世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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王と鳥

というわけで無事に見てきました「王と鳥」
平日の朝一で見たのですが、それでも、ほぼ満席でした。

単純にエンターテインメントとしての面白さというよりは、ちょっと小洒落た感じで、ウィットに富んでいて、よく出来たアニメーションだなぁと感心する、そんな鑑賞の仕方が似合う作品です。
もちろんエンターテインメント作品として楽しめますが、でも、どことなくアート作品っぽさが漂う雰囲気です。
そのへんはやはり、日本のアニメーションとは違うねぇ。
なんかちょっと知的な感じがあります。

そして、日本のアニメーターが大いに影響を受けたというのが、素人目にも分かる気がしました。
「宮崎駿も影響を受けた」と聞かされて見たというのもあるでしょうけど、あの作品のあのシーンはここからイメージを持ってきたのかな?とたびたび思ってしまうくらい、ぼくらに馴染みのアニメーションのエッセンスを感じます。

なにしろ、イマジネーションが豊か。
美術的なデザインはもとより、物語の展開もそうだし、なによりアニメーションのさせ方──つまり、絵の動かし方が、なんというか本当に「うまいなぁ」と感心させられます。
ぼくはアニメーターじゃないけど、「そうそう、こういうふうに動かすと気持ちいんだよ!」というお手本のようなアニメーションです。
それだけで十分「価値あるものを見た」という気分にさせられます。

ただ、物語としての面白さ──感情移入度とでも言いますか、それはまぁ、期待値を下回りました。
もっとエンターテインメント性が強いかと期待していたので。
言うなればこれは、感動するより感心する映画ですね。

知的な作品やセンスのいい作品が好きな方、そしてアニメーションが好きな方には、けっこう楽しめるんじゃないかと思います。
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by kude104 | 2006-09-01 21:52 | 映画