世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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ハイジャックに備えた訓練

Yahoo!ニュース - 朝日放送 - <大阪>ハイジャックに備え 関空で大規模訓練

テレビのニュースで、この訓練の模様を見ました。
たしか、乗客を人質にしたハイジャック犯が、給油のために関空に緊急着陸したという想定だったと思います。
その後、警察の説得に応じて人質を解放しようと飛行機のドアを開けたところに、鎮圧部隊が機内に突入し、見事犯人を確保しました──という訓練内容だったようです。

その模様を伝えるニュースを見ながら僕が思ったのは、「やっぱり、警察の説得に応じて人質を解放しちゃだめだな」ということでした。
だって、そのタイミングを狙って鎮圧すべく訓練しているんだもん。
ハイジャック犯鎮圧マニュアルにも、「人質解放の時がチャンス」と書いてあるのでしょう。

いやまぁ、人質解放のときが鎮圧のチャンスなんてことは明々白々だといえばそうなんですけど、実際にこうして訓練しているところを見ると、「やっぱりそうなのか」と実感させられます。
で、問題は、それをニュースで大々的に報じちゃってもいいのかなぁってこと。
将来ハイジャック犯になるかもしれない人間の脳に、「人質は解放してはいけない」と刷り込むことになるのではないかと。

こういった公開訓練は、いっそデモンストレーションに徹したほうがいいのではないかと思う。
たとえば、ブルース・ウィリスみたいなものすごい超人的な特殊部隊員が、ハイジャック犯の目を盗んで、飛行機の「え、そんなところから?」という場所から内部に侵入し、見事鎮圧してしまう──みたいな。
見た人間のだれもが、「あ、こんなやつがいるんなら、ハイジャックしてもダメだ」と思ってしまう。
それを目的とした、言わばダミーの公開訓練。

もちろん、実際の鎮圧には、そんな人は出てこないです。
人質解放のタイミングで鎮圧するんですけどね。
そっちの、本当の訓練は非公開でこっそりとやるわけ。

なんであれ、本当の手の内というのは明かさないのが基本です。

あるいは、この「人質解放のタイミングで鎮圧」というのがダミーで、実際の鎮圧方法は別にあるのでしょうか。
飛行機の機内に強力な催眠ガスが仕掛けられていて、本当は、機長がボタンを押せばそれが噴き出す仕組みになっている──とかね。
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by kude104 | 2006-11-21 23:59 | 時事・社会