世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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携帯小説の書籍化って売れてるの?

痛いニュース(ノ∀`):【携帯小説】“女子中高生携帯作家”の小説、「感動して一晩中泣いた」と同世代は絶賛…「援交・ホストネタばかりでバカバカしい」との批判も

ぼくは携帯小説を読んだことがないので想像でしかないですが、携帯小説を読む“女子中高生”たちは、たぶん、携帯小説をBBSへの投稿や友達とのメールのやり取りと同列のものとして読んでいるのではないかと思う。
だから、文章のクオリティは高いと逆に“リアル感”がなくなってしまうから低いほうがいいし、内容も教室のゴシック噂話的なものが好まれるのじゃないかな。
そうしたものは、たとえば、少女たちの交換日記など大人が真面目に読むものでないように、彼女たちの間でのみ共有される何かで成り立っているものなんだろうと思う。

その点はぼくの中で説明可能なので良しとして、それを書籍化して、果たしてそんなものが売れるのかという点はとても疑問です。
書籍化書籍化というけれど、実際、ほんとに売れてんの?
携帯小説は携帯電話上で読むから成立するものだと思うのだけど。

上の例で言えば、女子高生のメールのやり取りを書籍化するようなものだと考えればいい。
そんなものを書籍化して一般の書籍と同列に並べれば、そりゃ、「『小説』なんて言葉で呼ぶのもおこがましいほどヒドい」ものになるでしょう。
女子中高生たちと共有する何かを持たない大人が間違って買っちゃうと、そりゃ、読めたもんじゃねぇってことになる。
じゃあ、当の女子中高生たちが書籍化された携帯小説をわざわざ買うかって言うと、買わないでしょ。
彼女たちは本ではなく、もっぱら携帯で小説を読むから携帯小説が盛り上がっているんですから。
書籍化された携帯小説を読むなんてのは、感覚としては、メールをプリントアウトして読むようなもんじゃないでしょうかね。

おそらく、世間がまだ書籍化された携帯小説というものに馴染みのないうちに、「携帯小説サイトで人気の○○がついに書籍化!」という話題性で売れるうちに売ってしまおうという商売じゃないでしょうかね。
携帯小説というものを知らない人に売りつけようという。
で、読んだ人は十中八九「なんだこれ」となるから、次からは買わない。
だから、最初の一つを売りつけて終わりの商売な気がします。

べつに、携帯小説を楽しんでいる女子高生のレベルが低いとは思わない。
何度も言うように、あれは「小説」じゃなくて「メール」に分類するべき代物だろうと思うからです。
ただ、それを書籍化する出版社は、それがもし上記参照先の言うように『小説』なんて言葉で呼ぶのもおこがましいほどヒドいものであるのなら、出版社こそがレベルが低いと言われてしかるべきだと思う。
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by kude104 | 2007-08-13 23:59 |