世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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「いま、会いにゆきます」で一番印象的だったシーン

昨日見た「いま、会いにゆきます」で、一番印象に残ったのは、秋穂澪(竹内結子)が秋穂巧(中村獅童)の職場の同僚永瀬みどり(市川実日子)を喫茶店に呼び出すシーンです。
このシーンを永瀬みどり視点で見ると、すごいインパクトある。

まず、いきなり死人に呼び出される。
で、「私が居なくなったあと、ダンナと息子を頼みます」とお願いされる。
永瀬みどりとしては、そりゃ秋穂巧に好意を持っているわけだけど、いきなり頼みますと言われても困る。
だって私たち、まだ付き合ってもいないのに──。
と思ったところで、はたと気がつく。
目の前の女性は、死人とは言え、秋穂巧の妻だ。
妻がダンナを頼みますと言ってきている。
ここで、「あなたのダンナを頂きます」と言えるのか?
言っても良いのか?

などと困惑していると、今度はいきなり相手が泣き出すわけですよ。
「ダメ、やっぱり私、巧を誰かに取られるのなんてイヤ!」てな具合に。
永瀬みどりとしては、えぇぇぇぇぇ!!??ってなもんです。
お前が言い出したんやん!みたいな。

いきなり呼び出されて、いきなり「ダンナをもらってくれ」と言われて、返す刀で「やっぱりダメ!」って泣かれてみなさい。
しかも、死人に。
これはもう、「大丈夫です。あなたのダンナはあなた以外愛せませんから」と言う他ない。
そうしたら、相手は「ありがとう」とか言ってやんの。
なんだこれ?
これじゃあ、私はまるで、あなたを慰めるために呼び出されたみたいじゃない。

と、このシーンはこれで終わるのですが、秋穂澪と分かれたあと、永瀬みどりはハッと気がついたに違いない。
あ!
なんだかんだで私、秋穂巧のことを諦めさせられている!
あの女、見かけに寄らず、できる!!
──みたいな。

テレビを見ていて、秋穂澪が「やっぱりイヤ!」と泣き出した瞬間、「これが作戦だったら、この女すげぇ!!」と思ってしまいました。
自分が居なくなったあと、永瀬みどりが秋穂巧に接近しないように先手を打って封じたのではないかと。
喫茶店を出たあと、ニヤッとわらう秋穂澪の顔まで目に浮かんだもん。

こんなぼくにも純愛ブームは訪れるでしょうか。
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by kude104 | 2006-04-17 22:07 | 映画