世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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しゃべれども しゃべれども

というわけで、昨日は「しゃべれども しゃべれども」を観てきました。
感想はと言うと、面白い。
でも、ストーリーが面白いとかではなく、登場人物同士の掛け合いが面白い。
そんな映画です。

内容を簡単に紹介すると、主人公はいまひとつパッとしない落語家。
そんな彼が、ある日ふとしたことから、無愛想で口下手な美人、勝気な大阪弁の少年、毒舌の元プロ野球選手の3人を相手に「話し方教室」を開くことになるのだが・・・。
といった感じ。

ストーリー的なものはね、まぁ、「惜しいなぁ」といった感じですよ。
基本的には、話し方教室を通じて主人公+3人のそれぞれが成長する物語なわけですが、成長の瞬間が突然にやってくるのが「惜しいなぁ」と。
起承転結で言えば、「転」がぬけちゃってる印象なんですよね。
そこをもっと上手く描けていたら、傑作になっただろうに残念。

ストーリーはそんな感じで「中の下」程度ですが、そこはやはり落語の映画、登場人物同士のセリフのやり取りが軽妙で洒落ていて面白い。
特に、“勝気な大阪弁の少年”が絶妙。
この映画を観て起こる笑いの8割方は、彼によるものです。
この子役の少年、説明的なセリフは多少セリフセリフして聞こえもしますが、さすがは関西人というべきか、笑いをとるセリフの喋りは絶妙やね。
ものすごいナチュラルです。
吉本新喜劇とかに出ても、即戦力として行けるよきっと。

とまぁ、面白いことは面白いのでお勧めの映画ですが、とはいえ、そんなめちゃくちゃ面白いってわけでもない。
基本的には、それこそ落語の面白さみたいなもんです。
お腹がよじれるほど爆笑するってほどでもないし、話の筋自体が殊更よく出来ているってものでもない。
でも、しゃべり方や身振り手振りで、くすくすあははと笑ってしまう。
そんな感じの映画ですね。
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by kude104 | 2007-06-02 19:06 | 映画