世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


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テレビCMがどんぶり勘定でなくなる日

トヨタが米テレビ界に一撃「印象に残らない番組はダメ」 (NBニュース):NBonline(日経ビジネス オンライン)

アメリカのテレビCM業界で、トヨタが視聴率に代わる「番組関心度」というデータを導入し始めたという話題。
「番組関心度」とは、視聴者にテレビ番組の内容やストーリーなどを質問して、番組がどのくらい視聴者の印象に残っているかを調べたものだそうです。

以前耳にした話では、トヨタが北米で販売した若者向けのあるブランド車種は、まったくテレビCMを打たずにネット上のプロモーションだけであったにもかかわらず、かなり好調な売上だったとか。
こうしたエピソードから察するに、米国トヨタの中では、テレビCM神話みたいなものが年々薄まりつつあるのでしょう。

今回の話題では「番組関心度」ということですが、どうでしょう、これからはデジタル放送で双方向サービスだなんてことを言っていますし、もしかしたら、テレビCMの効果を測るもっとシビアな仕組みが考案されるのではないか・・・なんて思ったりします。
たとえば、双方向テレビでCM中の商品情報にアクセスしてきた視聴者の数なんてデータが計測できるなら、よりダイレクトに広告効果というものが測定できるのではないでしょうか。
それをネット広告と比較すれば、テレビCMの費用対効果というものが、かなりシビアに分かります。

広告主がテレビCMの効果をより正確に知りたいと思うのは当然で、技術的な進歩と共に、より正確な測定方法が登場するでしょう。
そうなれば、テレビCMの費用対効果が白日の元に晒され、その結果はおそらく、テレビCM料金の値切りをもたらすだろうと思います。
よって、この先10年もすれば、テレビ業界はじわじわと不況になって行くのではないかと想像します。

YouTubeなんかの問題もあるし、かつて映画がテレビによって斜陽化したように、今度はテレビがネットによって斜陽化する──ことになるのかな。
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by kude104 | 2006-09-06 23:59 | テレビ