世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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解雇しやすくしたほうが、雇用は促進される

Yahoo!ニュース - 西日本新聞 - デモ圧力 改革頓挫 仏が若者雇用策撤廃 学生・労組側は勝利宣言

昨日のNHKクローズアップ現代だったかでこの話題を取り上げていて、ちょっと興味を引かれました。
というのも、ぼくも以前からこの雇用政策と同じようなことを思っていたからです。
解雇しやすくしたほうが、雇用が促進されるのではないかと。

雇用や就職の際の考え方として、一般的には「能力に見合った職に就く」と考えがちだけど、実際は逆なのではないかと思う。
まず職に就くことで、職に見合った能力が養われるのではないかと。
もちろん、根っ子の部分に適性の有無といったことはあるだろうけど、それにしたって、適正が有るか無いかは実際にやってみなければ分からない。

だから、本当は気軽に試してみて、駄目だったら次・・・とできたほうが、いいと思うのです。

「一度雇ったら、おいそれと解雇できません」となると、雇うほうは当然慎重になります。
また、働くほうだって会社選びを失敗できません。
働いてみて、「ああ、この会社じゃなかったな」と思っても、辞めて別の会社に再就職するなんて簡単には行きませんから。
雇うほうも慎重、雇われるほうも慎重では、雇用が流動しなくなるのも無理からぬことでしょう。

さすがに「理由を説明せずに解雇できる」というのは反発を招くのも当然だと思いますが、そのへんもうちょっと労働者側が納得できるラインでまとめられなかったのかな。

勝利宣言と言っても、けっきょくこれで失業問題に打つ手が無くなって、フランスはこの先いったいどうなっちゃうんだろう・・・みたいな気持ちになりますね。
手術を拒んだために、ガンの進行が止められなくなった、みたいな。

いやまぁもちろん、この政策が正しかったとも100%言い切れないので、撤回に追い込んだことは「勝利」なのかもしれないけど。
でも、対案のない反対ってのは、勝利した後に「振り出しに戻る」って感じの徒労感が漂いますよね。
この先、学生たちが「対案」を出してきたら、「さすが、市民革命の国フランス」と思うんだけどな。

あと、フランスの労働者の待遇、日本人からすればすげぇ羨ましい。
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by kude104 | 2006-04-13 23:59 | 時事・社会