世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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「ソフトがタダになる時代」について その2

昨日の話の続き。
前回は、コンテンツビジネスが物販からサービス業に転換すると書きました。
なぜそうなるかという理由として、コンテンツデータをPCにダウンロードして利用するのではなく、Web上で直接利用するようになるからだと述べたわけですが、では、そもそもなぜこうしたWeb化が進むのでしょう。

ひとつには、利用者にとってそのほうが楽だからです。
たとえば、「Webページ」というコンテンツを考えてみれば分かりやすい。
これをいちいちPCにダウンロードして閲覧するのと、ブラウザ上で直接閲覧するのと、どちらが楽かなんて考えるまでも有りません。

もちろん、ダウンロードしたほうが楽に利用できるケースもある。
たとえばマシンパワーを必要とするアプリケーションなどは、おいそれとWeb化はしないでしょう。
でも、それ以外のWeb化できるものは、どうあれ時間の問題ですべてWeb化していくだろうと思います。

なぜなら、一方のコンテンツ配信者が「ダウンロードしてご利用下さい」というスタイルで、他方が「ブラウザでご利用頂けます」というスタイルのとき、どちらにより多くの人が集まるか。
コンテンツの魅力が同程度なら、おそらく後者でしょう。
Web上で気軽に利用できることで、ネット上の口コミにも乗りやすくなるし。
YouTubeがシェアを伸ばしているのも、そこで見つけたおもしろコンテンツをブログで気軽に紹介できることが大きいと思う。

こうしたコンテンツWeb化の恩恵を最大限に活かせるのは、新規参入組です。
すでに勢力図が固まった市場に参入するには、新たなルールを持ち込んで既存のルールを壊すしかない。
それがコンテンツのWeb化です。
彼らは既存の収益構造にまるで依存していないので、平気で壊せる。
そうしてひとたびWeb化がもたらされ、利用者の支持を集めれば、他者も否応無くWeb化せざるを得なくなる。

Web化すなわちWebサービスとなると、「プレミアム会員」といった有料化はあるにせよ、基本的に無料というのがすでに常識となっています。
コンテンツのWeb化とは、コンテンツをタダにすることとほぼイコールと考えなければならない。

これが「ソフトがタダになる時代」へと向かう一方の流れです。
もう一方の流れがいわゆる“違法コピー問題”ですが、それについてはまた次回。
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by kude104 | 2006-05-06 21:44 | PC&ネット