硫黄島からの手紙
2007年 02月 01日
「硫黄島からの手紙」を観てきました。
映画としての感想よりもとにかく、戦場の理不尽さにただただ圧倒されました。
何度頭の中で「無茶苦茶や・・・」と呟いたことか。
多かれ少なかれ脚色はあるのだろうけど、概ねあんな感じだったんでしょうね。
なんかもう信じられんなぁ。
ほんの60年ほどしか違わないのに、当時と今と、なんだこの断絶は・・・という感じです。
「本当にこんなことがあったの? シンジラレナーイ」って感じです。
でも本当にあったんだよね。
「あなたたちが今そこで苦しみ死んでいくことも、60年後にはみんなフィクションみたいになっちゃうんですよ」と言うと、彼らはどう思うかな。
そう考えると、ちょっと切ない。
死ぬか生きるか、弾が当たるか当たらないかは、本当に『運』だ。
そこに人間の尊厳とか、まったくないですね。
サイコロ振って1が出たらセーフ、他はアウト、みたいな感じ。
ぼくは常々「自分ならどうするか」と考えるのが癖で、今回も「自分ならどうやって生き残るか」と考えながら観ていたのですが、結論は「運あるのみ」ですもん。
それ以外の答えを見つけられなかった。
なにかこう、パチンコ玉のような。
兵士はパチンコ玉で、わーっと放たれてバタバタと死んでいって、まぁ運良く当たりに入った玉だけ生き残れます、みたいな。
パチンコ玉のひとつひとつに個性があって家族があってとか、ぜんぜん知ったこっちゃないし、当たり外れとはまったく関係ない、みたいな。
それにしても、これをハリウッド映画として製作したというのは、すごいなぁ。
技術やら予算的なこともさることながら、精神的なものとして。
逆に考えれば、日本の映画界で、アメリカを主人公サイドにおいた太平洋戦争の映画が作られる、みたいなことでしょ。
無理だろ。撮れんだろ。
こんな映画が作られるところに、やはり、アメリカ映画界の懐の広さというものを感じずにはいられません。
『パールハーバー』みたいな映画ばかり作っているわけではないのだな、彼らも。
まぁとにかく、すごい映画でした。
ぼくの中では、これは「観るべき映画」でしたね。観てよかったです。
映画としての感想よりもとにかく、戦場の理不尽さにただただ圧倒されました。
何度頭の中で「無茶苦茶や・・・」と呟いたことか。
多かれ少なかれ脚色はあるのだろうけど、概ねあんな感じだったんでしょうね。
なんかもう信じられんなぁ。
ほんの60年ほどしか違わないのに、当時と今と、なんだこの断絶は・・・という感じです。
「本当にこんなことがあったの? シンジラレナーイ」って感じです。
でも本当にあったんだよね。
「あなたたちが今そこで苦しみ死んでいくことも、60年後にはみんなフィクションみたいになっちゃうんですよ」と言うと、彼らはどう思うかな。
そう考えると、ちょっと切ない。
死ぬか生きるか、弾が当たるか当たらないかは、本当に『運』だ。
そこに人間の尊厳とか、まったくないですね。
サイコロ振って1が出たらセーフ、他はアウト、みたいな感じ。
ぼくは常々「自分ならどうするか」と考えるのが癖で、今回も「自分ならどうやって生き残るか」と考えながら観ていたのですが、結論は「運あるのみ」ですもん。
それ以外の答えを見つけられなかった。
なにかこう、パチンコ玉のような。
兵士はパチンコ玉で、わーっと放たれてバタバタと死んでいって、まぁ運良く当たりに入った玉だけ生き残れます、みたいな。
パチンコ玉のひとつひとつに個性があって家族があってとか、ぜんぜん知ったこっちゃないし、当たり外れとはまったく関係ない、みたいな。
それにしても、これをハリウッド映画として製作したというのは、すごいなぁ。
技術やら予算的なこともさることながら、精神的なものとして。
逆に考えれば、日本の映画界で、アメリカを主人公サイドにおいた太平洋戦争の映画が作られる、みたいなことでしょ。
無理だろ。撮れんだろ。
こんな映画が作られるところに、やはり、アメリカ映画界の懐の広さというものを感じずにはいられません。
『パールハーバー』みたいな映画ばかり作っているわけではないのだな、彼らも。
まぁとにかく、すごい映画でした。
ぼくの中では、これは「観るべき映画」でしたね。観てよかったです。
by kude104
| 2007-02-01 23:59
| 映画