世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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「人形劇ギルド」は基本的にファンアイテム

昨日は映画を見た帰りに、久々にDVDを買いました。
買ったのは、BUMP OF CHICKEN の「人形劇ギルド」です。

バンプの全楽曲の作詞・作曲・ボーカルをこなす藤原基央さんが原作と脚本とそして音楽を手がけた人形劇アニメーション作品です。
「映像作品か・・・。アルバムのほうが良かったなぁ」と思いつつも、まぁ、いちおうバンプ好きだし、ちょっくら見てみるか・・・みたいな?

ただ、アマゾンレビューでの評判がやたら良すぎるのが、妙に不安を煽ります。
こういうケースは、たいていがファンによる「無条件の賞賛」なんですよね。
あれだけ一様に「感動した、泣いた」と言われると、天邪鬼なぼくとしては、「ほんとかなぁ・・・?」と斜に構えて観てしまいます。
──で、実際に観た感想としましては、上記の不安は「当たらずといえども遠からず」というのが正直なところでした。

まず、内容うんぬんは抜きにして、高い!
DVDに収められている映像時間が24分。
で、お値段2500円。
ボリューム感だけで見れば、圧倒的に高い。
「内容が素晴らしいから2500円の価値がある」と思える人もいらっしゃるでしょうけど、他の映画DVDなんかと比べると、やはりどうしたって割高感は否めません。

このボリュームでこの値段設定で広く売れるとは、おそらく販売側も思っていないでしょう。
つまり、けっきょく端からバンプファンだけをターゲットにした商品だということですね。
「バンプファンなら納得してくれるお値段です」みたいな。

でもまぁ、それは正しくて、実際問題、購入層はほぼバンプファンに限られるでしょう。
アマゾンレビューがやたらと大絶賛なのも頷けます。
バンプファンしか買わないんですから。
そういう意味では、非常にピンポイントに届けたい人に届いて、喜んでもらえているという幸せな商品だと思います。
ただ、逆にいえば、ファン以外が手を出すべきかどうかは何ともいえない。

お値段関係なく評価すれば──商品としてではなく、作品として評価すれば、なかなか良い。
そんな「めちゃくちゃ良い!」ってほどじゃないけど、「なんか良いよねー」という具合には良い。
最近けっこう涙もろいぼくですが、泣きはしなかったですね。
泣きはしないですが、でも、ちょっとしんみりする程度には感動もしました。

もしこれが無料でウェブで公開されていたなら、たぶんけっこうな人気を集めただろうと思います。
ですから、クオリティが低いとか作品としてつまらないというのではありません。
ただ、お値段がお高いなというだけで。
2500円が小銭感覚の経済力の人や、人から貰う分には、観て損はないと思います。

映像時間が24分と書きましたが、本編は十数分程度しかありません。
この作品、もともとはアルバム「ユグドラシル」の収録曲である「ギルド」という唄のPVとして企画されたものです。
しかし、企画が膨らんでPVの枠では収まりきらない(収めたくない)ということで、こうして独立した映像作品としてリリースされました。
ですから、イメージとしては「ちょっと長いミュージックビデオ」のような感じです。
物語としては、「プロローグ」が数分あって、「メインパート」で「ギルド」が1曲まるまるBGMとして流れて、「エピローグ」が数分あって終わり、といった構成になっています。

短いし、基本ミュージックビデオなんで、ふとしたときに気分転換に観ようという気軽さはありますね。
何度も観たくなる魅力も、たしかにあります。
そう、感動の物語を期待するのではなく、丁寧に作られたミュージックビデオをイメージすると外れがなくていいと思います。

──商品としてではなく作品としての感想も書こうと思っていましたが、長くなったので続きはまた明日にでも。
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by kude104 | 2006-10-02 23:17 | 映画