世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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トラックバックは有用だけど、なくてもたぶん困らない

【このブログがすごい!】BLOG:トラックバックはなぜ流行らなかったのか

TBが有用か無用かと言えば有用なのでしょうが、それを実感できる人はそう多くない。
ゆえに、「流行らなかった」のだと思います。

まず、TBのアクセス誘導効果についてですが、これはもちろんあるでしょう。
でも、そうして誘導したアクセスを定着させられるかどうかは、書き手の実力次第。
実力ある書き手なら、TBでどんどん読者数を伸ばしていける。
でも、そうでない書き手のブログは、TBで一時的にアクセスが増えても、読者数はさほど変わらない。
どちらが多いかと言えば、後者のほうが圧倒的に多い。
ゆえに、流行らない。

次に、TBによって議論が深まる効果について。
Aさんのエントリーに対してBさんがエントリーを書く。
そのBさんのエントリーを読んで、Aさんがさらにより突っ込んだエントリーを書く。
そのエントリーを読んでBさんが・・・と議論が深まっていく。
TBがそれをもたらす。
――というのが、TBに期待されていた“可能性”じゃなかったでしょうか。

でも、こうしたことも滅多に起こらない。
なぜなら、日本にはひとつのテーマに特化したブログというのが少ないから。
同じテーマについて二度三度と回を重ねてエントリーが書かれるケースはあまり多くない。
せいぜい補足エントリーが書かれるくらいでしょうか。
仮に起こっても、有益に議論が深まるケースはごく稀です。
多くは、両者の論点がかみ合わずに、泥仕合のようになってしまうだけの印象です。

また、TBするほうも、べつに毎回「議論しましょう」という意図でTBするわけでもないですしね。
というより、ほとんどのケースは、単に「話題にしました」「リンクさせてもらいました」という挨拶代わりだったりします。
ぼくの場合も、ほとんどこれです。
それですら、TBするとなんだか「見て見て、俺のブログ」とアピールするようで躊躇われるという人は、日本人には多いかもしれないですね。

そして、読み手の立場に立つと、TBリンクをチェックするのは、けっこう面倒臭い。
今でこそTBスパムは少なくなったとはいえ、TBしてきたエントリーはまったく玉石混交です。
当然、石のほうが多い。
そうすると、だんだんTBリンクをチェックするのが面倒になってくるんですよね。
それが読むべき価値のあるエントリーなら、どうせSBSなり別のブログなりでリンクされるだろうから、そのとき読めばいいやと思ってしまいます。

ただ、そうは言っても、ブログの書き手としては、自分のエントリーに送られてくるTBは嬉しいものです。
TBの効果とか有用性とか関係なく、単純に嬉しい。
これはたぶん、先ほどの挨拶TB含め、コミュニケーションとしてのTBなんだろうと思います。
コミュニケーションのTBというのは、それはそれで、見ず知らずの人にするのは躊躇われたりするものなんですよねぇ。
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by kude104 | 2008-06-09 21:29 | PC&ネット