世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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小さなお子さん大喜び「アイスエイジ2」

先日は、あまりにもあっさりとチケットが取れたものだから、立て続けに「アイスエイジ2」も見てきました。
こちらは、良くも悪くも手堅いホームムービーといった印象でした。

ストーリー的には、やはり前作のほうが面白い。
前作は、マニーとシドとディエゴの関係性が、他人or敵から仲間へと変化する物語でした。
「ドラマ性は登場人物たちの関係性の変化から生まれる。また、二者間より三者間のほうがドラマ性が増す」というドラマ作りの基本をきれいにきっちり押さえた作りと言えるでしょう。

加えて、「人間の赤ちゃんを親に届ける」という旅の目的設定も上手い。
観客の共感を得やすい目的ですよね。
ドラマ的にも、この赤ちゃんがディエゴが仲間を裏切って奪うべき宝物としての位置付けになっているし、「マニーの家族は人間に殺された」という設定と合わせてドラマをより深いものにしている。
また、単純に赤ちゃんの可愛さで観客を引き付けられるし、マニーたちが赤ちゃんに振りまわされるというシチュエーションも面白い。

と、これだけ上手く作られていた前作と比べると、やはりどうしても、今作は劣る感が否めない。

まず、今回の旅の目的は、「氷河が溶けてここは水没するから安全なところへ逃げよう」というもので、前作の目的と比べると面白味に欠ける。
次に、登場人物たちの関係性ですが、マニー・シド・ディエゴの三匹はすでに関係性が出来上がっちゃってますから、ここではドラマ性が発生しません。
そこで今回は、エリーというメスマンモスを登場させて、「マニーと恋仲になるかどうなるか」というところでドラマを作り出しています。
が、これも前作の関係性のドラマと比べると面白味に欠けます。

誤解の無いようにいっておくと、べつにつまらないわけではありません。
良くも悪くも、「普通に面白い」ということです。
それこそ、家族で見るなら安心してお勧めできます。

実際、家族連れが多かったですが、見ている子供がキャッキャキャッキャと喜んでいて、実に微笑ましかったです。
前作をご覧になった方はご記憶でしょうが、あのどんぐりを執拗に追いかけるリスみたいなやつ。
あいつがストーリーと関係無いところで大活躍ですよ。
出てくるたびに、場内の笑いを持って行く。
あいつを見ていると、観客を楽しませるのによく練られたドラマ性など必要ない、コミカルな動きさえあれば良いという気になります。
「アイスエイジ2」の面白さの半分はあいつで出来てます。
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by kude104 | 2006-05-04 23:59 | 映画