世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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それでもJASRACの支配からは抜け出せないのか

音楽保存サービス:ストレージ利用は著作権侵害 東京地裁-今日の話題:MSN毎日インタラクティブ

法解釈なんて、こじつけようと思ったらどうにでもなるんで、結局なんきょくJASRACには勝てねぇよという諦めムード満載の今日この頃。
むしろ、JASRACがこうしてガチガチに著作権でユーザの行動を縛ることで、脱JASRACの機運が高まるのではないかとそちらのほうに期待するのだけど、現実にはあんまりそういう動きは見られないなぁ。

インディーズにJASRACは必要なのか?にも書いたとおり、JASRAC所属のメジャー楽曲と、JASRACに所属しないインディーズ楽曲との棲み分けが起こると面白いだろうと思う。
JASRACによってガチガチに縛られたメジャー楽曲に対して、比較的ゆるやかに利用できるインディーズ楽曲という路線の打ち出しは、そう悪い戦略でもあるまい。
でも、現状ぼくの知る限りでは、インディーズって結局メジャーへの通過点としての位置づけに過ぎないんだよなぁという印象です。
それはやっぱり、インディーズビジネスでは儲からないからでしょうね。
そして、メジャービジネスを行うにはJASRACを利用しなければどうにもならないという仕組み故に、なかなかJASRAC支配から抜け出せない。

メジャーに対するインディーズ楽曲の最大のウィークポイントは、玉石混交の「石」が多すぎてなかなか「玉」に行きあたらないというところだろうと思います。
すぐれたインディーズ楽曲なんて、ユーザが自ら努力して探さないと、なかなか出会えるものではありません。
そしてそんな面倒くさいこと、だれもやらないっての。

その解決策として、ひとつにはYouTubeのようにブログで楽曲を紹介できるようにする、そしてもうひとつは着うた配信でしょうか。
そのようにして、バイラルで広がっていくような工夫がインディーズ楽曲には必要でしょう。
上で”違法”となったストレージサービスのようなものも、積極的にどんどん行うのがよろしい。

その上で、収益はライブであったりCDやグッズの販売であったり、あとは楽曲データの有料配信であったりと、そういったところから確保することになるわけですが、はたしてそれでどれだけの規模が見込めるのか。
正直、そんなに楽観的な話ではないでしょうね。

ただ、これからのビジネスというものは、コンテンツデータそのものを販売するのではなく、「便利さ」を販売する方向にシフトするのではないかという気がしています。
とくにデジタルコンテンツにおいては、否応なくそうなっていくのではないかと。
そうであれば、いずれJASRACも方針転換せざるを得なくなるだろうと思っているのですが、ただ、そうなる前に長い暗黒時代が続くのは嫌なので、インディーズが先に暗黒時代を突破して新時代を拓いてほしいなぁと思う次第です。
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by kude104 | 2007-05-27 18:17 | PC&ネット