世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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誰がJASRACを独裁者にしたのか

痛いニュース(ノ∀`):JASRACら、YouTubeトップページに日本語の警告文を載せろと要請。

いつものことながら、JASRAC、えらく嫌われてるなー。
まぁ、むべなるかなって気はしますが。

でも、じゃあ消費者たる我々は、こうしてJASRACに文句を言って、あるいは小ばかにして、それでどうやねんと思うのです。
溜飲を下げて、それで終わりか。
JASRACはたしかに時代遅れの独裁者かも知れないけど、自分たちの既得権益を守ろうと行動している点は立派だと思わないではない。
少なくとも、行動しない我々が何を言ったところで、それは外野の野次にしかならない。

JASRACがこうやって何のかんのと出張ってくるのは、著作権者がJASRACに権利処理を任せているからだろう。
じゃあ、責められるべきは著作権者たちではないのか。
彼らがJASRACのやり方を承認して権限を与えているのか、あるいは単なる怠慢で一任しているのか、いずれにしてもJASRACにそれをさせていることに対して、彼らが無関係でいいわけはない。
「JASRACが勝手にやっていることです、ぼくたちは知りません」なんてことは言ってくれるなよ、恥ずかしいから。

じゃあ、なぜ彼らは声を上げないのか?
結局、容認しているからだろう。

どうあれ彼らがJASRACに権利処理を任せるのは、そうしないと飯が食えないからだ。
メジャーレーベルに入って、プロモーションしてもらう、タイアップとってもらう。
そうしないと売れない。
生活が成り立たない。
そのためだったら、権限をJASRACに差し出すことくらい、どうということはないだろうさ。

じゃあ、なぜメジャーにならないと飯が食えないのか?
そりゃあ、我々消費者がインディーズアーティストに金を落とさないからだ。
CDも買わなければライブも行かない。
メジャーアーティストにだってそう易々と金を落とさないのに、ましてやインディーズなんかに落とすわけないじゃん。

YouTubeで映像を見て、そのアーティストに興味をもつ人もいるじゃないかと言うのなら。
それでインディーズアーティストを食わせて見せろと思うわけだ。
JASRAC傘下にないアーティストのPVやらライブ映像やらをどんどんYouTubeにアップして、それをみんなでガンガン見て、CDの売り上げぐんぐんアップ、ライブに客がわんさか来て、彼らは食えるようになりましたというサクセスストーリーを見せてくれ。

煽っているのではなくて、できることならぼくがやりたい。
なにか方法があるような気はするんですよね。
そろそろ、そういうサクセスストーリーが登場してもいい環境が整ってきていると思う。
JASRACの独裁を倒したかったら、誰かがJASRAC以外のやりかたで成功してみせるしかない。
やはり、革新的なインディーズアーティストが登場しないと駄目かな。

日本でiPod + iTMSやYouTube、果てはグーグルのような技術革新が出なかったのは、著作権ビジネスの封建体制が強すぎたせいもある。
ちがうね。
結局みんな、僕も含めて、文句を言うだけで自らは何もしないからだと思うね。
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by kude104 | 2006-12-06 22:48 | PC&ネット