあんまり自信がないんだけど。

とりあえず、アクション要素がありそうだし。
テレビで観るよりは、スクリーンで観たほうがいいタイプの映画だろうし。
それなりに作品性も高そうだし。
でも、大人気ってほどでもなさそうだし。
・・・ただ、「スカッ!」とできるかどうかは、あんまり自信がない。

まぁ、今回はそんな感じ。
我ながら、投げやりな感じ。
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by kude104 | 2005-04-28 22:10 | 映画
ま、今更ながらなネタだけど。
LANトラブル相次ぐ JRやメディア各社 ウイルス対策ソフト原因か(SankeiWeb)

SFなんかによく、コンピュータ社会で基幹コンピュータに不具合が発生し・・・みたいなクライシスものってありますよね。
SFの設定としちゃ、安っぽいというか手垢のついた感が否めませんが、こうして実際に起きるとかなりインパクトがありました。
「えぇ~、実際に起こり得るのか・・・」みたいな。

この線で考えれば、これからの時代、マッドサイエンティストが世界制服を目論む・・・みたいなことって、ネット社会前よりも現実味がありますよね。
すんごいソフトウェアをフリーでばら撒いて、実はそれにはトラップが・・・みたいな話。

ロボット造って世界制服だ!なんてのはもう、時代遅れでしょう。
と思ったら・・・。

乗って操縦できる2足歩行ロボ、1台3600万で販売(YOMIURI ON-LINE)

ま、とりあえず『外観はアニメ「機動戦士ガンダム」に登場するロボットそっくり』なんて書いちゃう記者ははしゃぎ過ぎとしてもだ。
すげー!
あと5年もすれば、『パトレイバー』の作業用レイバーの世界くらいには行けるかもしれない。

こんなんが公道をガチョンガチョン歩いてたら、面白いだろうなぁー。
これに乗って出勤とかね。
「いやあ、道が混んでてさー」みたいなセリフもギャグに響くぞ。

これに乗って世界征服とかは、あり。
だって、カッチョイイもん。
巨大ロボットは男のロマンです。
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by kude104 | 2005-04-27 23:15 | 時事・社会
JR福知山線での脱線事故について。

脱線防止ガードが設置されていなかったとか、ATSが旧式だったとか、車両の設計に問題があったとか、諸々の安全対策が不充分だったのではないかという指摘がありますが。
そりゃまぁ、完璧であるに越したことはないですが、費用対効果というものもあるし、なかなか難しいよなぁと思わざるを得ません。

義援金でも集めて、「それで設置して下さい」って話なら八方丸く収まるでしょうけど。
現実的に考えれば、社員の給料下げるか、運賃上げるか、みたいな?
向こう何年間か、役員の給料大幅カットして、その金を充てますか。

どうも、現時点でのニュースを見る限りでは、『運転指令がオーバーランを確認するため、無線で高見運転士を2度呼び出したが応答がなかった(尼崎脱線事故 車掌「速度出ていた」 死者57人に Yahoo!ニュース:毎日新聞)』ってのが、きな臭いよな。

オーバーランして、遅れを取り戻そうとスピードを出していたとしても、カーブ前で減速できれば曲がれたろう。
精神的あるいは肉体的に、なにか通常じゃない状態にあったのではないか。
思えば、そもそものオーバーランからして、通常でないと言えば通常でないんだから。

なんてことを考えていたら・・・
運転士、異常行動“ゲーム脳”の特徴(ZAKZAK)
そう来るかー!!!!

いやね、もう感動的ですらある。
ゲーム脳は、大槻教授のプラズマを超えた!

いえいえこの場合、森教授はそんなに悪くない。
だって、森教授のほうからZAKZAKに電話して「これはゲーム脳です」と言ったとは思えない。
記者が森教授に電話して、「先生、なにか一言お願いしますよ」って頼んだんでしょ。

森教授にコメントを求めるってことは、それはもう「ゲーム脳」について喋れってことですよ。
森教授がどんなコメントをするかなんて、そんなもん、電話する前から予想できる。

だから、森教授としては、ただ自分に求められた役割を果たしただけ。
そりゃあ、「これはゲーム脳とは関係ありません」ってコメントも、選択肢としてないわけじゃない。
でもまぁ、これは韓流スターが「日本は好きですか?」という質問に、「大好きです」と答えるようなものでしょう。
求められる役割をきちんと演じるのが大人ってもんです。
・・・まぁ、森教授の場合、本気で「ゲーム脳です」って言っている可能性もなくはないけど。

ただね、この場合。
やはり、森教授よりもZAKZAK記者の軽薄さのほうをぼくは嫌悪する。
嬉しそうに『ゲーム脳』とか言ってんじゃねーよ。
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by kude104 | 2005-04-26 21:37 | 時事・社会

福知山線で大惨事

死亡50人・負傷417人、先頭車両で4人の生存確認(Yahoo!ニュース:読売新聞)

なにしろ地元が福知山なんで、福知山線で事故と聞いたときには唖然としました。

ちょうど先の週末にうちの両親が兄夫婦のところに行っていて、今日福知山に戻るという話だったので、第一報を聞いた瞬間には「あるいは・・・?!」と覚悟してしまいました。

いやほんと、あのグチャグチャの瓦礫の下にうちの両親が埋まっているところを想像して、うわぁヤバイなぁーと思っちゃったもん。
「電話、鳴るかなー。でも、身元とか、すぐには分かんねーだろうし。ぼくの連絡先に辿りつくまでには時間が掛かるだろうなぁ」とか、そんなどーでもいいことばかり考えた。
もちろん、うちの両親が巻き込まれた可能性なんて1%くらいだろうという安心感あっての話ですが。

実際すぐに、これは乗るはずのない電車だと分かったんで、ほっと一安心でしたけど。
でも、他人事じゃないなと思いましたねぇ。

考えてみれば、自動車による交通事故なんてニュースにもならないくらいありふれて起こっていて、それで命を落とす人もいる。
ある日突然電話が鳴って、「ご両親が、交通事故で・・・」みたいな話は、覚悟しておくべき程度の可能性で起こりうるんでしょう、きっと。
だから、「いやはや、一安心」と思ったら大間違いだぞ、俺。
みたいな。

素直に考えれば、「だから親孝行しよう」みたいな話になるんでしょうけど、じゃあぼくがこれを機に親孝行に目覚めるかというと、そうはならない。
そのへんがダメなところ。
母の日も、おそらくスルーで。

まぁ、とりあえず。
これから電車に乗るときは、なるべく後ろのほうに乗ろうと思いました。
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by kude104 | 2005-04-25 21:48 | 時事・社会

精子に感動した夜

深夜。
寝る前にしばらくダラダラとテレビを見るのがぼくの日課なんですが、昨夜、そうしてザッピングしていた番組のひとつに思わず見入ってしまいました。

よくは分からないのですが、なんか、男女の性について取り上げた番組でした。
深夜の民放だったから、最初はエロ番組かと思ったんですが、これが「おまえはNHKか?」というくらい真面目な内容でして。

そこで、精子が卵子と受精するための長い道のりのドラマを観ていると、なんだかもう精子が可哀想で可哀想で、不覚にも胸が熱くなる思いでした。
たしかにぼくは死に逝く者にシンパシーを感じる傾向にありますが、でもまさか、精子にシンパシーを感じるとは思わなかったなぁ。

だけど。
だって、射精された段階では3億匹いる精子がですよ。
第一の関門では酸に殺られて300万匹になり、第二の関門では白血球に食べられて300匹になりと、ものすごい淘汰されていくわけですよ。

3億匹が300匹か・・・と、そのあまりの生存率に眩暈を感じます。
この時点でも、生き残った300匹は十分賞賛に値する。
ぼくの中では、もう立派な勇者ですよ。
よく頑張った、よくぞ生き残ったと。

そう思っていたら、その次の関門はあろうことか、「右か左か」の二択だって言うじゃありませんか。
ここに来て「運だめし」はあまりに残酷!
必死に生き残ってきた150匹の勇者の頑張りが、「運がなかったね」で無に帰すとはあまりにもあまりです。

そうして、卵子にまで辿り付けるのはたった100匹。
受精できるのは、その中のわずか1匹です。
思えば、3億分の1を争うなんたる苛酷なレースか。

最後の関門である卵子に張られたバリアを一番に突破した精子が勝利です。
1匹が辿りついたら、卵子は再びバリアを張って、他の精子をシャットアウトします。
つまり、残る99匹はそこで死ぬんですよね。
だったら当然、早い者勝ちだと思うじゃないですか。

ところが!
ここに来て、生き残った100匹は協力してバリアを破るんですって。
そうして、たった1匹の精子を送り込む。

なんだこれ・・・?
「努力、友情、勝利」って、ジャンプか?
そこはジャンプワールドなのか?

これには誰だって胸が熱くなるって。
初めは寝転がって観ていたぼくも、最後は正座ですよ。
死んでいった精子たちに敬礼ですよ。

そして、分かってしまった。

やれ個性だ特別だ、人は誰でも等しく価値があるだなんてことを言うけれど、生命のルールは本来そんな生易しいものじゃない。
次代に種を残せるのは、ほんの一握りの選ばれた者だけ。
あとの大多数は、ただただ無駄に死んでいく存在なんだと。

ぼくら人間も、次代に名を残すような価値のある人間はほんの一握りで、あとの大多数はただ生きて死ぬだけの存在なんだろうと思います。

でも、死んでいった2億9999万9999匹の精子は無駄死にだけど、なんつーか、立派だよね。
効率よく優れた精子1匹だけ作って、それで受精できれば理想的なんだろうけど、世界はそこまで完璧にはなれない。
凡人の死屍累々を重ねずには成り立たないものなんだろうと思います。

だとしても、というか。
だからこそ、というか。
無駄に死ぬべき凡人が、懸命にゴールに向かう姿は崇高で切なくて愛しい。
死に際の言葉は、きっと「俺の屍を越えて行け!」に違いない。

そんな姿を見せられたら、たとえそれが精子でも、抱きしめたくなるよね。
・・・え? ならない?
まぁ、たしかに。
しょせんは精子だし。

それにしても。
精子と卵子の、この圧倒的な立場の違いってなに?

1個の卵子を目指して3億個の精子が競争する。
卵子はあの手この手で精子の能力を測り、ふるいにかけ、満身創痍で辿りついた精子にひとこと、「よくぞ辿りつきました。ご褒美に受精させてあげましょう」みたいな?
まるで、女王様と奴隷のような。

女は選ぶほう。
男は選ばれるほう。

そんな力関係を初めから背負わされているんだもん。
そりゃあ、男はどうしたって女に敵わないよなぁと思ってしまいます。
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by kude104 | 2005-04-24 19:11 | テレビ
またまたmixiネタで、興味のない方には申し訳ない。
やっぱり、mixiという『システム』は考えれば考えるほど興味深いもので。

mixiへの批判に対して「それはmixiに限ったことではない」という反論は、おそらく正しい。
前回紹介したmixiに気をつけろ!(吉村智樹の原宿キッス~うれしはずかしな日々~)に対しても、そういう反論が多く見られる。

それはその通りで、ぼくもそう思う。
でも。
喩えるなら、「三丁目の交差点は事故が多い」という話に対して、「事故はどこでも起きる。三丁目に限らない」と反論されると、「それはそうだけど・・・」と話はそれで終っちゃうんで。

見通しが悪いからか、信号がないからか。
個々の要因は「ありふれたもの」でも、その組み合わせが「三丁目ならでは」の現象を産み出しているということもあるやもしれず。

また、mixiでいえばそれ以外にも、表向きには「紹介制で安心」というイメージを醸し出しながら、内では「mixiに限らない問題」が発生している。
そのギャップに対して、声高に警鐘を鳴らす人がいてもいいとぼくは思う。
過剰は過剰なんだろうけど、現実問題としてmixi内の多くの人は余りにも無防備なんで、ショック療法くらいでバランス的にちょうどいいんじゃないかな。

ぼく個人としては、mixiの善い悪いにあまり興味はありません。
mixiの善い悪いは、結局のところ、使う人次第ってことになると思うので。
そうではなく、ぼくの興味は、mixiの何が人間の何を刺激し、どういう現象を引き起こすのか?というところにあります。
使う人次第の、「次第」の部分に興味がある。

その点で興味深いのは、やはりまずは、mixiの『マイミク』や『あしあと』です。
見ようによっては、どちらもmixi内での交友関係の豊かさ・親密度を視覚化するシステムと捉えることができます。
(もちろん、普通の人はそんなふうに捉えないですけどね)

知らない人のために簡単に説明すると。
『マイミク』は、mixiユーザを自分の“友達”として認定する機能。
マイミクが多い人は人気者に映るし、逆に1人(最低人数です)だとけっこう寂しく映る。
『あしあと』は、名前が残るアクセスカウンター。
「何人」という数だけのカウンターではなく、「誰」がどのくらいの頻度で自分のところに来ているかが分かる。

で、このふたつがもたらすものを、『お金』になぞらえて考えてみようというのが今回のテーマ。

お金って、もともとは物々交換の際の“中間物”です。
物を直接持ち運んでやり取りするのは大変なので、いったん『お金』というモノに置き換えて、それを仲介に物々交換をする。
主役というか、価値の主体はあくまでも交換される物と物だったはずが──いまやどうなっているかは、言うまでもないでしょう。

で、この『お金』がもたらしたものとして・・・。

まず、物の価値を視覚化した。
一万円という値が付けられることで、その物は一万円の価値を持つ。
言い方を変えれば、物の価値を、万人に共通の数値データとして明示することが可能になった。

そして、貯蓄を可能にした。
物は、物理的にそれほど貯蓄できない。
自分のテリトリーに置けるだけしか置けないし、食べ物なんかだと腐ってしまう。

ですから、物の貯蓄は、当面生活に困らないだけあればいいという発想になる。
初めから貯められないのだから、まず「貯めよう」という発想自体が湧かない。
でも、お金は際限なく貯めることができる。
となると、際限なく貯めたくなるよね。

何が欲しいというわけではなく、お金が欲しい。
何に使うでもなく、お金を貯めること自体が目的になる。
お金を貯めていないと不安で、お金があると安心する。
──言うなれば、お金依存症です。

さあ、これをmixiに置き換えてみましょう。

『マイミク』や『あしあと』はコミュニケーションの“中間物”です。
価値の主体があくまでコミュニケーションにある間はいい。

でも、『マイミク』や『あしあと』は交友関係の豊かさ・親密度を視覚化する。
現実世界で、友達が何人いて、どのくらいの頻度でどんなコミュニケーションをしているかなんてことは、普通意識しない。
でも、mixi内では、それらは客観的データとして意識可能です。
言うなれば、mixi内では交友関係を貯蓄できる。

もちろん、本当に大切なものは、そんなデータに現れない部分にある。
それはお金でも同じことです。
だから、お金と同じく、それで価値を測り、“貯める”ことそのものが目的となる人が現れるのは充分に考えられる。

当面あるだけのコミュニケーションでは満足できない。
『マイミク』や『あしあと』がないと不安で、あると安心する。
これが、言うなれば『mixi依存症』なんじゃないだろうか。

つまりmixiって、交友関係に『貨幣経済』めいた概念をもたらすシステム・・・になる可能性を秘めているのではないか?
もちろん、大げさに言えばの話ですけど。

な~んていう話はどうでしょう、面白くないですか。
ぼくはmixiのこういうところが面白いんですよね。
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by kude104 | 2005-04-23 19:44 | PC&ネット

ジャイアン、教育的配慮

というわけで、新ドラえもん2回目。

正直、もう違和感めいたものは、まったくと言っていいほど感じなかったです。
「馴染んだ」と言うより、「別物」として割り切って観れてしまったため、違和感も消失した感じ。

それどころか、下手をすると、旧ドラえもんより面白いかもしれない。
テンポが良くなっていまふうな感じになったぶん、最近の感覚でみて面白さが増したように思えます。

ただ・・・。

殴らない。
あの男が、殴らない!

そんなバカな!?と思う。
でも──実際、振り返ってみれば、殴っていない。
あの男は、まだ一度ものび太を殴っていない!

今回も、単に掴みかかっただけ。
のび太の、あの暴言に対しても──掴みかかっただけ!

かつてのあの男なら、間違いなく殴っていた。
躊躇なく!
何度も、何度も殴っていた!

理由などなくても殴る──それがジャイアニズム。
なのに、新しいジャイアンは殴らない!!

・・・と、大げさに書いてみましたが。
いや本当に。
もしかして、新ジャイアンはこの先も決してのび太を殴らないのではないか?と思ったりして。

教育的配慮というやつだろうか?
ガキ大将という存在が時代にあわなくなったから、というのもあるかもしれないけど、でもおそらく教育的配慮というやつだろうと思う。

それはそれでまぁ妥当な判断かなーと思うけど、でもそうなると、「ジャイアンにいじめられたよぅ~」というネタはどうする気だろう?
アレかな、直接的な暴力シーンはカットするけど、ジャイアンによるいじめ自体は使うのかな。

とか言っていたら、来週ジャイアン大暴れとかだったら、面白いけどな。
「のび太はおれのえものだ!」みたいな。
そんなジャイアンがステキ。
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by kude104 | 2005-04-22 20:37 | テレビ

TUTAYA ピンチ?

ドラマ配信に暫定ルール 権利者に売り上げの10%(YOMIURI ON LINE)

ぼく個人としては、今のところ、ネット配信でテレビ番組を見たいとは思わない。
ビジネスとしても、衛星放送やケーブルテレビなどの有料放送がいまひとつ伸び切れないところを見ても、それほど儲かる話とも思えない。

・・・と思う一方で、実はけっこう期待してもいます。

テレビ番組や映画といった映像コンテンツが軒並みネット配信可能になったら、レンタルビデオ屋がネット上オンリーで成り立ちますよね。
こうなったら、かなり面白いことになるんじゃないでしょうか。

もうわざわざビデオ屋まで行って借りる必要はないし、返却する必要もなくなります。
「スペースの都合上、人気のない作品は淘汰される」なんてこともなくなるし、もちろん、貸し出し中で借りられないなんてこともない。
こんなネットビデオレンタル屋があれば、ぼくは喜んで利用する。

映像コンテンツのネット配信を成功させようと思ったときに、一番すんなり受け入れさせる方便は「レンタルビデオ」じゃないかと思うんです。
「テレビドラマをネット配信します。お代はペイ・パー・ビューで頂きます」とか言われても、「カネ払ってまで観たかねーよ」って思いますけど、「レンタルビデオです。映像はダウンロード配信なんで、わざわざお店に行く手間が省けて便利です」って言われると、「そりゃあイイ!」って思いません?

なので、いま活動しているネット配信業者のコンテンツが増えますっていう持って行き方じゃなくて、TUTAYAなんかがドーンと『ネットビデオレンタル』という概念を打ち建てると面白いんだけど・・・。

ただ、これをやってしまうと、既存のビデオ屋はおそらく大打撃を受けるに違いない。
TUTAYAってフランチャイズで儲けているだろうから、傘下のビデオ屋を潰すようなビジネスをやるとは思えない。
だから、たぶんTUTAYAはやらないでしょう。
『レンタルビデオ』というイメージを植えつけるのに、TUTAYAって看板は強力なんだけどなぁ。
とはいえ、他所が手がけて成功してしまうと、TUTAYAとしても大ピンチだろうし。

いやいや、そんなにすぐにどうこうなるとは思いませんけど。
でも、TUTAYAに限らず、レンタルビデオ屋さんは正直ドキドキなんじゃないかなー。
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by kude104 | 2005-04-21 19:21 | PC&ネット