世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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一人の人間の情熱とテクノロジーが世界を変える

本日放送の「1億人の大質問!? 笑ってコラえて!」というTV番組のワンコーナーで紹介された雨宮清さんの生きざまに感動した。

雨宮さんは山梨日立建機という会社の社長さん。
初めはまぁ普通の、言葉はあれかもしれないけれど、地方の技術畑の社長さんだったわけですが、あるとき、商談で訪れたカンボジアで「地雷に汚染されたカンボジア」という現状を目の当たりにして、大きなショックを受けます。
「なんとかしてカンボジアから地雷をなくしたい」という思いに駆られた彼は、自らの手で地雷除去機を開発しようと決意します。
「日本の技術でできないはずがない」という信念のもと、通常業務の傍ら、こつこつと自社独自で地雷除去機の開発に取り組むのであった――という、プロジェクトXばりの物語です。

いやはやなにがすごいって、一人の人間の情熱とテクノロジーが世界を変えるという、その実例を目の当たりにする感動です。
国家レベルで予算やマンパワーを使って行ったプロジェクトというのなら分かるけど、一個人(一民間企業)が純粋な正義感、使命感からやってのけたってんだから、痛快です。
逆に言えば、こういうことは国家レベルではなく、個人レベルの強い情熱のみがなし得ることなのかも知れないという気がしますね。

「地球上から地雷をなくしたい」と思ったとき、政治の力でそれを成そうという道もあるでしょう。
政治の力は確かに強大ですが、いかんせん、発動させるまでの手続きが大変です。
どこどこに話を通して、誰々の許可を取り付けて、予算はどうの書類はどうの法律はどうのと、下手をすればちっとも話が先に進みません。
その点テクノロジーは、ときに政治の力を超えて、世の中を動かしていきます。
革新的な地雷除去機をひとつ開発すれば、それだけで、地雷撲滅の大きなパワーになる。
政治の力であれこれするのもいいけど、ここはひとつ自分の手で革新的な地雷除去機を作ってやろうじゃないかというのは、「世直し」のやりかたとして、なんと軽やかだろう。
政治に頼らなくても、個人でできることというのは思っている以上に大きいんですね。

そんなことを考えながら番組のエンディングを迎えまして、続く番組は、なにやら「有名人の別荘に泊まりたい」みたいな内容で。
いや、見てませんけど、たぶん有名人のリッチな暮らしぶりを紹介したりするんでしょうか。
つくづく人間の値打ちは、いくらお金を儲けたかではなく、なににお金を使うかで決まるものだと思いました。

ちなみに、雨宮さんの活動は地雷除去への取り組み : 日立建機に分かりやすく紹介されているようです。
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by kude104 | 2007-06-06 23:28 | テレビ