世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

「どうして勉強しなきゃいけないの?」に答える

分裂勘違い君劇場 - 子供の「どうして勉強しなきゃいけないの?」→ 勉強することの具体的で直接的で切実なメリットを説明

とりあえず、自ら進んで学ぶ『学問』と、嫌々やらされる『勉強』とを区別するとして、「どうして『勉強』しなきゃいけないの?」という質問に対するぼくの回答を述べるなら、それは「選択肢を増やすため」ではないかと思っている。

よく、「微分積分が実社会で何の役に立つ?」というけれど、たしかに、ほとんどの人にとって役には立たない。
でも、10万人に一人か100万人に一人かは、役に立つ道に進む人がいる。
微分積分を勉強するというのは、自分がその10万人に一人か100万人に一人になるかもしれないという選択肢を残すためと言えるんじゃないだろうか。
「微分積分なんて必要ない」と切り捨てた瞬間、そのひとの未来から、微分積分が必要になる選択肢が消滅する。

たしかに、今は必要ないと思えるかもしれない。
でも、10年後、20年後に必要になるかどうかなんて誰が想像できるだろう?
必要になるとは言えない。
ならないケースの方が多いだろう。
さあその万にひとつの可能性を切るか残すか、それはその人の生き方かもしれない。

可能性の低いものは切り捨てて効率良く生きるんだというのなら、こういう考えはどうだろう。
勉強していい成績をとると、進学の選択肢が増える。
進学の選択肢が増えると、就職の選択肢が増える。
就職の選択肢が増えると、ライフスタイルの選択肢が増える。
低い成績で思い通りの人生を送りたいなんてのは、はっきり言って可能性が低いので、そんな考えは切り捨てて勉強しなさいってことになる。
つまり、いずれにしても、勉強はしたほうが得ってことになる。

同じ「微分積分が必要になる道に進まない」のでも、自らの意思で選択肢を選ばないのと、自らの意思に関係なく初めから選べないのとは、けっこう大きな差だと思う。
ましてや、選択肢があることにすら気づかないのとでは。
自分はどういう生き方をしたいか。
ぼくはやっぱり、「初めから選べない」のも「あることにすら気づかない」のも嫌だなぁ。

外国語の勉強も多分そうだと思うのだけど、単語を勉強して語彙を増やせば増やすほど、表現の選択肢が増えて会話が豊かになる。
「こんな単語いつ使うんだ」「最低限使う単語だけでいい」というひとの外国語が豊かなはずがない。

とはいえ、選択肢は勉強だけで増えるわけではない。
他のことでも増える。
だから、どうしても勉強したくないっていうのなら、他のことで選択肢を増やすような生き方をすればいいのではないかと思う。
あるいは、ひとつの選択肢に1点集中する生き方もありだ。

でもたぶん、普通のというか一般的なひとの人生を想定した時に、一番効率のいい選択肢の増やし方は、やっぱり勉強することじゃないかと思う。
なので当然、天才は勉強しなくてもよい。
[PR]
by kude104 | 2007-01-23 23:59