世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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冥王星が消えて無くなったわけでなし

文科省、児童・学生に夏休み課題遅延証明書 冥王星問題で : bogusnews

「夏休みの自由研究として、2ヶ月近くにわたって太陽系のレポートを書いてきた。突然こんなことになり、イチからやりなおさなくてはいけないので困っている」というたかしくん。
冥王星が惑星でなくなると成立しないレポートって、どんなレポートだか見てみたい。

この一件、なんだか思った以上に波紋を広げているようですが、ぼくにしてみれば、「いままで惑星と呼んでいた冥王星を矮小惑星と呼ぶことにしました」というだけで、そんなに騒ぐほどのことかなぁという気がします。
冥王星自体が消滅して無くなったわけでもあるまいに。

過ちを改めむるに憚ることなかれ。
科学なんてものは、「これ、おかしいよね?」というものがあれば、どんどん改めていけばいいと思う。
そこが宗教なんかと違う、科学の強さだと思います。

ところで。
この冥王星降格が決まるその前段階で、「セレス」と「カロン」と「2003UB313」を加えて、太陽系を12惑星にしようという案が出ていましたよね。
いまから思えば、これって冥王星を外すための布石だったのではないかと思えてなりません。

12惑星になると聞いて、ほとんどの人が、「ええー!? なにそのセレスとかカロンとか。しかも、2003UB313ってそんなもん覚えられるか」みたいな感想を持ったんじゃないでしょうか。
しかも、この先まだ増える可能性があるという。
さすがに、「それはちょっと、いくらなんでも・・・」って思いましたよね。

でも、じゃあ、「この12惑星案は受け入れられません」と言うためには、この12惑星案の“惑星の定義”を否定しなければならない。
で、これを否定すると、冥王星が惑星でなくなるという寸法です。

冥王星を惑星とするなら、12惑星案になってしまう。
でも12惑星案はさすがにちょっと無茶だ。
・・・しょうがない、冥王星を惑星から外すか。
12惑星になるより8惑星のほうがまだしっくり来るし、定義的にもすっきりするし。
うん、そうしよう!
考えてみれば、もともと冥王星を惑星とするほうが無理があったんだよ。
ははは! スッキリ!

──みたいな。
A案を採択させるのに、A案の裏返しとなるB案を提示し、B案を否定させることでA案を採択させるという、実に高度な戦略とみた。
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by kude104 | 2006-08-25 23:08 | 時事・社会