世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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日銀総裁の村上ファンド投資について

民主、首相の任命責任追及・日銀総裁の村上ファンド投資(NIKKEI NET)

また野党が政争の道具にして。
べつに日銀総裁といえども、個人が自分の金をどうしようとイイじゃないか。
今回はたまたま村上ファンドが残念なことになったわけだけれども、それをもって「そのようなファンドに投資していたのは問題だ」というのは言いがかりにもほどがある。
それじゃあ、問題を起こした会社の株主にも責任があるというようなものじゃないかね。
日銀総裁の立場を利用してどうこうしたというのなら問題だと思うけど。

それでもまぁ、福井総裁の責任をうんぬんというところまでなら、まだ分かる。
でも、首相の任命責任を問うというのは理解できん。
任命した時点では何も問題はなかったわけですよね。
後になって問題が発生したからといって、遡って罪を問うというのはおかしいんじゃないの?
任命時にそこまで見抜けというのは無茶でしょう。

──と、初めは思っていたわけですが、「債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら :改めて福井総裁へ」を読んで考えを改めました。

なるほど。
仮にも世界第2位の経済規模を持つ国の中央銀行の総裁が、村上ファンドに出資していたということは、ひじょーに恥ずかしいことと考えるべきなのですね。

まともな投資家なら村上ファンドに投資などしないという話は、投資家さんの中からもちらほらと聞かれます。
まぁ、多少結果論的な部分はあるにせよ、「君子危うきに近寄らず」的なところはあったでしょう。
それを投資しちゃった福井総裁の投資家としてのセンスは、一流とは呼べないだろうなぁ。
そんな人が日銀総裁をやっていていいの?という疑問は当然わく。

そして、村上ファンドがどうこうというのではなく、そもそも、日銀総裁という立場にあって投資行為を行っていたという意識の甘さ。
投資したのは総裁になる前という話ですが、就任するときにその辺きちんと整理しなかったのは、意識の甘さを如実に物語っている。
総裁に必要とされるモラル、職業意識に乏しいと判断せざるを得ない。

つまり、司直の手にかかるようなファンドに投資していたことが問題なのではなく、日銀総裁としてのセンスとモラルの欠如が問題なのだと。
それはたぶん、任命時にある程度分かりそうなものだという気がします。
その人物にセンスとモラルがあるかどうかは、ある程度情報を集めれば分かる気がします。
その点に関して首相の責任を問うというのは、なるほど、納得できる。

ただ、情報を集めて検討した結果、福井さんが(これでも)一番ましだったからという場合は、任命責任を問うわけにもいくまいて。
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by kude104 | 2006-06-14 23:59 | 時事・社会