世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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新書

ネット上ではかなり以前に話題になっていて、いまさら感がありますが、先日ようやく噂の「グーグル Google」と「ウェブ進化論」を読み終えました。
いやあ、噂通り面白かった。

その感想をこれからまた何日かかけて書きたいと思っているのですが、その前に、今回はちょこっと新書というものについて感じたことを書いておきたいと思います。

世間じゃ新書ブームだなんて言われていますが、ぼくはもっぱら小説派だったものですから、新書のほうはとんと興味が無くて。
今回この二冊を手に取ったのは、ネットでちょっとしたブームになっていたことと、本の内容が自分の関心分野であったためです。
事実、新書を読むのは大学生のとき以来です。

とまぁそんなふうに、実に久方ぶりに新書を読んでみてまず驚いたのは、めちゃくちゃ読みやすくなっているってことです。
もちろん、この二冊で新書全体について語るのは乱暴ですが、少なくともこの二冊で、ぼくの中にあった「新書って小難しくて退屈な読み物」というイメージは払拭されました。

なるほど、これは新書ブームと言われるのも分かる気がする。

値段的にもだいたい700円程度で、非常にお値打ち感があります。
おそらく、一文字当たりの値段に換算すれば小説のほうが安いんでしょうけど、新書には、「この内容でこのお値段は安い」という気にさせるものがありますね。
読むとなんだか賢くなったような気がするというか、知的好奇心を刺激されるというか。

人間、勉強は嫌いだけど、自分をより高めたい欲求ってものがあります。
成長したい願望というか。
自己投資なんて言葉も、そういう気持ちの現われでしょう。
新書は、それをうまくくすぐってくれる。
しかもたった700円で。

昔の新書だってそのへんは同じですが、如何せん読みづらかった。
なんか、大学の先生が論文調で書いた読み物といったイメージです。
難しい、読みにくい、面白くないなどなど、結局読めなかったというのでは、いくらテーマが面白くても知的満足感は満たされません。
読んでもらえなければ、本も単なる紙と文字ってな感じです。

この新書ブームとは、「いかに読んでもらうか」というところに力点を入れた結果だろうと思います。
そこを素直に評価したい。
背景には、「本が売れない」時代の到来というものも、おそらくあるでしょうね。

読みやすく、読んで面白い新書というのは、小説よりも面白いかもしれない。
これからは、ちょっと面白そうな新書を探して読んでみようと思っています。
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by kude104 | 2006-05-22 23:59 |