世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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50年も70年も、死人にはどーでもいい話です

著作権関連16団体、著作権の保護期間を「死後70年」に延長を求める共同声明

ぼくは基本的に著作権を尊重すべしというスタンスだけど、こういう話には、「バカじゃなかろうか」と思ってしまう。
ぼくが著作権を尊重するのは、作家のクリエイティビティに敬意を持っているからであって、著作権ビジネスを運用している人たちを食わせたいためではない。

「死後50年じゃ短いから、70年にして欲しい」と主張する作家本人がいったいどれだけいるのか。
自分の死後のことなんて、50年だろうが70年だろうが関係無いもの。
あの世にはお金も権利も持って行けないんですから。

50年間でも長いと思うけど、70年間って。
どの産業で、ひとつの製品が70年間も商品価値を失わずにいられようか。
それを無理やり制度で保護しようとすると、却ってその産業は駄目になってしまうでしょう。

ぼくが思うに、著作権の保護期間が短いほうが(むろん短すぎても駄目で、これは「過度に長くないほうが」という意味です)、その著作権関連団体とやらは次々に新しい“名作”を生み出す必要に迫られるので、新人や新作の発掘・開拓に力を入れるようになり、結果として創作活動が活発化するのではないかと思います。

日本が知財立国を目指すなら、知財を生み出す態勢作りこそが重要でしょう。
過去の遺産にしがみ付いて、それでどれだけ長く食えるだろうなんてことをやっている知財立国より、どんどん回転率を上げていって、「著作権の切れた作品はどんどん利用して良いですよ。うちはそれ以上に、もっといい作品を生み出しますから」という知財立国のほうが、だんぜんカッコイイ。

ま、ぶっちゃけ、50年だ70年だと言っているうちに、作家が自分の著作権を自分で管理する時代がやってくるでしょう。
そうなると著作権ビジネスも変わらざるを得ないでしょうから、こういう主張も今のうちかなって気がしますね。
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by kude104 | 2006-09-22 23:59