世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

立てよ、クリエイター!

音楽配信メモ YouTubeコラムをNIKKEI NETに寄稿して思ったことなど

あえて、ものすごく乱暴に断言してしまうけど、一次クリエイターにとっての幸せというのは「多くの人に創ったものを見てもらう」ということに尽きる。だから、別にそれがYouTubeだろうが、対価の発生しない“違法”なファイル交換ソフトだろうが、ブログへのコピペだろうが、図書館で無料で貸し出されようが、人格権(というか氏名表示権かな)が守られている限りは「基本的に」大歓迎だよ、ってのが多くのクリエイターの当然の意識だと思うのだ。
あえて、ものすごく乱暴に断言してしまえば、「大歓迎だよ」とのん気に言えるのは「1→10」で金儲けしたい既得権益の連中がせっせと金儲けをして一次クリエイターに金を送ってくれるからだと思う。

だって、それならCDなど販売せず、ネットでただで配布すればいいじゃないかって話です。
一方では「二次」の連中にCD売らせてそこから取り分貰っておいて、他方ではそういう連中を悪し様に言う一次クリエイターなるものがもし居るとすれば、それは二枚舌もいいところだと思う。

とまぁ、これはあくまでも極論で、実際はバランスの問題だと思うんですけどね。
でも、常々思うのは、たとえば、ネットで音楽データを配信して、ネット通販でCD売って、コピーはどんどんして下さい、ひとりでも多くの人に聞いてもらえると幸せですってことをやれるクリエイターがいったいどれだけ居るのだろうかってことです。

もちろん居なくは無いけど、その大半は趣味でやっている(つまり、これで食えなくても構わない)人や、メジャーデビューのお声が掛かれば喜んでそっちに行っちゃう(つまり、プロモーション的にやっている)人なんじゃないかと思う。
プロで、本気でネットで生きて行こうとしているクリエイターがどれくらい居るのか知りたい。
そして、それがどれくらい成功しているのか知りたい。

そうじゃないクリエイターが、つまり、「二次」の連中からお金を貰ってメシ食っているクリエイターが「コピーは大歓迎だよ」って言っても、ぼくはそれを信じない。

だからこそ、クリエイターにはどんどんネットに進出して欲しい。
「二次」に所属して、彼らに既存の著作権ビジネスを続けさせるのではなく、自分たちがイニシアチブを持って新たなビジネスを切り拓いて欲しい。
その上で「コピーは大歓迎だよ」と言ってくれたら最高です。

状況は整った。
あとはクリエイターが挑むだけですよ。
[PR]
by kude104 | 2006-07-23 22:28 | PC&ネット