世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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どうやら、金は命より重いようです

消費者金融:生命保険での債権回収、1割は自殺-今日の話題:MSN毎日インタラクティブ

無い袖は振れないのに、多重債務に陥るような人々から、皆さんどうやって借金を取りたてているんだろうと不思議に思っていたのですが、やっぱり保険金で回収していたのかと納得。
テレビドラマなんかで、自殺したら保険金が下りないから他殺のように見せかけて・・・みたいな話に馴染みがあるので、どうなのだろうと思っていたのですが。

感情としてはひでぇ話だと思うけど、でも、この「消費者信用団体生命保険」というもの自体は間違っていないよなぁ。
もしこれが無かったら、借り手が死亡しても、借金はそのまま残るってことになります。
家族が死んで、借金だけが残ったなんてのは、目も当てられない。
また、金融業者の貸し倒れリスクも高くなり、その分のしわ寄せは結局借り手に来ることになります。
借り手の死亡はなにも自殺だけじゃないですから、リスク回避のために、これは無くてはならないものだと思います。

ただ、借り手が自殺すれば保険金で貸した金を回収できるとあれば、どうしたって、取りたてるほうを「払えないんなら、死んで返済しろや」という気持ちにさせてしまうよなぁと思う。
そういう考え方は人間として最低だと思うけど、でも、毎日毎日厳しいであろうノルマに突つかれながら、返す当てなどあるはずも無い多重債務者からお金を返してもらわなければならないとなったら、誰だって「死ねばいいのに」って思っちゃうよ。きっと。

「消費者信用団体生命保険」は必要だ。
でも、それがあると、厳しい取りたてを誘発する。
──となると、安全弁になるべきは保険会社ではないかと思う。

保険金目当ての殺人に対して保険金を支払ったりしないように、保険会社はきちんと調査を行って、過度な取りたてで債務者を自殺に追い込んだケースには保険金を支払わないとすればいい。
もちろん、借金のほうは帳消しで──というか、帳消しの上にさらに、業務停止命令などの罰則が与えられることになるでしょうね。

保険会社としては、業務上も道義上もこれくらいやって当然だと思うし、金融業者としても、これをやられると困りますとは口が避けても言えますまい。
金融業の悪いイメージを払拭して、社会的な地位を高めたいという思いもあるでしょうから、保険会社が「無理な取りたては行われていません」とお墨付きを与えてくれると考えれば、そう悪い話でもないでしょう。

ま、いずれにしても、借りるほうが多重債務になる前に諦めて清算するのが一番いいと思います。
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by kude104 | 2006-09-10 23:20 | 時事・社会