世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

そもそもインディーズ楽曲を買う人はマイナーだということ

愛・蔵太の少し調べて書く日記 - もう世の中の人間は、売れているものしか買わない

「選択肢多すぎて選べなくない → ランキングに頼る → 売れているものしか買わない」というお話だと解釈しました。
なるほどなぁ、たしかにそうだよなぁと納得。

インディーズ音楽みたいなものは、要するに、そのマイナーさゆえにそれを知っていることが優越感であり価値である、という側面があろうかと思うのです。
それには、インディーズの情報や音楽そのものが容易には手に入らないという困難さが大きく影響していたと思うのですが、現在これだけ情報があふれていて、それらに簡単にアクセスできるようになると、必然、その価値は下がるでしょう。
また、困難であるからこそ魅せられるというか、苦労して手に入れることに快感があり、苦労して手に入れた音楽はその苦労に見合う価値を持っているものと無意識に思ってしまう傾向は、きっとあるでしょう。
メジャー化したインディーズというものは、こうした魅力を失ってしまうに違いない。

次に、一般的な消費者が、いったいどれだけ自分の聴きたい音楽というものを探そうとするだろうかという点。
たとえばテレビやラジオから流れてくるメジャー楽曲。
たしかにそれは100%自分のお気に入りではないかも知れないけど、80%くらいのお気に入り度であれば十分じゃないでしょうか。
普通の人は、まだ聴かぬ120%の音楽を求めてさまよい歩くなんていう求道者のようなことはしない。
気に入った楽曲があれば、まぁCD買ってもいいかなと思うだろうけど、気に入った楽曲がなければないで別にかまわない。
どうせ音楽なんてBGM程度にしか聴かないんだもの。
だったら、ランキング上位の楽曲で十分事足りる。

そして、音楽もやはりコミュニケーションの道具のひとつなのだろうと思う。
自分一人聴いて楽しむ音楽もあるけど、やっぱり、誰かとその音楽について話をするのが楽しいんじゃないでしょうか。
この点で言えば、ランキング上位のヒット曲というのは強い。
自分も相手も知っている共通の話題になるからね。
対して、マイナーなインディーズ楽曲についての話題で盛り上がれる場面って、まぁレアでしょう。

コミュニケーションということで言えば、音楽に限らず、そういえばいつの頃からか、みんながイイと言うものがイイという風潮になったなぁという気がしますね。
つまり、誰も知らない掘り出し物を見つけてきて「こんなの見つけた」「すごーい」と言い合うよりも、いま人気のアイテムを手に入れて「すごーい」と言い合うよな。

などと、つらつらとここまで書いて思うのは、インディーズ系のCDを普通のCDショップで売るというビジネスはそもそも向いてないんですよ、たぶん。
インディーズは(インディーズに限りませんが)、コミュニティ中心に考えるべきだと思います。
コミュニティを作り育てることを中心に据えて活動すること。
コミュニティが育てば、ビジネス的にもなんとか回るような気がするけどな。

消費者としては、自分の好きなものはランキング度外視で好きなように、自分がさほど興味のないものはランキングを参考にするというのが、まぁ基本的な行動戦略となるでしょうか。
[PR]
by kude104 | 2007-09-10 17:05