世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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この記事に共感できないのもきっと格差社会のせい

アメコミ映画:要因は格差社会? 「ダークナイト」「アイアンマン」不振の背景(まんたんウェブ) - 毎日jp(毎日新聞)

この日記で感想は書いていないけど、「ダークナイト」も「アイアンマン」も、ぼく観てるんだよね。
で、この2作が不振だった理由が、ぼくなりになんとなく分かる気がする。

格差社会が理由、なんてことはもちろんないだろう。
なんでもかんでも格差社会のせいにすればいいってもんじゃあない。

基本的に、「登場人物に感情移入できないから」という理由は、観た人の感想だ。
この映画を観ようかどうしようかというときに、「主人公が金持ちで感情移入できそうにないからやめよう」などと判断する人がそう多くいるとは思えない。
「主人公に感情移入できなかったから、2回目観に行くのはやめよう」なら分かるけどね。

もちろん、感情移入できないから面白くなかったということで、観た人の評価が芳しくなく、それゆえ口コミが広まらなかったからヒットしなかったという図式も成り立たないわけではないけど。
「ダークナイト」はたしか、観た人の評価は概ね良好だったはず。
なのできっと、そういうことじゃない。

理由はもっと単純で、話題性に乏しいからだろうと思う。

まず、アメコミ自体の話題性が、そんなにない。
海外じゃ、バットマンだアイアンマンだといえばそれなりの知名度と話題性があるのかもしれないけど、日本じゃそうは期待できんでしょう。
バットマンはそれでも名前は知られているだろうけど、まず、「ダークナイト」がバットマンの映画だという言うことを知らない人って、たぶん多い気がする。
アイアンマンに至っては、ミクロマンとどっちの知名度が上か下かといったくらいじゃないのかと。

基本的に、女の子を初めてのデートに誘う際に、誘いにくい映画はヒットしないと言っていいと思う。

たとえば、「今度一緒にダークナイト観に行かない?」と誘えるかって話だ。
女の子が「ダークナイトってどんな映画?」と訊いて来るよね。
「バットマンの映画」と答えて、「わあ、観たい! あたし、バットマン好きなの」というリアクションは期待できそうにない。
どちらかというと、「えぇ~、バットマン・・・」というリアクションのほうが目に浮かぶ。
それに対して、「いや、バットマンの映画なんだけど、いわゆるスーパーヒーロー映画らしからぬシリアスな内容が売りで。特にジョーカーっていう敵キャラがクレイジーでいい味出してるんだ」などとその魅力を語っても、語れば語るほど離れて行きそうです。

「アイアンマン」の場合は、更に。
主人公が試行錯誤しながらパワードスーツを自作していく過程がいかに男の子魂をくすぐるか、そうして完成したパワードスーツによる鋼と鋼の肉弾戦がいかに男の子魂を熱くさせるかを力説しても、むしろ逆効果じゃない?

これらに比べれば、「ウォンテッド」なんてちょろいもんだ。
「アンジェリーナ・ジョリーがワイルドでセクシーですごいらしい。映像もスタイリッシュでクールらしいよ」でOKだろ。

映画がヒットするかどうかの半分以上は、素材そのもののネームバリューか、出演者のネームバリューだろうと思う。
「ダークナイト」もブラッド・ピットが出てればヒットしたんじゃないの?
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by kude104 | 2008-10-17 21:43 | 映画