世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

ポストされた宗教冊子を読んでみた3 ~失楽園編~

前回の続き
なにやら宗教ブログの香りが漂い始めていないかと心配になってくる第3弾。
ただ、今回は直接冊子の内容とは無関係に、ぼくの勝手な思考ゲームです。

冊子を読んでいて、やはりもっとも興味を引かれるエピソードは、アダムとイブが楽園を追放されたというそれです。
聖書における人類の物語――“罪”と“不幸”と“信仰”と“救済”の物語は、すべてここから始まっているという点から見ても、もっとも重要なエピソードであると言えるでしょう。
(キリスト教的には、イエスの贖罪のほうがより重要度が高いのでしょうけど)

神様から「決して食べてはならない」と言われていた「善悪の知識の実」を、サタンが操る蛇にそそのかされてアダムとイブが食べてしまったがために、人類は永遠の命を失い、楽園を追放された――というこの物語。
ここで、この食べてはならない禁断の実が「善悪の知識の実」というのが興味深いですね。

なぜ、アダムとイブは神様との約束を破って禁断の実を食べてしまったのか?
蛇にそそのかされたとはいえ、普通に考えれば、たかが蛇に言われたくらいで神様から「ダメ、絶対!」と言われているものを食べるだろうか?
――という疑問が生じますよね。

この疑問、こう考えると筋が通るのではないか。

アダムとイブがあっけなく禁断の実を食べてしまったのは、彼らが、それを食べることを禁じられていることは分かっていたけど、その禁を破ることが“悪いこと”だと知らなかったからじゃないだろうか。
なぜなら、彼らは「善悪の知識」を持たないのだから。

ロボットが禁止された行動を取らないのは、それが悪いことだと理解しているからではなく、単にプログラムによって禁止されているからに過ぎません。
ですから、他人にクラックされてプログラムを書き換えられると、躊躇なく禁止されていた行動も取るようになる。
「プログラムでは許可されているけど、これは悪いことだから・・・」とロボットに判断させようと思ったら、少なくとも、ロボットに「善悪の知識」を持たせる必要がありますよね。

つまり、アダムとイブは蛇(を操るサタン)にクラックされて、プログラムを書き換えられてしまったんじゃないだろうか。
善悪の知識がない彼らに、サタンは悪い奴だとか、他人のクラックを許すのは悪いことだといった判断は無理でしょう。

そう考えるとアダムとイブの行動は理解できるのですが、このエピソードにはまだ謎が多くあります。

なぜ神様は、そんな楽園のど真ん中なんて目立つ位置に禁断の実の成る樹を植えたのか。
もっと目立たない場所に植えるとか、神様だったら、初めからそんな樹自体存在させなければいいではないか。

なぜ、禁断の実は「善悪の知識の実」だったのか。

なぜ、その実を食べると永遠の命を失い、楽園を追われるのか。

そもそもなぜ、神様はサタンの存在を許しているのか。
万物が神の創造であり、神が全知全能であるなら、サタンの誕生も、その放置も、神の意思を組んでいると考えるべきではないか。

これらの疑問に対する答えは、次回に。
[PR]
by kude104 | 2007-10-15 18:42