世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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「何もしないでする後悔と、何かをしてする後悔」をギャンブルに例えれば

何もしないでする後悔と、何かをしてする後悔

ギャンブルに例えれば、何もしないでする後悔というのは、「勝負すれば自分は勝って儲かっていたのに、その機会を逃してしまった」という機会損失の後悔で、何かをしてする後悔というのは「掛け金を失った」という実損失の後悔と言えるのではないでしょうか。

そう考えると、後者のほうが実損失であるぶん、手痛いのは当然かと思います。
前者は、実際には損をしていないんだけど、「勝っていたはず」という仮定の上に、そこから翻って儲けられなかった現在をマイナス視する見方になります。
「勝っていたはず」と考えるのは、たしかに「ポジティブ」な人に多いでしょう。
そのへんを小さく見積もる人にとっては、「何もしないでいて後悔することって滅多にない」ということになるのだと思います。

とまぁこう書くと、「何かをしてする後悔」のほうが手痛いので、何もしないほうがいいのではないかと思えるかもしれませんが、それでも多くのケースで「何かをしてする後悔のほうがいい」のではないかとぼくは思います。

理由は両者の戦略が目的とするところにあります。
「何もしない」戦略というのは要するに手持ちの資金を減らさないための戦略であり、「何かをする」戦略というのは手持ちの資金を増やすための戦略だからです。
さらにいえば、「何もしない」戦略は現状維持以上の何ものも望めません。
現状が最高ならそれでいいでしょうが、より良い状況を目指すのであれば、現状維持では未来永劫たどり着けませんから。

そうはいっても、やっぱりどうしても実損失の痛さのほうが実感として怖いから、ビビってしまいますよね。
「何もしないでする後悔なんか絶対に嫌だ」と謳う歌が多いのは、だからせめて歌で鼓舞して奮い立とうってことじゃないでしょうか。
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by kude104 | 2007-05-16 22:00