世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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カテゴリ:PC&ネット( 270 )

そこにはクリエイターもコンテンツも存在せず、ただうp主と神動画が存在するのみ - E.L.H. Electric Lover Hinagiku

個人的には、UGC(ユーザー生成コンテンツ)やCGM(消費者生成メディア)というものは、コンテンツビジネスの延長線上ではなく、サークル活動の延長線上で捉えたほうがしっくりくるような気がする。
かつては半径何メートルかの同好の士によって行われていたそららの活動が、インターネットによって、『メディア』と呼ばれるまでの大規模なものになった、と。

UGCやCGMをサークル活動(の成果物)として捉えれば、それをビジネスに乗っけるのがいかに難しいことか分かる。
サークル活動を事業化しようとしても、「自分はサークル活動という気楽さが好きなんだ」と反対するメンバーが必ず現れ、挫折するに違いない。
文化祭の模擬店のように販売するところまでをサークル活動とすれば(同人誌活動なんかは、こうした感じが強いのかな)、多少はビジネスに乗っけられるだろうけど、これだって基本的には「儲けは二の次」の域を超えないだろう。
なので、コンテンツビジネスとしては、自由にサークル活動をさせておいて、そこから生まれる成果物の中からこれはというものをピックアップして商品として販売するという、つまりは現状のやり方以外に手はないように思う。

ということで、個人的には、UGCやCGMにコンテンツビジネスの未来を期待するのはやめておいたほうがいいだろうと思っている。
「そこ」にクリエイターもコンテンツも存在せず、JASRACモデルも通用しないのは、「そこ」がビジネスの場じゃないからだろう。
どうにかして「そこ」を商業地として開拓したい気持ちはわかるけれど、「開拓したら土地が枯れた」なんてことになったりしてね。

そんなことよりも、「これからの時代、プロの作品をいかに売るか」というところを真正面から考えることでしか、コンテンツビジネスの未来は切り開けないだろうとぼくは思う。
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by kude104 | 2008-12-04 23:59 | PC&ネット
窓の杜 - 2008年 窓の杜大賞

なんとまぁ、プリントマジックが作品部門にノミネートされたようで。
先日リリースしたばかりなのにと、ちょっとびっくりです。

あるいは、逆にむしろ、リリースされたばかりで、しかも年賀状作成シーズンという、今がまさにプリントマジックにとって一番話題性の高いときです。
ちょうどこのタイミングで窓の杜大賞が開催されるという幸運が、ノミネートに大きく作用したのかもしれない。
(リリースが1週間遅くてもダメだったろうから、まさにラッキー)

自分の作ったソフトウェアが窓の杜大賞ノミネート作品26本のうちのひとつに選ばれる日がまさか来ようとは、夢にも思っていなかったわけですけども。
こうしてノミネートされて今一番強く感じていることは、もしこのプリントマジックをぼくが個人的にリリースしていたら、おそらくノミネートされていないだろうな、ということ。

それは上で書いた「話題性」の話にも通じるのですが、もしぼくがリリースしていたら、ネットのどこか片隅でひっそりとリリースして終わりだったろうと思うわけです。
ソフトウェアの良し悪し以前の問題として、その存在を知られることなく、ノミネートから漏れていたであろうと。
ソフトウェアに限らず、世の中、「宣伝が大事」「アピールが大事」と言うけれど、その大事さのほどを今回ちょっと身をもって知った気分です。

ま、そんなこんなで。
ノミネートされたからには、あわよくば、なにか賞など受賞してみたい。
賞品でいえば、ネットブックかDSiが欲しいです。
──ん? 受賞したからと言って、賞品はぼくがもらえるわけじゃないのか。
そりゃそうか。

いずれにせよ、もしプリントマジックを使ってみて気に入っていただけたなら、ぜひプリントマジックに一票を投じて頂けたらと思います。
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by kude104 | 2008-12-02 21:56 | PC&ネット
デジタルネイティブは日本でも生まれるのか?:NBonline(日経ビジネス オンライン)

ネットがもたらす「デジタルネイティブ化」に日本は取り残されるのではないかと懸念する声もあるけど、ぼくはけっこう楽観的に考えています。

まず言語の問題だけど、いずれ翻訳技術の向上によってカバーされるだろうと楽観視しています。
翻訳機の性能向上と合わせて、どのように話せば機械でも上手く翻訳されるかという、話し手側のノウハウも確立されていくだろうと考えています。
実際の外国人との会話でも、「片言の単語を並べただけでも案外通じてしまった」というように、意思の疎通レベルにおいては、きれいな文章であるとか高度な表現であるとかは必要ないわけで。
「ワタシ、スキ、アナタ」みたいな会話でコミュニケーションすればいいんじゃないかと思います。

英語でなきゃダメだとか、英語じゃなきゃダメだというのは、おそらく、オールドタイプの発想だろうという気がするのですね。
デジタルネイティブたちにとっては、「相手の年齢や所属肩書にこだわらない」ということの延長で、「相手の使用言語にもこだわらない」のではないかと思います。
いまはまだ技術的にもそこまで達していないし、そもそも英語スピーカーが多いのでその必要もないですが、いずれ非英語スピーカーが増えてきたときに彼らがどうするかを想像すると、おそらく、なんの躊躇もなく翻訳機を使って相手の言語で気軽に話しかけるのではないかと思います。

匿名実名の問題にしても、たしかにデジタルネイティブは現実の出会いとネットでの出会いを区別しないけど、でも、だから「日本人もネットで実名を使うべきだ」という発想はオールドタイプな気がします。
ネット上で実名で活動できるということと、ネット上で使うハンドルネーム(ブログネームとか)のまま現実でも活動できるということは、デジタルネイティブにとって同じことでしょう。
つまり、実名か匿名かが重要なのではなく、ネットと現実とを分けないことが重要なのです。
極端に言えば、相手が本名じゃなくハンドルネームでも平気で契約できちゃう感性がデジタルネイティブなんだろうと思います。
日本でも、オフ会でもハンドルネームで呼び合うとか普通にありますよね。
なので、放っておいても、次の世代などはそのへんもっと抵抗なくなっているんじゃないかと思います。

日本がデジタルネイティブ化に乗り遅れるとしたら、それは「積極性」の有無によるところだろうとぼくは思います。
とにかくやってみよう、話しかけてみよう、という積極性。
これがあれば、言語の壁や匿名実名の問題など、取るに足らないことではないでしょうか。
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by kude104 | 2008-11-27 22:08 | PC&ネット
ぼくが開発に関わりました無料の年賀状作成ソフト『プリントマジック』が本日リリースされました。

いやー、なんか怖い。
注目度高いと、なんか怖い。

不具合は発生していないか。
「なにこの低機能(プッ」とバカにされていないか。
不安でドキドキしてしまいます。

振り返れば、プロトタイプを作り始めたのが9月くらいなので、3か月程度でリリースにこぎつけた感じですね。
うむ、そう考えると、それなりに頑張った気がする。
正直、作りながら仕様が決まっていく感じだったし、「とりあえずサンプルとして作っておこう」とした部分がそのまま本機能として残っていたりと、作った当人からすればわりと行き当たりばったりでここまできた感があって、それが少々「ああ、テキトーですいません」という気持ちにさせる。

その一方で、それなりに使えるものに仕上がっているだろうという自負のようなものもあります。
市販の年賀状作成ソフトに比べたら、やはり低機能ですが、低機能だけにシンプルで直感的に分かりやすい使い勝手にできたんじゃないかと思います。
「この部分は、あれよりもうちのほうが絶対使いやすい!」みたいな気持もあったりなかったりしますからねー。

ちなみに、作る上で一番苦労したのは、はがきに宛先と差出人をレイアウトするところです。
入力された項目(たとえば会社名や役職名があるかないか、連名があるかないか・・・など)に応じて自動的にレイアウトを調整する処理が面倒くさかったです。
ほかには、縦書きの処理なんかも面倒でしたねぇ。

とりあえずリリースは出来ましたが、構想から言えばまだまだ全然完成じゃないんで、これから先もたゆまぬバージョンアップが続きます。
ここがスタート地点で、この先どんどん使い勝手が良くなっていくと思いますので、どうぞご期待ください。

もし興味があったら、ぜひ一度お試しください。
それで、ご意見ご要望バグ報告などなどお寄せいただければ嬉しいです。
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by kude104 | 2008-11-25 21:27 | PC&ネット
ブログを書けるロボット「ネットタンサーウェブ」:ニュース - CNET Japan

商品は商品としてそれはそれで面白いと思いますが、真っ先に感じたことは、「やはり、人はそれを『ブログ』と呼ぶのか」と。

主にケータイブログで主流の、写メに一言メッセージを添えた短い日記のそれと、主にPCブログで主流の時事ネタや趣味や専門トピックを語るテキスト主体のそれとを、同じ『ブログ』と呼ぶことに多少の違和感を感じるのです。

ツールとしての『ブログ』という括りでとらえるか、表現スタイルとしての『ブログ』という括りでとらえるかの違いだろうけど。
ぼくとしては、保守的ではありますが、やはり本来的なテキスト主体のブログを『ブログ』と呼び、ケータイブログはそれとは区別したい気分です。
どちらが上下ということではなくて、別メディアとして明確に区別しておいたほうが混乱がなくていいだろうと思うものですから。

たとえば、ケータイブログ──というか、写真をメインに一言メッセージを添えた短い日記形式のブログを『写メログ』と呼ぶのはどうでしょう。
ググってみたら、単語としてもそれなりに使われているようですし。
意味的には、「写メール」じゃなくても、「写真+メッセージ」ログってことで。


で、冒頭に戻って、「写メログを書けるロボット」が登場したと。
それはそれで、面白そうだな、と。
実際にロボットが投降した写メログを見てみると、テキストの味気なさで、さすがにまだロボットが書いたものだと一目瞭然です。
このへんはテレビゲームで培われたノウハウなどを応用すれば、たぶん今後ぐんぐん人間っぽくなっていくだろうと思います。

で、いつの日か、写メログの人気アクセスランキングなどで、人間の書いた写メログを押さえてロボットの書いた写メログが上位に名前を連ね出したりして。
「ロボットに書かせたほうがおもしれーじゃん」みたいなことになったりしてね。
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by kude104 | 2008-11-19 23:59 | PC&ネット
「P2P技術は不可欠、安心して開発できる環境を」――「P2P基本提言」発表 - ITmedia News

『(P2Pは)情報漏えいや著作権侵害などネガティブなイメージでとらえられることが多く、技術者が萎縮して開発が遅れている』というけれど、本当にそんな技術者がいるのだろうか?

『提言では「著作権の侵害はP2Pによってもたらされたわけではない」と強調。コンテンツの無断複製はP2P固有の問題ではなく、DRMを利用し、コンテンツホルダーの認証を得たものだけをP2Pネットワークで流通させることも可能で、著作権問題は解決できるとする』

うむ、だったら著作権の問題はそれで解決すればいい。

『さらに「情報漏えいをもたらすウイルスはP2P技術に由来するわけではない」と指摘。P2Pアプリに情報漏えいの恐れがあると分かった場合は速やかに修正・再配布が行える環境を作っていく必要があると訴える』

うむ、だったら、速やかに修正・再配布が行える仕様を実装すればいい。

じゃあ、「そうしたP2Pソフトを作りましょう」とならないのはなぜかと言うと、別に技術者が委縮しているからじゃなくて、そんなものを作ったところで誰も使わないからじゃないでしょうか。
P2P技術の活用に法改正が必要だという主張は、裏を返せば、現状では法的にやばいものにしかP2Pが使えませんと言っているようなものじゃないのかな。

P2P技術の発展を望むのであれば、P2P技術を活用したソフトなりサービスなりをどんどん作ればいい。
技術者が委縮しているというのなら、P2P関連問題研究会が開発の全責任を負えばいい。
技術というものは、結局、活用することでしか語れないと思うんですよね。
物を作ることでしか語れない。
それが良い物ならネガティブイメージなんて一瞬で消し飛ばせるし、それが良くない物なら、いくら大義名分を唱えたところで聞いちゃもらえない。
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by kude104 | 2008-09-23 23:59 | PC&ネット
本日、新しいサービス(というかアプリケーション)である「AirReader(エア・リーダー)」をリリースしました。
AirReader
http://air-reader.com


Mashup Awards 4というコンテストがあって、AirReaderはそれに応募しようと思って作っていたんですけど、その締め切りが明日の正午。
ぎりぎり。
ぎりぎり間に合った。

正確には、無理やり間に合わせたんですけど。
じつは、実装予定だった機能がまだ5個10個ほど残っています。
まぁ、最低限核となる機能は一通り実装したから、とりあえず良しとしようということで。
残りは今後こつこつ実装してきます。

AirReaderは、AdobeAIRというFlashのデスクトップ版みたいなやつで作りました。
AIRを触って10ヶ月くらいかな、ようやくそれらしい物を作ることができて、とりあえずの達成感です。

それはさておき。
AirReaderがいったいどんなアプリケーションかというと、ブログやニュースの最新記事をチェックしてお知らせしてくれるものです。
いわゆる、RSSリーダーというやつですね。
特徴は、使えば使うほどユーザの好みを学習して、記事ごとの“おすすめ度”を表示してくれるところです。

なんせ、ぎりぎり完成させたような状況ですから、ぼく自身、まだよく使えていません。
構想通りに機能すれば、たぶんそれなりに便利なツールになるだろうと思うんだけど。
お手持ちのPCにインストールして使うタイプですけど、もしよかったら使ってみてください。
動作チェックも一通りはしたんだけど、まだまだ不安でもあるし。
ご意見感想バグレポートなどなどお寄せいただけると嬉しいです。
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by kude104 | 2008-09-15 15:09 | PC&ネット

『Scratch』がすごい

ブロックを組み立てるようにプログラミングを簡単に学べる『Scratch』がすごいかもしれません | POP*POP

実物には触ってないけど、この紹介記事で見る限り、これは素晴らしい。

プログラミングというものは、まだまだ「難しい」「敷居が高い」といったイメージがあると思う。
これをいかにして取っつき易いものにするかというのは、ぼくも昔から興味のあるところで。
その方法として、「ブロック」を並べて視覚的にプログラミングできるようにすれば・・・というのは、まぁわりと思いつくところだけれど。
汎用的──どんなプログラムでもそれで表現できるように──なところまで想定して考えると、やはり、そうしたビジュアルプログラミングは「実用的じゃない」という気がしていました。

でも、そうか。
とりあえず、「教育用」に特化して考えれば良かったんだ。
教育用ならば、ビジュアルプログラミングは非常に有用な学習ツールになりうると思う。
まず、プログラミングに対する「難しい」「敷居が高い」といったイメージを払しょくし、「なんだ意外と簡単じゃん」と思わせることが重要だから。

この「Scratch」が学習用としてよく考えられているなと思うところは、プラモデルを組み立てるようにプログラムを組み立てるという発想です。
つまり、真っ白な画用紙を渡して「さあ、好きなように描いてごらん」というのではなく、あらかじめ形の出来上がったプログラムを用意して、それを「アクション」ごとに分解して並べ、「さあ、これらのパーツを使って完成形を組み立ててみましょう」と提示するやり方です。

しかも、パーツを組み立てながら、その都度リアルタイムに実際のプログラムの挙動を確認できるところがすばらしい。
たとえば、『左側から「Move 10 Steps」を選び、横のエリアにドラッグします。それをダブルクリックすると猫が横に動きます。もちろん「10」の値は好きに変えられます』みたいなことね。
やはり、プログラムというのは「ここをこうしたら、どうなるんだろう?」という試行錯誤で理解しているようなところがあるから。

さらに、プログラムをほかのユーザと共有できるというのもすばらしい。
他人のプログラムを見るというのは、プログラミングの学習に非常に有用です。
これが文字プログラムだと読むのが大変ですが、ビジュアルプログラムだと視覚的にわかりやすいのでいいですね。

プログラミング能力を身につけるというのは、とてもいいことだと思います。
「こんなソフトウェアやサービスがあればいいのに」と思ったら、それを自分で作ることができるというのは、可能性をぐっと大きく広げます。
そこまで行かなくても、プログラミングができるということは、論理的な思考ができるということです。

小学校でパソコンを教えるのなら、ぜひプログラミングも教えてほしいと思います。
その際、「Scratch」はとてもいい教材になりそうですね。
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by kude104 | 2008-09-05 21:54 | PC&ネット
賛否両論沸き起こっているGoogleマップストリートビューについて思うことを。

ぼくとしては、いまのところ「すごい!」「便利!」というポジティブな印象を持っています。
本物の地図上を実際に歩いているかのように動き回ることができるというのは、やっぱりすごい。
しかも、360度をぐりんぐりん見渡せるじゃない。
あれ、すごいよね。

基本、ぼくは方向音痴で地図の読めない人間なので、どこか不慣れな目的地に行かなければならないときには、これで事前に予習すれば迷わずに済むんじゃないかと思うとありがたい。
また、そうした実用以外にも、これがあれば、自宅に居ながらどこか見知らぬ土地をぶらり散歩の旅とかできちゃうぞと思うと、わくわくする。

ただ問題は、皆が言うように、プライバシーにどう配慮するかだと思う。

正直、「とりあえず掲載して、問題があればユーザからの通報を受けて対処する」という方針は、Googleほどの巨大企業ともなれば、いかがなものかと思う。
事前にチェックして、プライバシーを侵害しそうなものは修正したのちに掲載するというのが筋だと思う。
人や車、ベランダの洗濯物や窓から覗ける家の中などは、すべて取り除くよう修正することは可能だろう。
そうすれば、多少なりとも不快感が薄まって、ストリートビューに肯定的な人も増えるだろうに。

それをしないのは、おそらく金と手間暇がかかりすぎるからだろうと思うけど、たとえばリアルな出版物だと原則としてはいくら手間暇かかろうがやるのが常識だと考えれば、「ネット上のサービスだから許される」という甘えであることは否めないんじゃないかと思う。

リアルな出版物の場合は、一度出版したら修正が利かないのに対して、ネットならすぐに修正できるというのが「とりあえず掲載して、問題があれば対処する」という発想の背景にあるのだと思うけど、ネットだって、一度掲載したら(問題のあるものは特に)すぐに誰かによってどこかにコピーされてしまう。
そうしてコピーされたものは、もはやコントロール不能になるのだから、リアルな出版物と同じく「一度掲載したら修正が利かない」と言えるのではないだろうか。

そう考えれば、Googleほどの大企業ともなれば、ネットであろうとやはり企業倫理として最大限配慮すべしであると思う。
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by kude104 | 2008-08-20 22:52 | PC&ネット
没落エリートの出現―ビジネス社会から疎外される高学歴就職難民たちー - 女。京大生の日記。

なんか一部でえらく盛り上がってみるみたいなので、ひと通り読んでみた。

「高学歴なのに就職できない人が少なからずいる」ことについて、社会的な構造の変化から捉えようという上記エントリーに対して、「個人の問題です」という反応が多々見られて首をかしげる。
いや、何事も究極的には個人の問題に帰着するなんてことは、当たり前じゃないかと。
それと同様に、何事にも社会的な側面が影響を及ぼすことも、当たり前じゃないかと。
で、今回は「社会的な側面から考えてみましょう」という話であると、ぼくには読めるのだけど。
それに対して、「個人の問題です」と反論しても、なんというか、ずれてるよね。
あと、「エリート」というフレーズに引っ張られすぎなのもどうかと思う。

まぁ、ブログなんてものは議論の場というより、他人様のエントリーを枕に自分の言いたいことを言う場なので、それでいいのだけど。
上記エントリーにしても、べつに議論する気で書かれているわけじゃないだろうし。

ただ、どうも社会制度やシステムの話をしているときに、個人の問題として片付けようとする反応がネットでは多く見かける気がする。
なんだろう、やはり、ネットは個人的な空間だからだろうか。
問題を克服するために、「個人が頑張ればいい」というのは、正直、論としてつまらないというか身も蓋もなくて面白くない。
「平均よりちょっとダメなやつでも、このシステムに乗っければそれなりに上手くいく」というシステムを考えようというほうが、テーマとして面白いよね。

個人的には、「高学歴就職難民」という現象は、かつてと比べて、求人数の減少、高学歴者の増加、企業が必要とする人材の変化といった要因で語ることが出来るのではないかと思う。

まず、求人数が増えれば、高学歴低学歴関係なく、就職難民が減るので問題解決だ。
次に、学歴が「○○大学の○○学科をこの成績で卒業していれば、この分野でこれくらいの知識と能力を期待してよい」という保証になれば、高学歴ほど就職に有利かと思う。
もちろん、その専門性を求める企業への就職に対しては、ということだけど。
要は、実力の伴わない「名ばかり学歴者」を排除し、学歴を「ラベル付け」として再び機能させましょうということだ。

また、「時代が求める人材の育成」という任を学校に求めるのであれば、教育の内容を時代に合わせて柔軟に変更していく必要があるだろう。
個人的には、何でもかんでも学校に押し付けるのはどうかと思うので、ビジネススクールのようなものを充実させればいいのではないかと思う。
受験のために進学塾に通うように、就職のためにビジネススクールに通えばいいんじゃないかな。

ま、蓋を開けてみると、「高学歴就職難民」なんて実はいなくて、いまもバリバリの学歴社会でしたというオチだったりして。
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by kude104 | 2008-07-31 18:15 | PC&ネット