世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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面倒な恋愛

痛いニュース(ノ∀`):「女性と付き合うのは様々なコストがかかるから面倒」にネットでさまざまな声

この2ちゃんな人々ほど絶望していないとはいえ、その感じ、分からないではない。

交際関係にも様々なフェーズがあって、「ライク → ラブ → ラブラブ」のあたりは楽しい。
「目が合うだけで幸せ」みたいな時期に、「でも、付き合うのは面倒」というひとは、まぁそうはいないでしょう。

一方、関係性(特に、精神的な関係性)が「パートナー」や「ファミリー」まで昇華すれば、これはもう付き合っている状態が日常なので、「面倒だから云々」ということでもないですよね。
加えて、この関係性にまでなると、面倒に感じない距離感であるとか、面倒をお互いに折り合いを付けることで解消するとか、面倒を「そういうものだ」として飲みこんじゃうとか、そうした技を身に付けているように思います。

よってつまり、「女性と付き合うのは面倒」という人のほとんどは、「ラブ」でも「パートナー」でもないフェーズにいる人なんじゃないかと思う。
「ラブ」フェーズに入る前であったり、「ラブ」フェーズと「パートナー」フェーズの窪みにいたり。

ところで、「面倒」という感情は、ひとつには、「飽きた」という感情からもたらされるのではないかと思います。
同じ行為でも、新鮮味があるうちは楽しいけど、飽きれば面倒になります。

たとえば、いま付き合っている女性との付き合いが面倒に感じるときというのは、ぶっちゃけ、その女性に「飽きた」ときじゃないでしょうか。
飽きたら別れて、また次の女性と付き合えば、楽しい楽しい「ラブ」フェーズばかりを味わえるので、たぶん「面倒感」は解消されることでしょう。
ただ、それすらも繰り返していると、次第に「ラブ」フェーズ自体の新鮮味が失われて飽きてくるわけですが。

一方、「面倒」という感情は、もうひとつには、「必要なコストに見合うリターンが期待できない」という判断からもたらされるのではないかと思います。

これには、「必要なコストが他に比べて高すぎる」というケースと、「リターンが少なすぎる」というケースがあります。
ここで重要なのは、実際のコストやリターンがいかほどかは問題ではなく、「面倒」と思っている人が「そう考えている」という点です。
実際のコストやらリターンやらは、実際に付き合ってみないと分かるわけがないですからね。

では、なぜそう考えてしまうのか。
これはおそらく、テレビや雑誌で形作られた「恋愛」が高コスト体質だからだと思います。
ドラマならドラマチックな恋愛を描くのはエンターテインメント上の当然ですし、雑誌なら「お金を使うこと」を促す作りになるのは資本主義の必然だし。

付き合うことが面倒だという声が、男性側から多く上がり、女性側からあまり聞かれない理由は、男性側のほうが費やすコストが高いというイメージがあるからじゃないでしょうか。
そのイメージはどこから来たのかと言えば、やはりメディアからと考えるのが妥当じゃないですかね。

男性側が恋愛から離脱していけば、必然的に女性が恋愛するためのコストが上がる。
そうなると、女性の側にも「恋愛離れ」が見られるようになるでしょう。
そうなったら、今の高コスト体質の恋愛が廃れて、「パートナー」志向のゆるやかな恋愛の形が主流になるんじゃないかな。

ま、それ以前に、生きていくのに精いっぱいで、愛だの恋だの言っていられない時代が来るかもしれませんけど。
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by kude104 | 2008-05-15 17:06