世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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わかってない? ホワイトバンド

ホワイトバンド批判から考えるNGOのコミュニケーションギャップ(07/09/07)-コラム:日経Ecolomy

たしかぼくも以前に「ホワイトバンドあやしぃ~」って日記を書いたなぁと思って掘り起こしてみたら、あった。

ほっとけない? ホワイトバンド

今改めて読み返してみたら、今回書こうと思っていたことが全部そのまま書いてあった。
さすが当時のぼく。
そして、さすが同じ人間。
同じこと考えてる――って、当たり前か。

私たちは寄付へ向かう善意を、政治を動かす善意(アドボカシー)へと転換する道の途中で、アドボカシーというコトバの伝わらなさに立ちすくみました。それは、なぜか。
ぼくが思いつく理由は3つほど。

ひとつは、まず、「アドボカシー」って言葉。
単純に、耳に馴染みがない。
ぱっと聴いて覚えられないような言葉をキーワードに掲げちゃダメ。
たしかに日本では「政策提言」は馴染みがない。
その馴染みがないものに、馴染みのない言葉を当てはめたら、そりゃ怪しく映りますって。
なんでも横文字にすりゃいいってもんじゃない。

ふたつめは、「寄付へ向かう善意を、政治を動かす善意へと転換する」ことを目的としていたようだけど、ホワイトバンドは、寄付へ向かうお金がホワイトバンドへ転換しただけに見えたこと。
つまり、お金を払うという行為自体は同じであったこと。
もし本当に寄付へ向かう善意を、政治を動かす善意へと転換することを掲げるのであれば、ホワイトバンドは無料で配らなければならなかったように思う。
その代り――お金を払う代わりに、たとえばなにかこれこれの活動を行ってください、というやり方が正しかったのではないか。
たとえば、集会の参加者にホワイトバンドが配られるとかそういった感じに、活動の対価、あるいは証明としてのホワイトバンドという位置づけが正しかったように思う。

みっつめは、それで実際のところ、ホワイトバンドはどんなロビイングを行っているのか?というのが見えないところ。
「国際的に正統なNGOのロビイングですら、賄賂や陰謀と同義に描かれてしまう傾向があります」などと書かれていますが、ポイントはそこではないように思う。
そもそもホワイトバンドが叩かれたたのって、ロビイングが怪しく映ったからじゃなくて、そもそもロビイングをする気あるのか?と疑われたところだったように思います。
「日本ではロビイングにネガティブイメージがあるから伝わらなかったんだ」と思っているようなら、それは大きな勘違いです。
「具体的なロビイングをする気もないくせに、金だけ集めやがって」と思われたのではなかったか。

結局、ホワイトバンドキャンペーンは、ホワイトバンドを売ることには成功したけど、ホワイトバンドの活動の本当のところを世に知らしめることには失敗したということだろうと思う。
キャンペーンとしては、少なくとも認知度を高めたという点では大いに成功であると言えるだろうけど、でも何か根本のところで間違っていることに気づいていない感は受けますよね。
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by kude104 | 2007-09-08 23:09