世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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ケータイしょーせつが売れる理由

痛いニュース(ノ∀`):“素人”の書いた「ケータイ小説」がベスト3独占、出版界に大きな衝撃…07年ベストセラー文芸部門

ケータイ小説は、“小説”というネーミングが罪作りなのだと思う。
たとえば3歳児向けの絵本に対して「中身スカスカ」とか「鬼出てきてワンパターン」とか言わないでしょ。
それと同じで、ケータイ小説は小説とは違うジャンルなのだと思うよ。

ということで、ケータイ小説に代わるネーミングを考えてみてはどうだろう。
たとえば、「ケータイ作文」とかどうだろうね。
定着しそうにないか。
じゃあ、「ケータイしょーせつ」とか、いいんじゃないかな。

asahi.com:既刊文庫、仕掛けて売れ オビ変えたら60万部 - ひと・流行・話題 - BOOK

ケータイしょーせつがベストセラーになるのとこれと、ある部分では共通しているのではないかと思う。
最近ではぽつぽつ見かけるようにもなりましたが、以前から、どうして小説はテレビCMとか打たないのだろうと不思議に思っていました。
小説だって商品なら、マーケティングというのだろうか、いわゆる販売戦略が重要なのに変わりはないはず。
だとしたら、「宣伝」は最重要戦略であるはずです。

「中身がよければ売れる」というのはある意味正しいのでしょうけど、いまどきそんな牧歌的な販売戦略でやってる業界なんて、ごくごく稀だと思う。
いくら中身がよくても、まず手に取ってもらえなければ話にならないわけで。
小説だって、多くの場合はまず話題性が先にあって、そして売れるというパターンじゃないでしょうか。

ケータイしょーせつがなぜ売れるのか。
話題性があるからですよね。
まず、ケータイしょーせつサイトの中で話題になり、次に女子高生たちの間で話題になり、そして世間一般で話題になり・・・という具合に、話題性に事欠かない。
翻って普通の小説のほうはどうだろうと考えると・・・、そりゃベストセラー出ねーよ。
売れりゃいいってものでは断じてないけど、中身がいいのに売れないのは、マーケティングの問題だろうさ。

あと、ふと思ったんだけど。
ケータイしょーせつってのは、サイトに行けば無料で読めるわけですよね。
で、それがベストセラーになったと。
てことはつまり、ケータイしょーせつビジネスにおいては、無料ダウンロードで商品に触れる機会を作り、それによって知名度のアップを図り、もって商品の売り上げに結び付けるという戦略が有効である、と言えるのではないか。

無料ダウンロード版の提供が売り上げ増につながる事例の一つとして、ケータイしょーせつの例は使えるんじゃないだろうかね。
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by kude104 | 2007-12-05 21:48 |