世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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ひろゆきさんと梅田さん

扶桑社新書「2ちゃんねるはなぜ潰れないのか?」を読みました。
2ちゃんねるの秘密とかネットの世界の何かすげー話とか、そういうのはありませんでしたけど、2ちゃんねる管理人のひろゆきさんの考え方と人となりがよくわかる本ですね。
やっぱりすごい人だ。
なにか超越してる。

ひろゆきさんと「Web進化論」の梅田さんとを比較すると、梅田さんはオプティミスト、ひろゆきさんはリアリストかなーと感じました。
たぶんお二人とも現状認識という点では、さほど違いはなかろうと思います。

たとえば、沈みゆくタイタニック号にお二人が乗っているとして。
救命ボートの数を数えて何人が助かるというところの現状認識までは、お二人とも違わないでしょう。
そのあと梅田さんは、「全員は無理でも、救命ボートで助かる命がたくさんあります」「救命ボートに乗るために、○○しましょう」「救命ボートで誰を救うのがベターか考えましょう」と皆を励まし勇気づける。
一方で、ひろゆきさんは、「でも、助かるのって結局○人ですよね」と身も蓋もないことを言って終わり、みたいな。

「それ(現状認識)を踏まえた上で、どうしたいか、どうすべきか」という部分をほとんど表に出さない人だと感じました。
敢えて表に出さないのか、そういったことに端から興味がないのか、それは分かりませんけど。
でも、WANTやMUSTなしで平然といられるってのは、ひとつの資質であることは間違いないですよね。
とはいえ、聴いて面白いのは、WANTやMUST、HOWTOの話なんですよねぇ。
だって、現状認識だけじゃ、見も蓋もないもん。

本書はその身も蓋もなさっぷりが面白かったですけど。
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by kude104 | 2007-07-09 22:31 |