世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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人件費削減の時代

本日放送のNHKクローズアップ現代「悲鳴あげる“名ばかり”管理職」はなかなか興味深い内容でした。
“名ばかり”管理職とは、要するに肩書きだけ管理職で、権限も報酬も一般社員並み。
そうすると、管理職なんで残業代やら休日やらが要らなくなる(労働基準法は“労働者”の基準なので、管理職は除外される)んで、低賃金で長時間労働をさせてもOKってことになり、企業にとって超お得というもの。
いやぁ、いろいろ上手いこと考えるねぇ。

で、この“名ばかり”管理職をやめて、きちんと残業代を支払うことにした企業の例が紹介されていたのですが、これがまた興味深い。
企業側としては、“名ばかり”管理職をやめることで増加する人件費をどこかで切りつめたいわけです。
そこで、これまで管理職がしていた仕事をマニュアル化してバイトやパートでもできるようにすることで、管理職の仕事量を減らし、人件費を抑えることにした――というものでした。

これ。
“名ばかり”管理職の問題はたしかに解消したかも知れないけど、今度は新たに、非正規雇用の増大という問題が発生していますよね。
その瞬間はたと気が付いたんですけど、“名ばかり”管理職も非正規雇用も、つまりは「人件費の削減」ってことです。
ああ、日本の社会はいま紛れもなく人件費を削減する方向に動いているんだなぁと、なんだかすごく実感してしまいました。

そうか、人件費削減の時代なんだ、と。
しかも、今がたまたまそうで、これを凌げば将来人件費拡大の時代が来るわけではなく。
おそらく、この先ずーっと人件費削減の時代が続くのだと思います。

今さら何を言ってるんだという話なんですが、なんだか妙に「はっ」としたので。
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by kude104 | 2007-11-19 22:44 | テレビ