世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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物言う株主ではなく、物言うファンドだったということだ

今回の村上ファンドの事件について、ぼくなりに思ったところを少々。
村上氏のやり方には功罪両面あって、100%悪だとは思わないけど、でも、ああいうやり方が好きか嫌いかと訊かれたら嫌いだな。
むろん、やっかみの気持ちも多少あります。
でも、それを差し引いても嫌いですねぇ。

物言う株主としての主張は、たぶん正論なんだろうと思いますが、村上ファンドは株を長期ホールドしないですよね。
短期で売り抜けて利ざやを稼ぐやり方です。
なので、「企業価値を高めてくれ」と彼が主張するのは、長期的な展望で言っているのではなく、目先の株価を上げて売り抜けるためじゃないの?という気がしてしまいます。

ファンドというのはそう言うものだ、短期の利ざやで稼ぐものだというのは分かります。
ですから、村上ファンドが物言わぬ株主として、粛々とファンドとしての行動をしている分には反感はさほどなかっただろうと思います。
「正論ぶって、その実単なるパフォーマンス」という部分に反感を覚えるわけです。

村上ファンドが本当にその会社の将来に投資して、一年あるいは五年十年と株を持ち続けますよという中で、あの物言う株主ぶりなら立派だと思いますけど。
村上氏が本当に物言う株主でありたかったのなら、ベンチャーキャピタルのような在り方が良かったんじゃないかなぁ。

お金儲けは悪いことではないけど、そのお金が誰を幸せにして集めたものかというところが問われているのだろうと思います。
村上ファンドの集めたお金の大半は、個人投資家から巻き上げたお金だもんね。
それで社会的に俺を認めろといっても、なかなか認められないでしょう。
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by kude104 | 2006-06-07 23:00 | 時事・社会