世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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イスラエルのレバノン侵攻はどうなる?

Yahoo!ニュース - 中東情勢

極東では北朝鮮のミサイル実験が危機感を煽っておりますが、中東では実験どころか、すでに実戦ですよ。
実質的に戦争勃発と言っていい状況ではないかと思うのですが、そのわりには、日本ではあまりそんな空気で報じられていないように思います。
遠くの火事より近くの小火──みたいな感じでしょうか。

まぁ、おそらくは、レバノン対イスラエルといった国と国との戦いではなく、ヒズボラという“テロ組織”対イスラエル軍の戦いなので、「戦争じゃないっすよ」ってことなんでしょう。
それと、中東だけに「またか」という感じもなきにしも有らずで、そのせいであまり「とんでもない事態が発生した!」という危機感を感じさせませんよね。

でもこれ、ちょっと「終わり方」が見えない戦いなのではないかという気がして心配です。

戦争というのは、始め方より終わり方のほうが何千倍も重要で難しいものです。
ですから、戦争を始めるときには、何が勝利条件でどうすればそれを満たすことができ、どのタイミングでどのように戦争を終えるかを、十分考えなければなりません。
それが見えない戦いは、決して始めてはダメです。

そう考えると、今回の戦争の「終わり方」がまるで見えません。

イスラエル軍は、今回の勝利条件を「拉致された兵士の開放」としています。
では、この軍事攻撃を受けて、ヒズボラが兵士を解放する可能性がどれくらいあるだろうと考えると、残念ながらゼロでしょう。
「イスラエルの攻撃に屈して人質を解放した」なんてことは、ヒズボラには絶対にできない。
じゃあイスラエルはどうやって戦争に“勝利”し、終わらせるつもりなのか。

やはり、ヒズボラを壊滅させるところまで突き進むつもりでしょうか。
ただ、それをするには、まず国際的な支持を集めてから軍事行動を起こすという手順を踏まなければ、なかなか難しいのではないかと思います。
それでも電撃的に壊滅させられたらまだいいですが、泥沼化すると収拾は絶望的になりそうです。

ぼくがイスラエルなら、ちょっとこの賭けには乗れないですね。
おそらく、かなりの長期戦、消耗戦を覚悟しなければならないでしょう。
そして、たくさんの市民が犠牲になるんだね。
なんというか、しみじみ業が深いなぁと思います。

中東問題でいつも思うのは、日本は島国で良かったなぁってことです。
たとえば、竹島を巡る問題にしても、竹島を挟んでお互いが陸続きだったら、かなり厄介なことになるだろうなぁと思うわけで。
あるいは北朝鮮が陸続きの隣国だったら、とかね。
極東が中東のようにならないためにも、外交はきちんとやらなアカンなぁと思います。
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by kude104 | 2006-07-16 23:59 | 時事・社会