世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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I like PHP.

Attacking PHP Matzにっき(2008-01-26)

ぼくは一応PHP使いなもので、「PHPダメ論」を目にし耳にするとちょっと悲しい気持ちになっちゃうのだけど、「PHPがいかに駄目な言語か」で指摘されている項目は概ねその通りだと思う。

でも、たとえば、PHPでひどいWebアプリケーションを作っている人がRubyを使えばまともなWebアプリケーションになるのか?というギモンは抱く。
なるのであれば、それは福音だ。
少しましになるだけでも、すごい。
もしそうなら、ぼくも乗り換えちゃおうかな。

個人的には、欠陥の有るコードというのは悪だと思うけど、汚いコードは悪ではないと思う。
PHPが言語の仕様上、汚いコードを量産するのだとしても、それはある意味「文化」だと思うのだ。
直接手で食事をするより箸を使ったほうが「美しい」としても、お箸の文化の人間が手で食する文化を非難するのはよろしくない。
文化の優劣は、たぶん、言わぬが花なのではないかと思う。

見ようによっては、PHPはプログラミング初心者を引き受けて、「質の低いコードを量産する言語」という汚名を一身に背負っていると、そんなふうに好意的に解釈はできまいか。
「初心者にやさしい」というラベルに誘われて、「じゃあちょっと始めてみようかな」と、PHPからこの世界に入ってくるひとだって、いるだろう。
そういう、すそ野を広げる役割として好意的にとらえてもらえると嬉しかったりする。

「PHPはダメ」といくら言ったところで、「初心者」にはそのダメさが分からないし、ダメなのを承知で使っている人間には「で?」って話だし、たいして効果はないだろう。
だから、否定するよりも、まずは嘘でも「初心者向け」としてのPHPを肯定しておいて、その上で、「もっとプログラマとしてステップアップしたくなったでしょ? だったらRubyがお勧めですよ」というアプローチを取るのがいいのではないかな。
PHP使いがRubyに乗り換えるためのガイドラインみたいなものを用意して、「PHP=リトルリーグ、Ruby=プロリーグ」のような構造にしてしまえばいい。
リトルリーグで野球の楽しさを知って、適性の有るものがプロリーグに上がってくる、みたいなことね。

まぁ、大元の話で言えば、誰でも自由にWebアプリケーションを作って公開できる時代――というのが、面白くもあり、怖くもありって感じで。
極論すれば、この世から脆弱なWebアプリケーションをなくすには、免許制なり認可制にでもするしかない(それとて完璧じゃないけど)のだろうけど、それは不可能だし第一面白くないしなぁ。
Webアプリケーションを作るという行為を、一般化するか専門化するかのジレンマだな。

あるいは、言語の進化のその先には、誰が書いても限りなくセーフティなコードが書けるようになるのかな。
なるといいな。
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by kude104 | 2008-01-29 21:30 | PC&ネット